夏合宿2018 群馬の旅(後編)

合宿2日目の8月5日(日)

昨日はあれだけ遊んだのに、早朝の吾妻線の列車を見に起きだした子もいて、その鉄道への愛情には頭が下がります。

もうすぐ電車来るよ!

みんなで朝食後は部屋の整理。そして荷物をまとめてロビーに集まります。

朝ごはん

ここで昨日から気になっていた、班ごとの人数確認と隊列の作り方を宿の広場を借りて訓練。あまりがちがちにするつもりはないのですが、ある程度人数があると一定の規律も必要なのかもしれません。

宿の前で記念撮影

宿を後にし、予定通りの電車に乗車します。午前中吾妻線の終点大前まで行く電車はこれが最後ということもあり、また青春18きっぷの期間ということもあって、車内には鉄道ファンの人もかなり乗っています。ここで先頭車に乗ったのですが、トイレがあるのは一番後ろの車両。子ども達が変わるがわるトイレに行くので、車両間のドアを開けたり閉めたりがはなはだしく。次回からはトイレのある車両かそばの車両に乗るべきだと強く思いました。

吾妻線車内

吾妻線は途中でダム(一時期話題になった八ッ場ダム)建設の関係で、途中から線路がつけ変わったところがあります。この部分は橋、トンネルとも高規格で乗り心地も素晴らしいのです。上級生は知っている子もいるので、下の子に教えてあげていたりしています。違う年代が一緒に活動するメリットですね。

終点の大前で折り返します。30年以上前に来た時とそんなに風景は変わらないはずなのですが、自分の記憶とは随分違っていました。帰りは同じ線を引き返します。山の中の路線なのでさぞかし絶景が!と思いがちですが、比較的谷の幅が広いためか、のんびりした風景が多い線に感じます。

大前駅での記念撮影

宿泊していた宿の横を再度かすめて、新前橋へ。そしてここでもきわどい乗り換えで両毛線に乗り換え。さらに前橋駅では、4分で駅前のバスに乗り換えるという離れ業をやってのけます。
このあたりは団体行動になれてきた子ども達&朝の訓練のたまものといえましょう。

前橋駅から中央前橋までのシャトルバスはアンティークな外装のバス。乗車時間が短くてちょっと残念でした。終点の中央前橋で記念撮影をしようとすると、バスの運転士さんがわざわ降りてきて、シャッターを押してくれました。ありがたいことです。

かっこいいシャトルバス

中央前橋からは、今日のメインイベント、上毛電鉄線に乗車します。駅は3線式の立派なターミナルで、駅舎もガラス張りのモダンなもの。ちなみにこの横に上毛電鉄の本社が入っているそうです。

中央前橋駅で バスの運転士の方に撮っていただいた一枚

車両は旧京王井の頭線の3000系を2両編成に改造したもので700系となっています。全部で8編成在籍しているようです。私達の乗車した編成で車内は俳句の短冊がたくさん下がっていました。

上毛電鉄

驚いたのが、自転車が普通に電車内に持ち込まれていること。サイクリングの輪行などではなく、普通のママチャリがそのまま電車の中に存在しています。でも考えたらこれは便利でしょうね。家から駅まで自転車で行って、電車に一緒に自転車を載せて、着いたら例えば学校まで自転車で行けば、駅前駐輪場はいらないわけで。ヨーロッパでもドイツなんかはやはり自転車が乗っていたのを思い出しました。

上毛電鉄車内で

大胡には30分弱で到着。駅そばの大胡車庫に移動します。もうお昼の1時を回っているので、あらかじめ用意をお願いしていた「車庫弁」を冷房を入れていただいた車内でいただきます。これがまたおいしいお弁当で驚きます。この車庫でのイベントがないと作ってくれないようなので、貴重ですね。

電車の中でお弁当

お昼の後はいよいよ車庫内の見学です。係の人の引率で車庫の中を見て回ります。水族館の中のような電車や、東急で昔使っていた電気機関車、さらにはこの上毛電鉄が昭和3年の開業時に新製したデハ101などを見ていきます。特にデハ101の車内は昔の状態に近いようにリニューアルされていて、本当に趣があります。

水族館電車
上毛電鉄101

電車の下回りも、いわゆる台車にブレーキシリンダーが着いているのではなく、車体にブレーキシリンダーがあり、それをロッドで伝える形態になっているなど、昭和初期の電車で一般的だった仕組みが分かって勉強になります。

車庫の中を見学

車庫内では他の団体が電車の運転体験をしていました。子ども達はさすがにやりたかったようですが、お金もかかるのでまた次の機会にしましょうとなんとかなだめた次第。上毛電鉄はいろいろな工夫で楽しませてくれています。

楽しい時間はあっという間で、時間に合わせて車庫を後にします。ここで痛恨のミス。
集合写真を撮ろうと言っていたのに、完全に忘れてました。ですので、大胡車庫での集合写真はありません。(>_<)

再び上毛電鉄に乗車し、終点の西桐生を目指します。途中赤城では東武線に接続。特急の「りょうもう」号とも少し並走しました。この辺りは東武鉄道のエリア。上毛電鉄も東武鉄道の系列会社でしたね。

西桐生駅で

西桐生に到着。レトロな駅舎を見る間もなく駅前の道をJR桐生駅に向かいます。ちょうど桐生はお祭りの日で、前日にはブルーインパルスも飛来したと新聞にでていましたから、かなり大規模なお祭りのようです。ちょっとお祭りに寄りたい気持ちを抑えて桐生駅に到着。ここで1名離脱し、一行は両毛線を小山へ。両毛線は関東平野の縁を縫うように走るため、左側には山が、右側は平地という景色が続きます。東武佐野線、東武日光線と絡みながら、小山に向かいます。

211系で小山に向かいます

小山駅での乗り換え時間が短いため、少し焦りましたがなんとか乗車。この小山でも数人離脱します。さすがの子ども達も疲れて寝るかと思いきや、みんなでクイズをやったり、鉄話に花を咲かせたりと元気です。終点の横浜までこれ一本というのはさすがに楽でした。

あまり疲れていない子ども達

2時間ほど乗車し無事に横浜に到着。迎えに来ていた保護者の方に子ども達を引き渡し終了となりました。今回は暑い中の活動でしたが、大きなトラブルなく終了できました。これはスタッフに加え、保護者の方のサポートがあってのことでした。みなさまありがとうございました。

今年宿探しで大変苦労しましたので、来年こそは早めに合宿の準備をしたいと思います。と、去年も言っていたな~と今思いだしました。  おわり

夏合宿2018 群馬の旅(前編)

2018年8月4日、鉄道子ども会2回目の夏合宿がスタートしました。前回は茨城の私鉄をめぐる旅でしたが、今回は北関東、群馬県の鉄道をめぐります。

集合場所は今回も横浜駅北通路北改札前です。今回は保護者を含めて30名もの団体になるのですが、東京の北部からの参加メンバーは途中の大宮あたりから合流してくるため、横浜ではそこまで膨れません。

時間通りに全員がそろい、各班ごとに班長が人数確認をします。最初はぎこちなかった班行動も徐々に板についてきました。これだけの人数になると、どうしても小集団での動きが必要になってくる場合があります。今は3班ですが、来年度は考えないといけないかもしれませんね。

集合場所で、毎回の旅行会で「旅のしおり」が配布されました。これは保護者の方がボランティアで作っていただいているもので、いつも素晴らしい出来栄えに驚きます。このしおりの一番のミソは、「乗換時間」が書いてあることです。「次の駅で4分で乗換」などが一発で分かり、私も旅行中何度も使っています。

さて、見送りの保護者への挨拶もほどほどに、改札を抜けて東海道線のホームに向かいます。土曜日ですが、結構乗車する人も多く、また今回乗る電車が高崎線内で快速になることもあり、長距離利用の旅客が多いのです。15両編成ですが、前の5両は籠原で切り離しになるため、前から7両目に班ごとに乗車位置を分散させて乗車します。

途中川崎からも乗車が多く、車内がなんとか空きだしたのは大宮あたりから。ほとんどの子どもは高崎まで立ち通しでしたが、最近は体力のある子も多くて根を上げるこはほとんどいませんでした。一部冷房のせいでお腹が痛くなった子と、寝不足で不調の子がでて、少し心配しましたがなんとか持ち直しました。楽しい行事で興奮&朝が早いので、特に午前中不調になる子がたまにいます。

立ってます

途中の東京、大宮などから途中集合の子が集まってきます。高崎で最終の合流を受けて乗り換え、ここからは信越線になります。

信越線は長野新幹線開業前までは、長野に行くにはこの信越線が大動脈で、L特急「あさま」が上野ー長野間などを一日最大20往復もしていて、これから乗る高崎、横川間は大変な賑わいでした。平成9年の長野新幹線開業に合わせて、急こう配区間の横川ー軽井沢間は廃止され、高崎から横川までの区間は盲腸線になったのです。

信越線は着席で

信越線は、211系。東海道線で活躍していたこの車両が、今では信越線、両毛線、上越線、吾妻線などの高崎近辺のローカル運用で活躍しています。編成はおおむね、クモハ+モハ+サハ+クハの4両です。さすがに電車は空いていて、子ども会のメンバーも着席します。混んでいる車両では原則座らないのが鉄道子ども会の流儀ですが、空いているところは各自自由です。

盲腸線となったとはいえ、線路は複線を維持しており、架線もしっかりしたものです。もう一度「あさま」を走らせようといったら、横川まではなんの問題もなくできそうです。途中からあまり横浜では見られないような山があらわれてくると間もなく終点の横川です。

横川駅での記念撮影

お目当ての「碓氷峠鉄道文化村」は、横川駅から歩いてすぐにあります。関東の駅100選に選ばれた駅舎の前で記念撮影をしてから移動。横川は標高380mくらいなので、少しは下界よりは涼しいはずなのですが、あまり感じられず。

関東の駅100選の横川駅前で

入園してすぐに、EF63がお出迎え。この機関車こそこの横川ー軽井沢間の急こう配区間のためのもので、189系などと協調運転することでこの碓氷峠をこえていたのです。
その右には昔のラックレールが展示してあります。

いったん上の広場にある休憩所を兼ねたお座敷列車に移動します。荷物を置いて、各班ごとに見学開始です。しかしここで二つの誤算が。

一つは、このお座敷車両ですが、当初の案内では冷房が効いているという話だったのですが、その冷房が一部故障していて、あまり温度が外と変わらない感じでまいったな~。二つ目は、これも下見の時に「峠の釜めし」の売店が園内にあり、夏休みはやっているということだったのが、なんと休業していて、峠の釜めしが買えない!なかなか世の中うまくは行きません。ちと下見が甘かったかな。反省反省。

見学中!暑いです

まず、保護者の方と手配して、周辺で峠の釜めしが買えないか確認。本社に電話すると、人員不足で鉄道文化村の売店は営業していないとのこと。近くのドライブインならあるかもということで、そちらに電話するも、これまた人手不足で配達できないということに。

最後に、先ほどの横川駅そばのお店に伺って、直接交渉することに。駅すぐ前(駅の改札横ではなく、駅前に釜めしを食べられるお店がある)のお店で交渉すると、30個大丈夫という。しかし車では持っていけないので、台車を貸してもらうことに。ここのお店のおばさんが神様に見えました~。台車でガタゴトと峠の釜めしを鉄道文化村まで運びました。入口の改札にいた係の人も苦笑しながら見ていました。

お弁当の手配がついた頃には、お昼の時間に。なかなかいいところがないので、お座敷列車の中で食事をすることに。でもみんなでお座敷列車で釜めしなんて風情がありますよね。そしてなんといっても、この釜めし、おいしいんです。みんな楽しそうに完食。容器を持って帰る子もいる一方で、どうするか迷っている子も。

お弁当タイム!
お弁当タイム2

食事後に、再度班ごとに分かれて見学します。鉄道資料館の中は、昔のアプト式からの歴史が紐解かれていて、なかなか見ごたえがあります。昔は逆走なんかもあったようです。厳しい難所だったのですね。蒸気式のアプトから、電気式のアプト、そして蜜着式へと進化していく様は、技術史的にも面白いですね。30年以上前に箱根登山鉄道の入生田車庫に伺ったときも、急こう配線区の苦労は普通のものではないと知りましたが、輸送力の大きな碓氷峠ではさらに厳しいこともあるのではないかと思いました。

子供たちは、広場にある手押しトロッコに夢中。班ごとにトロッコを漕いでタイムを競ったりしています。あんまりやると手が痛くなるよ~。

手押しトロッコ

時間通りに碓氷峠鉄道文化村を後にし、ふたたび横川から211系に。高崎で乗り換えで、一人都合で日帰りの子と別れます。

EF63の前で記念撮影

新前橋で再度乗り換えて吾妻線の電車(これも211系)。上越線を渋川へ北上します。途中でSLと行き違います。子ども達の中には生のSLを初めて見る子もいて興奮気味。

SLとすれ違います

渋川からは吾妻線に入り、20分ほどで今日の宿のある小野上温泉駅へ。無人駅で下車し、すぐそばの宿に入ります。ここで最後の合流があり、全員がそろいました。

今回お世話になるSUN小野上は、温泉ホテルできれいで比較的新しく、あとで個人的にも行ってみたいところです。まわりはもちろん風情のある風景が広がっているのですが、ここの売り(勝手に)はなんといっても、ホテルのすぐ横を吾妻線が通っていること。子ども達は後何分で上り電車が来るとかいって、時間になると見学に行っていました。大浴場からも列車が来るのが見えて、なかなか鉄好みの宿ではあります。

小野上温泉駅で

部屋割りをして、少し落ち着いたら夕食です。しっかりしたホテルですので、料理もしっかりしています。子どもによっては初めて食べる食材も多かったかな。みんなお腹いっぱいです。食事の後は、部屋ごとに順番にお風呂に。私も子ども達と一緒に入りましたが、お湯がつるつるで、美人の湯というのだそうです。

楽しい夕ご飯
夕ご飯です

10時に消灯というスケジュールでいたのですが、驚いたことに10時すぎにはほとんどの部屋で寝息が。鉄道文化村の手押しトロッコの威力でしょうか?

大人たちもビール1本くらいで、11時半過ぎには寝ることになりましたが、やはり保護者同士の情報交換は大切です。こんな時間が取れるのも宿泊の良さですね。(後半に続く)

横浜市市電保存館に行ってきました

2018年7月22日に、横浜市根岸にある横浜市電保存館の見学会を行いました。

横浜駅のいつものところに集合し、根岸線で根岸に向かいます。前回鉄道子ども会でこの市電保存館に行ったのは、2011年だったと思いますが、久しぶりの見学になります。

以前は駅から歩いたのですが、昨今の猛暑を考慮して、駅からバスの移動としました。昔の滝頭車庫を活用して作られている保存館は、最近ホールも新設されていてなかなか充実しています。

市電保存館で

まずは館内での見学。班ごとに分かれてそれぞれに見たいところを回ります。市電も古い単車のものから、ボギー車の大きいもの、花電車などいろいろな実車が飾られています。

鉄道模型はやはり人気

またいつも運転会で使っているNゲージよりも4倍縮尺の大きいOゲージの鉄道模型ジオラマはやはり見ごたえがあります。館内には紙で作られたOゲージ車両などもたくさん展示されていて、子ども達も興味深げに見ていました。

また奥まったところにあるシアターでは、市電の記録映像が流されていて、昔の横浜市内の交通を担っていた市電の様子がよくわかりました。

モータリゼーションの波にのまれて姿を消した横浜市電ですが、広島や長崎のように今も残っていたらどんなだっただろうと思いを馳せました。

お昼になりましたので、班ごとに交代でご飯。この市電保存館にもお弁当を食べるスペースがあるのですが、一般のお客さんの迷惑にならないようにと、空きスペースを貸していただきました。

夏休み限定の工作教室などが、午後からホールで行われるとのことで、子たち達も参加。おもいおもいにペーパークラフトを作ったりして楽しみます。夏休み中ということもあって、大賑わいでした。

工作に夢中

楽しい時間はあっという間に過ぎ、恒例の記念撮影をしてからバスで根岸駅に。そして横浜駅に戻り解散となりました。

最後の記念撮影

久しぶりに訪ねた保存館は、とても快適で、じかに昔の車両にも乗ったり触ったりできる貴重な空間でした。子どもの中には、個人でまた来るといっている人もいましたが、夏休み中は特にイベントが多いのでお勧めかもしれません。

交歓会&Nゲージ運転会お疲れさまでした!

6月24日(日)に東戸塚地区センターで交歓会&Nゲージ運転会を開催しました。

今回は新品の直線線路を都筑区在住のN様から寄贈いただきましたので、余裕のあるレイアウトを組むことができました。ありがとうございます。

最初はいつものように模型の運転会から。開場の1時間前からトワイライトチーム(小学6年生以上)の子ども達が一所懸命に組み立ててくれました。最近はかなり手馴れて、電気的におかしいところも自分達で見つけて線路を交換したりと頼もしい限りです。

車庫で待機中の列車達

みんな持ち寄った車両を走らせたいので、車庫で組成するのを待っている人も。家ではこんなに大きくは線路が敷けない人も多いと思います。

クイズ発表中!

15時からは交歓会に。まず4月に見学をして、その後入団をした3名の入団式を行います。会の会員証を首からかけてもらって、正式なメンバーに加わることになります。

続いては自己紹介コーナー。各自自分の好きな電車を披露します。さらには各自の発表コーナーですが、最近クイズを出すのが流行っています。これがなかなかの出来で、難しいのですが、種明かしをすると、なんだ~とみんな声が出るような設問です。

最後は写真の発表を直人君が。富士急線に乗った模様をレポートしてくれましたが、いろいろな車両が出てきてみんなくぎ付けでした。

そのあとは子ども達は模型の停止位置トライアル、保護者はプチ保護者会を行いました。最後はお決まりの集合写真を撮って解散となりました。

お決まりの集合写真

次回の活動は7月22日(日)市電保存館見学になります。

夏合宿2018 について

今年の夏合宿は、8月4日~5日で群馬県に行きます。先週末リーダーと下見に行ってきました。面白そうなところがいっぱいですね。

碓氷峠鉄道文化むら
上毛電鉄 大胡駅

詳細はメルマガなどでお知らせしております。

 

 

行ってきました 大宮総合車両センター&大宮車両所

鉄道子ども会の活動には、大きく分けてNゲージの運転会や交歓会(例会)など主に屋内で行う「内活動」と、旅行会や見学会などの主に屋外や外出して行う「外活動」があります。

今回は外活動として、5月26日(土)にJR大宮総合車両センターが一般公開されるのにあわせて見学会を行いました。

屋外展示 DD51-842 EF64-37 EF64-1023

朝8時に横浜駅の北口改札に集合。いつもの場所なので普通はあまり心配はしないのですが、今回は前回の交歓会で入会されて初めて外活動参加の方もいるので、少し早めに現地に到着しておきます。心配をよそに、どんどん参加者が集まってきて、8時少し前には全員集合。みなさん優秀ですね。

今回から新しい班編成になったのですが、2班だけ同日に小学校の運動会と重なった子が多くてアンバランスな恰好になってしまいました。この運動会とのバッティングはある程度は覚悟していましたが、思った以上に重なる人が多くて驚きました。

横浜駅から上野東京ラインで北上します。一番前の車両に乗ったので、運転席の後ろにかぶりつく子どもあり、窓から流れる景色を眺める子ありと、わりと自由に過ごします。

品川駅で常磐線を見たり、東京ー上野間の急こう配を体感したり、この日はちょうど埼京線の渋谷駅改良工事のため、恵比寿ー新宿間が運休のため、大崎行きや新宿どまりという珍しい行先の電車を見たりと人それぞれに楽しみます。車内もそんなに込み合っておらず助かりました。

ほぼ1時間ほどで大宮駅に到着。すぐに第二集合場所の大宮駅ニューシャトル乗り場前に移動します。行くとすでに大宮から参加のメンバーが待っていました。ここで再度班ごとに出席を確認。続いて班ごとにJR大宮総合車両センターに向かいます。

4年前に鉄道子ども会で大宮のこの同じイベントに参加したときは、駅を出て信号の前から並んでいて、入場に30分ほどかかった記憶があるのですが、今回は工場内で列を作る形になったこともあり、スムーズに入場でき、その後みなさん見るところが分散するため割と楽に見学することができました。

ここから先は班行動になります。私は前半は1班、後半は3班について回りました。4年前は班行動どころか、会員2名+スタッフ2名の計4名での参加だったことを考えると随分と大規模になったものです。

大宮総合車両センターはかなり広いため、まず近場の車体工場から見ていきます。ステンレス車両は外板が原則腐食しないためこの工程はありませんが、鋼製車体の車両では外板の傷み具合によっては削ったり、板をはりなおしたいりするのですが、塗装を剥がしてパテ塗をしている車両を見ることができました。今の状態はひどい感じですが、ちゃんと塗装をするときれいな車体に戻ります。

また、なぜか小田急の4000系も入場していました。信号関係の追加工事なのでしょうか。乗り入れが増えてくると各社いろいろな工事が増えますが、こういったことも今後増えてくるのでしょうね。

トラバーサーはあまり人が並んでいなかったために1班はみんなで乗ることにしました。車両を1両横移動させることができるものですが、大きな車両工場にはこのトラバーサーがあるところが多く見た人も多いと思います。縦方向にしか移動しない車両を横方向に移動するのですからちょっと不思議な感じでした。

屋外でDD51などの車両を展示しているのをかすめて、今度は北側に進みます。途中パンタグラフが置いてあったので動作の仕方などをみんなで確認しました。シングルアームパンタはやはり重いですね。

パンタグラフ PS33

続いてJR貨物エリアに入ります。車両部品販売のところに長蛇の列ができていましたのでこれはパスして、工場建屋内に入ります。EH500の運転台公開をしていましたが、鉄道子ども会の別の班がすでに並んでいて丁度運転台に乗るところでした。入った子の話では、随分ゆったりとした運転台だったとか。

同じエリアで「ポップコーン」が小学生以下の子どもにふるまわれていて、もらった子どもたちはパクパク食べていました(私も少しお相伴にあずかりましたが)。

ポップコーン!

もう少し進んでいくと、クレーンによる機関車のつり上げ実演をやっていました。私も機関車のつり上げは初めて見ましたが、迫力がありますね。電車などと違い重量があるため、吊り下げるための道具立ても随分と違っていました。子ども達もカメラを向けて記録していました。

そうこうするうちにお昼に近くなりましたので、食堂のある建物前で各班と再集合し3階の食堂に向かいます。食堂はすでに大混雑で食券売り場にも列が。少し並んで食券を買うのですが、ハチクマ定食とかなかなか秀逸なネーミングのものもあり誘われます。

食事はわりとすぐに出てくるのですが、座るところがなくて難渋しました。子ども連れのお客さんが多くてそれなりに時間がかかることもあり、まとまって席をとるのは断念して、個別に空いているところで食事となりました。この辺りは次回以降の改善点でしょうね。

食後は、また班に分かれて見学です。ミニ新幹線に乗りに行った班や、鉄道模型の運転に行った班もあったようですが、なにせ広い構内なのでなかなかすれ違いません。最後の集合間際になると気温も上昇してきたこともあり、なんとなくみんな休憩車両に集まっていたのが面白かったですね。屋外の展示車両の前で集合写真を撮影し工場を後にしました。

最後に集合写真

JR東日本とJR貨物最大の車両工場を半日でまわりましたが、みんなそれぞれに楽しめたようでまずはよかったです。班行動では、それぞれの班にスタッフと保護者の方もついていただいたのですが、迷子も出ずに無事に帰ることができ本当に感謝しております。

次回の活動は、6月の東戸塚地区センターでの交歓会&Nゲージ運転会になります。

4月8日に交歓会とNゲージ運転会を開催しました

2018年度初めての活動として、2018年4月8日(日)東戸塚地区センターで交歓会とNゲージ運転会を開催しました。

実はその前の午前中から「トワイライトチーム」(小6~高校生)の有志が別の場所に集まって、夏合宿についての打ち合わせをしました。

行先はいくつもの案がでたのですが、日程や金額などの制約もあるため、関東近県のいくつかの案にしぼりました。この後、宿泊先や見学先などの調整をしたうえで、なるべく早く予定をお知らせしていきたいと思っています。

さて、12時からトワイライトチームが組み立ててくれたレイアウトですが、今日は見学の人が多いということで複々線(4線)で組んでくれました。さすがに線路(特に直線)が足りなくなった様子でしたが、いろいろ無理をしながら組んでくれました。

スタートから15時まではNゲージの運転会。みんな持参した車両を持ち寄って運転をします。新幹線あり、スーパーしなのあり、阪急あり、東海道線ありとバラエティに富んだ車両が行きかいます。今回見学に来られたお子さんたちの車両も参加しています。

交歓会の前の夏合宿の話し合いの時に、トワイライトチームの子ども達に「最初に鉄道子ども会の活動に参加した時はどうだった?」と聞いてみたのですが、「すごく緊張した」「みんな知らない人でどうしようかと思った」など、ずいぶん大変だったようです。そこでチームのみんなには、「今日見学に来る子ども達に親切にしてあげよう」と話していたのですが、結果はなかなかよかったのではないでしょうか。

初めて見学で参加の子ども達も、個人差はもちろんあるのですが、徐々に模型に引き付けられていき、最後のころには会員と見分けがつかないくらいになっていました。鉄道おそるべし。

15時には楽しい模型の時間を一時中断して、交歓会(例会)に入ります。まずは子どもたちみんなで自己紹介。会員はさすがになれていて、最近の出来事などをコンパクトに紹介していきます。続いて見学のみんなも自己紹介をします。「好きな電車は?」の答えがやたらとマニアックで驚いたり、西武や京王などこれまであまりなじみのなかった鉄道の話が出てきて刺激になりました。

自己紹介に続いて各自の発表です。今回から一人5分の制限時間を付けました。本当はもっとゆっくりやりたいのですが、人数の関係もあり時間を区切らさせてもらいました。

この発表の前に実はトラブルがあり、会長のパソコンが前回同様プロジェクター画面に切り替わらなくなる故障が。家ではちゃんと切り替わったのに……。と、ここでなんとノートパソコンを持ってきたなおと君が登場!結局会長のパソコンより数段高性能な、なおと君のパソコンを使ってプレゼンをすることに。

まずは恒例になりつつある、しゅんいち君の駅名あてクイズ。難しい内容をちゃんと答える人がいるのですから大したものです(会長はギブアップ)。

次はパソコン持参のなおと君の都営地下鉄馬込車庫のプレゼン。新型がちゃんと、とらえられていました。

続いてりゅうせい君の京急を中心としたプレゼン。これは写真をあつめただけでなく、PDFにまとめた形になっていて驚きました。

最後にかいと君の相鉄や京王などの撮影のプレゼン。こちらも最近走り出した新型車両の撮影をしています。みんなちゃんと時間内に収めるあたりはさすがですね。

今回は年度初めての交歓会ですので、入団式、進級式、そして活動表彰も行いました。

入団は先日入会した4名。進級は今回トワイライトに進級した3名でした。

新規入会の4人
進級の3人

活動表彰は、活動に参加するともらえる参加ポイント(全日行事で500ポイント、半日行事で300ポイント)と、会の小旅行などの鉄道移動距離に応じて付加されるポイントを合算し、全体でのポイントを競うものです。

昨年度(2017年度)の最高は9,101ポイントでゆうき君とかいせ君が同点優勝。さらにこの二人は皆勤賞ということで2重の栄誉となりました。この他、上位の人には表彰状が、そして参加者全員に参加賞が配られました。

表彰状授与式

交歓会はここで終了し、子供達は再度鉄道模型にもどり、トライアルゲームに。今回は2チームに分かれて競っていたようです。

最後に恒例の記念撮影をして解散となりました。

次回の活動は、5月26日の見学会です。

小旅行会「久留里線に乗りに行こう」終了しました!②

小旅行会は、木更津駅からいよいよ今回の旅行の目的である久留里線に入っていきます。

千葉県内のJRで電化されていないのはこの久留里線だけ、私鉄では五井駅から内陸に入っていく小湊鉄道線が同じく非電化ですが、貴重な存在です。もう一つ、久留里線は単線でもあります。

木更津駅でのキハE130

大都市の鉄道線は、上りと下りの線路がそれぞれ別にあるのですが、ローカル線になると線路が一つというところが少なくありません。短い路線であればあまり問題はないのですが、長い線ではどうしても途中で上りの列車と下りの列車が行き違いをしなければなりません。この行き違いの出来る駅を「交換駅」と呼びますが、久留里線ではどこかな?とみんなには質問を投げておきました。

編成は1両で、ワンマン運転です。運転席の後ろにバスの運賃箱のようなものがあり、降りる人はここで乗務員に定期を見せたり、きっぷやお金を入れたりして清算する仕組みです。

木更津駅を出て少しの間だけ内房線と並走しますが、やがて右方向にカーブして離れていきます。

単線区間!架線がないので空が広く見える

すぐに単線、非電化区間に。電化されている線では当たり前の架線も架線柱もなく、景色がすっきりと見えます。

子ども達は車両の先端で前面展望を見たり、座席から周りを見たり、エンジンの音を聞いていたりとそれぞれおもいおもいのことをしています。この辺りは一糸乱れぬ統制を是としない当会ならではなのかもしれません。

やがて横田駅に到着。この駅が交換駅で、前から対向列車がやってきました。

対向列車と横田駅で交換

横田駅から久留里駅までは田んぼや畑の中を走っていきます。途中小櫃川を渡ったりといくつかポイントもありますが、久留里駅には木更津駅からほぼ50分で到着しました。

久留里駅での記念撮影

久留里駅構内で写真を撮っていると、駅員の方に「渡り通路の上なら入って写真を撮ってもいいよ」と言っていただき、気動車を間近で撮影することができました。お心遣いがうれしかったですね。

間近でみる列車

駅の外に出ると、なかなか趣のある駅舎です。旅行会前の下見の時は寒くて大変だったのに、今日は日差しもあっていい日よりです。駅前のE130の看板の前でも撮影している人がいました。

久留里駅前で

久留里は湧き水のきれいなところで、水がおいしくて有名です。駅前にも水を汲む場所が用意してあり、ポリタンクを持った人が多く車で訪れていました。この水でコーヒーやお茶を入れるとまろやかでおいしいのだとか。

お昼になりましたので、駅前すぐにある、久留里観光交流センター前のベンチで昼食にします。

お昼だよ

 

みんな食事が終わると、街散策です。今回は久留里の街で2箇所スポットを選んでクイズ形式にしてみました。3班それぞれ地図を片手に街歩きです。

どっちだろう?
あった!

思った以上に子どもたちが乗ってくれて、企画した側は一安心。あっちだのこっちだのとワイワイしながら歩きます。カエルの置物に乗っている子ガエルの数などを確認しながら、3班とも無事ゴール。もうちょっと難しくしてもよかったかな~。

駅に戻ると、上総亀山行に乗車の時間が近づいていました。駅のスタンプをお借りして押したりしていると、汽車が入ってきました。

駅のスタンプを押します

今度は2両編成です。実はこの列車が悩ましく、朝の上総亀山行の後は、この13時50分発まで列車がないのです。木更津~久留里間はほぼ1時間間隔で列車があるのに!

その待望の列車で終点の上総亀山を目指します。久留里までの平坦な景色からは様子が変わり、山間の区間を川を見ながら登っていきます。途中二つのトンネルを抜けると終点上総亀山です。

上総亀山で記念撮影

これで、久留里線全線32.2キロを完乗となりました。上総亀山駅付近には観光名所はなく、少し離れたところに亀山湖(人工湖)と亀山温泉があるのですが、今回はあまり観光のお客さんらしき人は見かけませんでした。

帰りは、さすがに子どもたちも疲れていて、やや口数も少なくなります。木更津で乗り換えれば、帰りは乗り換えなしで横浜まで戻れるのは、内房線から横須賀線に直通運転しているメリットでしょう。帰りの電車は長かったですが、みんな無事に帰着しました。

今回の旅行会は、保護者の方に多く付き添っていただき、本当に助かりました。保護者の方の中には、「この旅行に行かないと一一生久留里線には乗らないと思うので!」と参加いただいた方もいらっしゃいました。鉄道子ども会としての今年度最後の旅行会になりましたが、4月以降もいろいろなところに行ってみたいと考えています。