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群馬旅行会 上毛電鉄完乗しました(緑チーム)

鉄道子ども会の活動には、交歓会や模型の運転会など屋内で行う通称「内活動」と、施設見学や旅行、宿泊を伴う合宿などの「外活動」の大きく二つの種類の活動があり、ほぼそれぞれを隔月で実施しています。毎月「内活動」と「外活動」が交互にあるイメージです。

そして、最近多くなってきたのが、神奈川と東京といった団単位ではなく、緑チーム(小6年生以上)と黄・青チーム(小1~小5)といった年齢別に分かれての活動です。これを通称「横ぐし活動」と呼んでいます。普通は神奈川と東京の会員が交わることはないのですが、横ぐしの時は別です。年齢の近いメンバーで行くメリットもあり、年齢によって興味が違ってきていることを考えると、この方向もありなのだろうと思っています。

さて、4月は内活動の月で、月初から東京・神奈川ともに年度初めの交歓会を行いました。4月の交歓会は少し特殊で、4月に進級(黄→青、青→緑)する関係で進級式があり、さらに高校生になると、そこからはOB として活動することになるため、卒団式も行われます。通常であれば、4月の活動はこれで終わりなのですが、たまたま4月20日(日)に群馬県の上毛電気鉄道の大胡車庫の公開が行われるという情報をキャッチしていたので、その日にあわせて緑チームの旅行会を組むことにしました。距離的に青チームは避けた方が良いとの判断もありました。

朝早い時間に東京駅に集合、高崎線直通電車に乗車します。小6以上の子ども達なので、この辺は手慣れたもので、スムーズ。大宮を過ぎて車内が空いてきたので、着席していきます。※通常は電車の中では座らないのがルールですが、あまりに空いていてかえって邪魔な場合などは除きます。

高崎まで来ると、普段なかなか見られない車両が止まっているのをすかさずキャッチ

高崎駅では、数分の乗り換えでしたが問題なく乗り換え完了。乗り換えた両毛線はなかなかの混み方でした。

無事に群馬県の県庁所在地の前橋駅に到着。ここから少し離れた上毛電鉄の中央前橋駅まで徒歩で移動です。時間に余裕をみてはいたのですが、前橋駅での精算で時間がかかったりして急いで移動しなければならなくなりました。

班ごとに結構な早足での移動になりました。

最後の方はやや小走りになりながらも、予定の電車に全員滑りこみました。やれやれ。

乗車した電車は現在主力の700系。この電車は昔井の頭線で走っていたステンレスカーの3000系です。車内を動物のぬいぐるみなどで装飾している「あにまる電車」でした。この電車も2025年いっぱいの運転とのことなので、みんな興味津々です。ワンマン運転ながら、快調に進んで行きます。

 

20分ほど乗車して、目的の大胡(おおご)駅に到着。このまま車庫見学に突入したいところですが、構内は狭いため、駅前の公園でまずはお昼ご飯にしました。それなりに広く、座るところもあり、お天気にも恵まれた本当に良かったです。

昼食後に記念撮影 後ろに大胡駅のレトロな駅舎も

昼食後はいよいよ見学です。デキ3021が構内を運転しているにも見られました。

デキ3021は国鉄→伊豆急→東京急行→上毛と流れてきた変遷のある機関車

構内では、それぞれ自由見学に。運転シミュレーターに行く子もいれば、車両の撮影を楽しむ子もいて、この辺はいい意味でバラバラです。

当日は、群馬県のサッカーチーム「ザスパクサツ群馬」のスタッフや、ご当地アイドル「あかぎ団」のかわいいコスチュームの皆さんも大勢いて、普通の鉄道イベントとは雰囲気が違っていました。

入口付近に置かれていた台車を見ながら、スタッフのSさんによる講義も開催されました。このモーターは釣り掛けのようですね。

 

Sさんによる台車の講座 釣り掛け、ばね下重量などの難しい言葉も飛び交っていました

会場内のミニ電車コーナーでの乗車体験をしていた子もいました。なんかみんな楽しそうですね。

本当はここで記念撮影の予定だったのですが、すっかり忘れて駅へ。駅には、特別に運転されていたデハ101が戻ってきていて留置線に止められていました。昭和3年から活躍している電車ですね。

大胡から再び上毛電鉄に乗車して、終点の西桐生を目指します。途中の赤城駅では東武線と接続。ちょうど6両編成のスペーシア赤城が停車中でした。

西桐生駅で記念撮影

終点の西桐生て前ではわたらせ渓谷鉄道とも交差します。比較的この周辺は鉄道の密度が高いです。西桐生駅で、上毛電鉄完乗となりました。西桐生駅の駅舎はなかなか風情のある古いけれどモダンな建築物です。

西桐生駅の駅舎(別日撮影)

今度は前橋と逆に、上毛電鉄の西桐生駅からJRの桐生駅まで徒歩で移動します。こちらはそこまで距離がないので、慌てることなく移動。ホームには、わたらせ渓谷鉄道の車両が入線していました。

この後は、両毛線を小山まで。単線なのですがなかなかスピードが出るのと、山裾の人口の多い街をつないでいくところが特徴的です。途中のあしかがフラワーパークからは観光客がどっさりと乗車。人気のほどがよくわかります。

小山で宇都宮線に乗り換え。みんなおしゃべりや、景色を眺めたり、写真を撮ったりといい時間を過ごします。なかにはUNOをやっていた子もいたとか。スマホにどうしても手が伸びがちですが、こんな時だけは他に使いましょうと話をしています。

そんなこんなで無事に東京到着しました。今回は各駅停車での乗車時間も長かったのと、上毛電鉄の車庫も盛沢山で、結構疲れた子も多かったようです。

スタッフも東京で解散となりましたが、一部スタッフ有志がその後、戸塚の串カツ屋に行ったというのは内緒です。

※写真は故意に解像度を落としております

開催中>鉄道写真展 TRAIN×KANAGAWA+ 2/27-3/2

横浜のみなとみらいで行われる鉄道写真展 TRAIN×KNAGAWA+ のお知らせをいただきましたので掲載します。

神奈川の鉄道写真愛好家の展示会で、毎回勉強になる内容です。今回はCP+というカメラの祭典(入場無料ですが事前登録必要)が近くのパシフィコ横浜でも行われますので、一緒に訪ねるとよいかもしれません。

今朝の東戸塚

東戸塚駅通過のE259 成田エクスプレス

第71回 交通総合文化展2024の入選作が発表になりました

日本交通文化協会が毎年公共交通機関や日本の良さ・魅力をテーマに行っている作品展の入選作品が発表されました。

鉄道子ども会からも、有志の子ども達が出品しましたが、残念ながら入選はできず。みなさんなかなかレベルが高いので、またチャレンジしたいと思います。

交通総合文化展2024結果はこちら

 

東京1団の交歓会を開催しました

2024年8月25日(日)にオリンピック記念青少年センターで神奈川1団の交歓会を開催しました。

今回は初めてボランティアのNさん持参のデスクトップパソコンによるシミュレーターがお目見えしました。モニターではなく、プロジェクターで大き目の画面で運転に挑戦します。

なかなかリアルで、操作も少し難しいので、やはり小学生高学年以上が食いついていましたね。

いつものNゲージコーナーも、新鋭列車がそろいます。スペーシアXも登場していて、一期に線路上が華やぎます。

東武スペーシアX

走行開始してしばらくすると、どうも中線をある方向に走らせると決まったポイントで脱線する現象が発生。ボランティアのSさんがよくよく確認すると、ポイントの方向を変えるレールが破損していました。時々こういうことが起こります。ダブルスリップという特殊で高価なポイントなのでできれば修理したいのですが。。。

最近定番のプラ電コーナーもみんなで遊んでいます。こんな遊びの中から仲のいい子が出来てきて、そのほかのところでも一緒に遊んでいることが多くなりました。最初はプラ電なんて、と思っていた部分もあるのですが、コミュニケーションのツールとしてはなかなか優秀なのかもしれません。今回プラ電東京支社長は関西出張のため、かわりにI君がサポートを頑張ってくれました。最近はI君に頼りすぎの感じもあり、少し体制を作らないといけなさそうです。

会の後半は交歓会に移ります。鉄道子ども会の交歓会は、子ども達の発表をみんなで見ながらいろいろな話をするのがメインです。あらためてそうだったんだ!なんて発見もあり面白いのです。

アイスブレークの後、個別発表が続きます。やはり夏休み中ということもあって、みんな旅行先のレポートが多い印象です。

地方の珍しい列車にみんな注目してます

パワポを使う子も多いです

超レアなアルファーXに出会った人も!

各自発表の後は、最近の鉄道の話題とクイズです。今回たまたま見学に来てくれていた会社の元同僚曰く、ゆるい感じの活動で面白かったが、ボランティアのT君の作ってくれた、駅メロクイズが難しい!(清瀬駅の駅メロが中森明菜のセカンド・ラブは子どもには無理だろう!)と話題にしていました。

最後に鉄道の話題 今回はローカル線のお話しでした

今回はいつもと違って広い部屋を使えたので、ゆったり活動ができました。なかなかいいですね。大きな部屋は限られているのでなかなか予約が取れないのが玉に瑕ですが。

最後に記者会見(記念撮影)をして解散となりました。

終了後のボランティア反省会では、子ども達の成長が話題になっていました。以前からの会員もそれぞれに成長が感じられたり、最近入会したお子さんも徐々になじんできて、友達ができたりと、それぞれに良い方向に進んでいけているのが確認できました。子ども達の成長を見られるのが、この会の活動の醍醐味なのかもしれません。

神奈川1団の交歓会を開催しました

2024年8月18日(日)東戸塚地区センターで神奈川1団の交歓会を開催しました。参加は20名ほどと比較的少人数。まだお休みで旅行中の子も多かったかな。

まずは定番の鉄道模型運転会とプラ電の会。今回は12時に集合してくれた中学生やOBのみんなで、あれこれ悩みながらレイアウトを組みます。

Nゲージ組み立て中

鉄道子ども会のレイアウトは3線が多いのですが、必ず車庫(ヤード)から、どの線にも入出庫できるようにするため、入出庫線周りがかなり複雑です。今回は、事前に配線案を持ってきてくれた子が中心になって、レイアウトを組みました。

ちゃんと設計図持参

難しいヤード配線部分

まずまずの組みあがり。走行もほぼ安定していました。

もう一つのプラ電も、社長の?H君を筆頭に、みんなでワイワイやりながら組み立てていきます。この辺みんな楽しみながらやっていて、仲良しになっている子もいます。

プラ電株式会社

まずますの展開

後半は交歓会になりますので、模型やプラ電を片付けます。OBのみんながいるので、てきぱきと早いです。

後半に向けて模型の片付け OBを中心にみんなでやるとあっという間です

後半の交歓会は、簡単なアイスブレークの後、各自の発表。夏やすみに出かけたところや、車両の回送などあまりみることのできない写真などをみんなで見ます。福知山線の113系を追いかけた子の発表もありましたね。

後半の交歓会スタート

夏休みの出来事など、発表が相次ぎます

また、現役の鉄道員の方もいらしていただき、今回は難しい振替乗車の難しさをお話しいただきました。振替輸送の考え方などはみんな分かったのではないかな?

いろいろ説明いただきました!ありがとうございます。

楽しい時間はあっという間。そろそろ解散の時間になりました。最後はいつもの記者会見(記念撮影)

今回も楽しんでもらえたでしょうか。来週は東京1団の交歓会が参宮橋で予定されています。

※画像は一部加工しております

神奈川1団の交歓会を開催しました

2024年6月23日(日)に神奈川1団の交歓会を東戸塚地区センターで開催しました。

みんな楽しみにしているのか、準備中にも関わらず、どんどん集まって、お手伝い?をしてくれる子も。

交歓会スタートしました

今回はいつもプラ電を担当してくれている東京1団の中学生たちが、試験などの関係もあって来られないということだったのですが、神奈川のJ君をコーナーの取り仕切り係にお願いしたところ、がぜん張り切って頑張ってくれました。

プラ電コーナー

子ども達同志で、譲りったり、話し合ったりして楽しんでいるみたいです。当初プラ電の教育効果?については、ちょっと疑問視もしていたのですが、社会性の面ではプラスの効果の方が大きいように思えて、再認識した次第です。

カラーリングされたプラ電

通常販売されているプラ電に、自分でカラーリングしたり、さらに加工して別の車両にしたりと、結構別方向にも発展しています。そのうちプラ電講座とかやりましょうかね。

自作のプラ電快走中

一方のNゲージコーナーも、いろいろな車両が走ります。時間を区切って車両の交代をするための交番表を子ども達が作って、運営しています。みんななかなかのオペレーション技術です。もちろんこういったことは、最初はボランティアやOBが教えているのだと思いますが、徐々に子ども達で工夫し行っているのはすこし頼もしいです。

仕業表?

Nゲージコーナーも盛況

さらに、本のコーナーも結構満員。普段読めない雑誌を読んだりしている子や、地図で昔の鉄道線を確認している子など様々です。

本のコーナーも満席

これはなんだ?

前半のコーナーを終えて、休憩を少し挟んで後半の交歓会になります。今回は東京1団のボランティアAさんの司会でスタートです。

アイスブレークとして、簡単な自己紹介をしてもらうことにしていますが、みんな手慣れたものです。

後半の交歓会スタート

アイスブレーク後からは、各自の発表に移ります。休日に北陸に行った子や、この日朝から走り出したばかりのラッピング電車を早起きして撮影に行った子など、いれかわり立ち代わり発表に立ちます。この他ゲストのAさんからの話など、ちょっと高度な話を聞く機会もありました。

「これは古い駅舎がまだ残っているんです!」

この日初お目見えの電車の写真を発表してくれています

最後に最近の鉄道の話題をみんなで共有して、交歓会も終了。みんなで記念撮影(「記者会見」となぜか会ではそう呼んでいますが)をして解散となりました。

最後に記者会見

5月の外活動以来、久しぶりの会合になりました。子ども達の成長が見られて、嬉しいことが多かった交歓会でした。

交歓会の時に、保護者の方とお話しする機会も多いのですが、ご家庭でのことを伺うと、鉄道という切り口から、いろいろなところに成長の糸口が見つかっていくのだなぁと、ちょっと感動しました。

次回は、正会員は7月と8月前半の見学会、その後8月後半の交歓会という流れになります。

メルマガ購読のみなさまには、OPEN交歓会が8月4日(日)に参宮橋で予定されています(6月29日現在、募集開始前です)。

東京1団の交歓会を開催しました

6月16日(日)午後に、東京1団の交歓会を参宮橋で開催しました。

まずはNゲージの運転会とプラ電、そして本のコーナーからスタート。今回もNゲージコーナーは持ってきた自分の車両を走らせたい子が多くて、列車の整理が大変でした。

通常のコントローラーのほかに、2ハンドルのマスコンも登場

どのような順番で列車を走らせるか、整理しています

今回はディーゼル車両が多かったような印象です

プラ電コーナーも多くの子どもが遊びに行っています。Nゲージは模型なので、手で触ることは基本できませんが、プラ電はその限りではないのと、最近は速度をコントロールできるものも出てきていて、昔とはずいぶん変わったものだと感じます。

もう一つの本のコーナーでは、昔のチラシなども見ながら、いろいろな話をするのですが、昔の鉄道地図を見て、今とかなり違うことに驚いていたりしていました。

本のコーナー

前半が終わり、模型の片付けをして交歓会に移ります。

今回は前半はボランティアのAさんのファシリテーションでスタートです。

途中から、個別発表のコーナーへ。最近はみんな要領を得てきて、USBメモリーに発表をする分だけをまとめてきてくれるようになりました。時間制限があるのは、良かったかもしれませんね。

旅行に行った時に撮った写真や、撮影地で撮ったとっておきの一枚など、発表内容はそれぞれ違いますが、他の子ども達もいろいろ意見を言ったりしていて、盛り上がります。

この後、今回は以前やりたくても時間切れでできなかった班での活動をやってみました。テーマに沿って、班の中で話をして、発表するというオーソドックスなやり方でしたが、時間不足で消化不良感が大きかったですね。次回以降の課題です。

最後にみんなで記念撮影。みんないい顔していますね。6月23日(日)は今度は神奈川1団の交歓会の予定です。

※写真は意識的に解像度を落とし、一部加工しています。