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夏の旅行会その2 8月19日(東京1団)

鉄道子ども会の今年3年ぶりに夏の旅行会(茨城)ですが、今回から神奈川と東京の2団体制になりましたので、2回に分けて開催しました。2回目は東京1団のみなさんで「ひたちなか海浜鉄道」に伺いました。

前回と同じ朝8時に東京駅集合。さすがというか、みんな時間前に集合していました。付き添いでいらしていただいた保護者のみなさま、ありがとうございました。

今回の旅行は、当初は1泊2日の合宿で予定していましたが、新型コロナウイルスの関係もあり、宿泊は取りやめ、日帰りとして実施することとなりました。

宿泊先の方とは3月くらいからやり取りをしていましたし、実際に下見で伺ってお会いしていましたので、お断りの電話をするのは本当に申し訳なかったのですが、快くキャンセルに応じていただいたことは本当に感謝でしかありません。このお返しはぜひ近々にと思っているところです。

さて、常磐線です。普通電車に乗ると言っても、30分くらいが普通だと思うのですが、今回は上野から勝田まで2時間半近くの乗車になります。普通なら飽きると思うのですが、鉄道子ども会の子はちょっと違うかもしれません。

楽しい車内!

なんの電車とすれ違うかな?

なになに?

常磐線と言えば、我孫子の鶏天そば(今回は下車できないのでお預け)、取手の関東鉄道常総線(気動車が見られます)、取手藤代間のデッドセクション(直流区間と交流区間の境目)、土浦、神立の霞ケ浦、友部での水戸線合流、水戸駅の貨物機関車(EF81)、勝田の電留など見どころいっぱいです。

最近の電車は性能が良いため、デッドセクションでは昔のように、照明が切れることはなく、どこで無電区間に入ったのかわかりません。かろうじて空調が止まるので、それと知れるのですが。

勝田に到着。早速ひたちなか海浜鉄道線に乗り換えます。今回は保護者の方も入れて40名ほどの団体になりますので、列もこんな感じに。

40人が動くとこんな感じに(勝田駅)

勝田駅の1番線に移動。ここからひたちなか海浜鉄道に乗車します。車両は前回もお世話になったキハ37100-03 ちなみに3710で「みなと」を表しているそうです。茨城交通時代に導入されたディーゼルカー(気動車)です。

ひたちなか海浜鉄道に乗車!
キハ37100-03 湊線用に新製された車両です

夏休み終盤ということもあってか、車内は満員。子ども会の子は、事情のある子を除いてこの状況では座らないのが会のルールです。

満員の車内

15分ほどで、ひたちなか海浜鉄道の中心駅、那珂湊(なかみなと)に到着。早速見学をさせていただきます。

ひたちなか海浜鉄道の係の方にご挨拶
ヘルメットをかぶって出発!

ヘルメットをお借りして、見学に出発です。前回の神奈川1団の時に比べると、風が適度にあって随分涼しい感じです。

車庫の前ので説明を受けます

バス整備工場側から見学スタート。第三セクター化のお話なども丁寧にしていただきます。

この木造の車庫は創業時からのものではないかと
カミンズ社製のエンジン(本物)です。JR東海のキハ85も同じエンジンとのことでびっくり!

やはり実物を見ることが、見学のだいご味です。ちょうど整備中のディーゼルエンジン(カミンズ社製)。なかなか目の前で見ることはできません。

エンジンは相当大きいですね
車庫での並び

車庫の中に、お休み中の車両も。

城北線の車両が!なぜ?かはないしょ
キハ20に奥にはケハも!このステンレス車体は日本初の気動車のステンレス車体だとか

車籍のない車両もいろいろありまして、たのしいですね。最後は車庫前で記念撮影。みんな勉強になったでしょうか?

みんなで記念撮影! 大満足の様子です。

見学が終わって、お弁当タイム。動いていない車両を開放していただいてお昼ご飯です。

楽しいお昼タイム
那珂湊駅

食事が終わった子は、駅の窓口で湊線グッズを買ったりしています。アイスクリーム食べていた子もいたな~。

そんなこんなで、時間はあっという間にすぎて、再度湊線に乗車、終点の阿字ヶ浦を目指します。

運転席の後ろはやはり特等席?

車両の先頭はやはり子ども達に人気。お客さんのじゃまにならないように見学します。この辺りはサツマイモの産地で、サツマイモ畑も多いです。

終点の阿字ヶ浦に到着。ここのは保存車両が2両おかれています。ボランティアで保存活動をされている方の努力には本当に頭が下がります。

この阿字ヶ浦駅が終点でなくなる日も、そんなに遠くなさそうです。この先にネモフィラとかコキアで有名な「ひたちなか海浜公園」があり、そこまでの延伸計画が実現の予定です。

イベント時期にはこの辺の道路が渋滞で動かなくなってしまうので、早く延伸されると良いですね。

終点の阿字ヶ浦での記念撮影!後ろの車両が良い味をだしています

帰りもキハ37100-03です阿字ヶ浦からの帰りもキハ371000-03 今日は一日ありがとうございました!という感じです。

勝田に戻って、再度上野までの2時間半近くの旅です。勝田駅にはこんな珍しい車両も止まっていました。

勝田駅ではこんな車両も!

無事に東京駅の集合場所に到着。みんな楽しかったかな?次回の外活動は、予定が変更となりましたので、決まり次第お知らせします。

2月中のリアル開催行事は中止といたします

鉄道子ども会では、2月20日小旅行会と2月27日の交歓会(参宮橋)の開催を予定しておりましたが、本日(2月6日)に開催した会員向けのオンライン会で、学級閉鎖や学校閉鎖が相次いでいる状況が確認できましたので、スタッフ間で協議の結果、2月中の実開催の上記2活動については中止といたします。

楽しみにしていただいていた皆様には本当に申し分けありませんが、何卒ご了承ください。

なお、2月27日に予定しておりました新規入会者向けの説明会とオリエンテーション(該当者のみ)もあわせて中止となりますので、お間違いないようにお願いいたします。

11月6日の地下鉄博物館見学&カシオペアを見るかい?無事終了しました

2021年11月6日(土)相鉄線以来の見学会を行いました。今回はテストの意味も兼ねて、近場の地下鉄博物館(東西線葛西駅)に行ってみることにしました。

食事を一緒に取らなくても良いようにと、午後集合として、夕方解散の日程としました。

今回東京駅での集合としたのですが、どこがわかりやすいか、さらに今後の東京駅での集合場所の標準としたいという考えもあって、ややマイナーですが地下の動輪広場を集合場所としました。丸の内南口の地下で、割とスペースに余裕があるのでまずまずでしょうか。

待ち合わせ場所にある蒸気機関車(SL)の動輪

時間になると、参加者9名とスタッフ全員が集合。みんな久しぶりなので張り切ってますね。丸の内の地下を移動してメトロの東西線へ。今回は人数が少ないので、班編成は行わずに動きましたが、やはり動くには少し多かったかもしれません。

東西線に乗って葛西に向かいます

メトロが最も力を入れて輸送力増強をしている東西線ですが、久しぶりに乗車するといろいろ変わっていて面白いです。葛西駅は快速が止まりませんので、各駅停車の旅です。あまり混乱もなく、葛西に到着。

駅前の大きな道路を渡って地下鉄博物館に向かいます。久しぶりの地下鉄博物館です。

地下鉄博物館に到着

新型コロナ感染症対応で、館内の入場制限を行っていましたが、私たちの着いた時間は制限なく、券売機で切符形式の入場券を購入して早速中に入ります。中学生までは100円と破格です。

入場券を買って、自動改札を通ります

この博物館は、葛西駅が待避線があることから駅の下に比較的大きな敷地があるのを利用して作られています。このため線路に沿って横長の博物館になっています。手前に実物車両の展示、中間が施設設備、運行関係等の展示、一番奥がシミュレーターや模型ジオラマなどの展示をなっていて、わかりやすい構成になっています。

地下鉄博物館の案内図 横に長いのはせんろの下なので仕方がないですね。

まず入って出迎えてくれるのが、銀座線と丸の内線の古い車両。丸の内線は両運転台の300系車両

昔の丸ノ内線の車両

車両の中がピンク色の塗装で、登場当時話題になったようですね。

丸の内線の車内はこんな感じでピンク色
車内が薄いピンク色でしたが、それに合わせて運転席もピンク色

銀座線は東京地下鉄道の1000系で、地下鉄が走り始めた頃の車両になります。1927年製造とかのはずなので、もうすぐ100歳ですね。車内に置かれている人形がリアルです。

銀座線の方には入れませんが、中にリアルな人形が乗っています。運転室が半分しかないので、昔は前面展望が楽しめたはずです。

博物館内では、みんな思い思いに見学。やはり人気があるのは運転シミュレーターで、並んで何回かトライする子も多かったですね。また、一部は車体が本物のように動くシミュレーターもあって、本格的です。奥の休憩コーナーでは、甲種輸送の展示もあって、なかなか面白かったです。秩父、東武経由で車両を入れていることもあるとは驚き!

やはり人気はシミュレーターですね
土曜日でしたが、ゆったりと楽しむことが出来ました

ある程度中を見終わった面々には、当会の技術担当のSさんの解説会がはじまりました。特に地下鉄ならではの第3軌条集電に関してはみんな興味津々といった感じでした。

子ども会講座のはじまり。なんでここは「木」で出来ているのかな?

次に地下鉄ならではのトンネルの話。「トンネルってどうやって掘るの?」なんて質問、考えたこともない子が大半で、反応が面白かったです。また、どうして「トンネルが丸いところが多いの?」なんて質問も。

トンネルの構造なんかはここでないとちゃんと見ることはできません

トンネルの構造以外にも、いろいろな仕掛けがトンネル内にある事も改めて確認。地下鉄博物館はこの辺の展示がしっかりしていて勉強になります。

この台車はかなり変わってますね~

そろそろ見学の制限時間(90分)になりましたので、1000系電車の前で記念撮影。瞬間息を止めてマスクを外して撮影をしております。

みんなで記者会見(記念撮影)マスクは瞬間外してます

当初はこれで東京駅に戻って解散の予定だったのですが、Kさんから「今日カシオペアが走るらしいですよ、ちょうど終わる位に」という情報がもたらされ、「カシオペアも見るかい?」と。折角なので見に行こうということで予定を変更して尾久駅へ向かうことに。

葛西駅はちょうどホームドア設置中。最新型の伸びるホームドアで、ドア間が広いですね

葛西駅はちょうどホームドア取付工事中でしたが、中の扉が伸びる最新型のホームドアなので、ドア間がとても広いです。

東京駅経由で尾久駅へ。この駅は隣に電車などの留置線があり、カシオペアもここから上野駅に推進運転(日本で多分ここだけ)で向かいます。駅のそばには通常の営業運転からは引退した185系電車、そしてお目当ての「カシオペア」はEF81と出発準備をしていました。

185系も!
尾久駅から出発前のカシオペアを見ることができました。この後推進運転で上野駅へ向かいました

一度尾久駅で外に出ます。なかなか降りる機会の少ない駅ですので、息止め記念撮影をして、もう一度ホームに戻ります。

一度改札の外に出ます。記念に記者会見2

カシオペアはもう少しゆっくり来るのかと思っていたのですが、通常の速度で通過していきました。臨時で盛岡まで行く運行のようです。みんな黄色い線の内側から見たり、写真を撮ったり。初めて現物を見たという子が多かったですね。

ホームからカシオペアの通過を見送りました
カシオペアの最後尾(r氏提供)

こうして、当初予定の地下鉄博物館にプラスαをしての見学会は無事に終了しました。

後で歩数計を見たら約2万歩も歩いていました。参加した皆さんはお疲れさまでした。次回の見学会・旅行会はいつ、どこになりますか。

銚子電鉄に行ってきました! 12月28日

2019年も押し詰まった12月28日(土)に中学生以上は青春18きっぷを使って、小学生はSuicaやPASMO利用で銚子電鉄への旅行会を行いました。

鉄道子ども会が出来て間もない10年近く前に、一度計画されたこの銚子電鉄の旅行会ですが、当時は参加者がゼロでやむなく中止となりました。今回はそのリベンジではありませんが、ジュニアチームの子ども、保護者も含めて40名を超える団体になりました。

旅行の流れ(赤が往路、青が帰路)

今回は横浜集合と東京集合に分かれて、途中の電車の中で落ち合うという計画に。年末なので電車が混むかと心配していたのですが、行きの下り総武快速はガラガラで助かりました。お天気も最高で、風もあまりなく絶好の行楽日和です。

総武快速線乗車中
総武快速線乗車中

鉄道子ども会では、遠足や旅行会の時、車内では原則座らないのですが、今回は着席可としました。

千葉でいよいよ銚子行の各駅停車に乗り継ぎます。この電車は209系という、以前は京浜東北線を走っていた通勤電車だったのですが、その後座席の更新やトイレの設置などの改造と編成の組み換えを行い、今では千葉県のローカル電車はほとんど209系という状況になっています。

209系(元京浜東北線)銚子駅で

この電車も空いていて、着席可としました。6両編成で前後の2両だけセミクロスシートです。成田方面は、成田空港へ行くときに使うので乗ったことのある人も多いと思いますが、佐倉から先銚子まではほとんどの人が初めて乗る区間ではないでしょうか。この区間は単線区間ですが、この単線も神奈川では相模線が有名なくらいで、あまり乗る機会はないかもしれません。

総武本線銚子行(209系、一部車両はクロスシートあり)

当然と言えばそうですが、列車本数も少ないためレールもロングレールはほぼなくなります。電車がレールとレールのつなぎ目(ジョイントと言います)を通過する時の音が、いい雰囲気を出しています。

窓際に小さなテーブルがあるのがお茶目

子ども達は外を見たり、友達とおしゃべりしたりと楽しんでいます。最近子ども達の間では、臨時列車とか甲種回送などちょっとマニアックな話題が流行っているようですし、音鉄(駅の出発案内音など)の子も多いようです。本格的なカメラを持っている子もいて、その子なりに自分の興味によって活動していることが分かります。

ある子が、友達の持っていたカメラに興味津々な様子。いろいろ性能だとか、なにが鉄道の写真を撮るときに大切かとか聞いています。最後に「次はこれを(親に)お願いしよう」と言っていたので、私はいろいろな面に興味を持っていく子どもの成長と、お願いされる親御さんの(金銭的な)苦労を思って涙するのでした。

あさひ駅も通ります

途中旭駅も通り、2時間ほど乗車して銚子駅に到着します。普段これだけ長時間普通列車に乗ることはないと思いますが、みんな楽しんだ様子。

銚子駅に着きました 後ろは醤油(しょうゆ)を仕込む大きな樽(たる)です

銚子駅のホームには、醤油醸造に使う大きな樽のモニュメントがあり、その樽をバックに記念撮影(お天気が良すぎで露出がうまく合っていませんが)。銚子は言わずと知れた「漁港」と「醤油」の街。醤油工場(大きいのはヒゲタとヤマサ)は見学可能で、本当に醤油を作っているところを見学させて頂け、さらにお土産のお醤油までもらえます。年末のお休みで今回は見学できずに残念でした。

銚子電鉄
銚子電鉄の銚子駅ホームはこんな感じ

銚子駅で一度トイレ休憩し、改めて入場します。銚子電鉄のホームはJR駅のホームの先端にあるため、JRの有人改札口を「銚子電鉄に乗ります~」と言って通っていくのはちょっと面白いですね。

乗車しましょう!

ホームに着くと、ちょうど折り返しの電車が到着したところでした。ラッキーなことに、2018年6月から運行を開始した2000系の「超レトロ電車 金太郎ホーム号」が来ていました。大正ロマンをモチーフに改造した電車で、なかなか見どころがあります。

超レトロ化改造の金太郎ホーム号です!ラッキー

銚子電鉄は大正時代の1922年10月に銚子鉄道として開業しており、仲ノ町駅や外川駅は当時の駅舎のままなので、大正ロマンを題材にしたのだとか。つり革や窓の装飾、車内のポスターなどなかなか良い嗜好です。

つり革が木製に
窓にもこんな装飾が!

そんなこともあって&さすがの長旅もあってか、車内で和むメンバーが多数。中には「今日一番の見せ場で寝なくてもいじゃないか!」という子も複数。

和んでます
和んでます2
前面展望かぶりつきの図

またこの電車は前が見やすい構造で、前面にかぶりつく面々も。この電車はワンマンなので、運転手さんが運賃収受もするので、邪魔にならないよう配慮しています。

和んでます3

銚子電鉄は路線も6.4キロとそう長いわけではありませんが、起伏に富んでいて乗っていても飽きません。この線は単線で通票閉塞を行っているので、途中の笠上黒生駅ではタブレットの交換が見られます。また駅名に副駅名が付いている駅が多いのも特徴です。20分弱で終点の外川に到着します。

外川駅での記念撮影
古参の電車も保存されています

外川は昔からの漁師町で、観光地としても見どころがいっぱいなのだそうですが、私たちは記念切符などを買って、そのまま戻りの電車に乗車します。1泊してゆっくり見学できるのが一番なのですが、なかなかそうも行きません。

折り返しの電車に乗車

帰りの電車も順調で、今度は銚子の一つ手前の仲ノ町駅で下車します。この駅に銚子電鉄の本社機能、そして車両工場があるので、今日はそれを見学させていただくことになっているのです。

お昼は鯖威張る弁当デラックスです

お昼はこの人数ですので、ご厚意で電車の中をお借りして、銚子電鉄名物の「鯖威張る弁当デラックス」をいただきます。この鯖威張る弁当は、お弁当の鯖ご飯の「鯖」と、経営安定を目指しての「サバイバル」をかけてこのネーミングになったようですが、鯖ご飯もおいしく、ボリュームもあって育ちざかりの子ども達も満足だったようです。

「おいしいね~」なんて言っている余裕はないくらいガツガツ食べてます

電車の中でご飯を食べるというのは、また一種独特でいいですね。

ごはんを食べ終わった子どもから、順次車庫見学。そして駅では名物の「ぬれせんべい」や記念切符の入手などに散って行きます。車庫とは言え、すぐ隣が本線ですので、踏切にはスタッフが立って見張りをします。

私も「ぬれせんべい」を3種類(濃口、薄口、甘口)買いましたが、みんなおいしいです。家に帰って家族で食べたのですが、「固くないのが良い」という評価でした。歯が悪い人も多いですからね~。

食事の後は車庫の見学
元営団丸ノ内線の1000系
デキ3もきれいに保存されています

車庫には、元営団地下鉄丸ノ内線の2000系や、電気機関車では最小(クラス?)のデキ3など貴重な車両もあり、また犬釘やトロリー線なども間近で見ることができて勉強になります。

みんなで記念撮影

最後に記念撮影。係の方のご配慮で銚子方での撮影となりました。

銚子からは再度209系に乗車。今度は少し遠回りですが成田線経由で帰ります。利根川に沿って行くルートで、途中から3年前の夏合宿で通った鹿島線との分岐もあります。

帰りは成田線経由 こちらもわりとまったり

旅も終盤に差し掛かり、お腹もいっぱいになって寝てしまう子もちらほら。これも各駅停車の旅ならではのぜいたくなのかもしれません。途中の成田駅では時間調整で20分ほど停車します。子ども達はこの時間を使ってホームの自動販売機で飲み物を仕入れたりとおもいおもいに使います。

途中の成田での長時間停車を利用して飲み物を補充

209系との2時間にわたる旅を終え、総武快速線に乗り換え。千葉始発なので空いているはず。。。という読みは見事に外れ、短い11両編成で先行列車との間合いが空いているなど悪条件が重なり大混雑。みんな最後にへとへとになって、東京解散、横浜解散となりました。

これまで鉄道子ども会で行った日帰り旅行では、1,2位を争う乗車距離だったと思います。さらに40名超という参加にもかかわらず、保護者のみなさんの助けをいただいて無事に帰ってくることができました。楽しい旅行になったと思います。みなさんありがとうございました。

西武鉄道南入曽車両基地に行ってきました

10月5日(土)。西武鉄道新宿線、南入曽車両基地で行われたイベント、「西武トレインフェスティバル2019 in 南入曽車両基地」に便乗して、鉄道子ども会でも見学に行ってきました。

いつもより遅めの9時集合。子ども達は余裕で集まっています。最初はお母さんと一緒に来ていた子も、気が付くと一人で集合場所に来ていて、成長を感じます。

東急横浜駅から乗車します

今回はJRではなく、東急東横線の特急で所沢まで向かいます。本当は指定席のSトレインとかもいいのですが、相当朝早起きしないと乗れないので今回はパスです。

Fライナーの小手指行に乗ります。少し時間がありますがこの電車で。東急の5000系がやってきました。

F特急小手指行 来た車両は東急5000系でした

この時間の車内は結構混んでいます。ガラガラになったのは池袋を過ぎてから。池袋線は一部複々線化(練馬~石神井公園)されていて、この間は内側が緩行線、外側が快速線のイメージで小田急小田原線の複々線とは内側と外側が逆です。

周りに畑が増えてきたかなと思ったら所沢です。久しぶりに降りましたが、以前とさらに変わっていて驚きます。本当はゆっくり見ていきたいところですが、先を急ぎますので今度は新宿線に乗りかえます。

所沢で新宿線に乗り換え

所沢に行っていつも戸惑うのは、池袋線と新宿線の都心方面への電車が逆方向に走ること。西武は所沢駅で新宿線と池袋線がX字型にクロスするのでそうなるのですが、何度行ってもなれません。1番線の新宿線下りホームから、次に来た新所沢どまりの各停に乗車します。

西武はパリーグ優勝でした

電光掲示板にはパリーグ優勝記念乗車券のテロップが流れていました。次の終点新所沢のホームで写真を撮ったあと、コンコースに上がります。そこで新所沢2次集合のメンバーと合流です。

新所沢駅での写真

本当はここから徒歩30分で車両基地に向かうスケジュールでいたのですが、気温が30度近くまで上がるということあって、急きょ車両基地行きの臨時電車に乗車することに変更します。IC乗車券での車両基地での清算を避けるため、一度この新所沢駅で改札を出て、もう一度車両基地用の乗車票をもらって入場します。こうすると車両基地での清算がいらなくて、スムースに出場できるということです。

車両基地までの臨時電車はこの次
臨時の表示

もう一度ホームに戻り、臨時電車に乗車。車両基地までは途中の信号所で停車したりするので少し時間がかかりますが、歩くのよりははるかに早くて楽でした。車両基地では洗浄線で下車し、階段を伝って降りる形式。どの場所にも西武の係員の人がいて丁寧にサポートしてくれます。

洗浄線のホームから階段で降ります

臨時の改札を過ぎるといよいよ会場ですが、これがなかなかの人出です。ここから3時間ほどの班行動となりますが、おひるも近いことがあり、どの班もまずは涼しい休憩用車両でお弁当タイムになったようです。

結構な人出!それに暑い!
涼しい休憩用車両の中でお弁当タイム

この日は前日と打って変わり30度近くの気温に加え日差しも強くて、冷房の効いている車両の中は本当に極楽でした。30分ほどで食事タイム終了し、私の付いた3.4班は車両基地内の見学に移ります。

班行動で基地内を見て回ります
西武車両の下回りを見ていきます

建屋の中では、車両の下回りをゆっくり見られるエリアがあり、台車や制御器などを見て回ります。抵抗制御器とMGを久しぶりに見ました。

重い車輪を動かすための装置
ラビューの模型の前で記念撮影

この他、普段はなかなか見られない展示が目白押し。こういう時に勉強会でいろいろ学んだ知識が使えるというものです。

ラビュー(001系)と10000系(ニューレッドアロー)のラッピング車輛
40000系が真ん中に入ってました
3連並び
ラビュー よこの窓でかい!

その後、暑い中ですが外の展示を見ていきます。夏合宿も暑かったですが、この日は日差しがきつくてまいりました。さすがに私もへとへと。

こんな記念撮影も!
軌陸車の走行シーン 日中はなかなか見られない光景ですよね

そうこうするうちに見学時間も終わり、記念撮影をして帰路につきます。

最後の臨時電車に乗るのに少し時間がありましたが、その帰りの臨時電車で驚きの仕掛けがありました。洗浄線から出発した電車は、西武の社員のみなさんからホースで水をかけてもらったあと、洗浄機を稼働させたブラシの中を通って新所沢駅に向かいます。つまり臨時電車に乗った人は全員車体洗浄を体験できるというわけです。この時ホースで車体に水をかけていた西武の社員のみなさんの笑顔がとても素敵でした。どの会社の人もそうですが、鉄道ファンにとてもやさしくして頂けるので、この会をやっていても助けて頂くことが多いのです。

新所沢駅から所沢駅乗り換え、またしてもFライナーで横浜まで直行します。あまり直通で乗る人はい何のでしょうけれど、こういう機会にはぴったりの電車でした。

夏合宿2019 伊豆に行ってきました

2019年8月17、18日の土日で、鉄道子ども会3回目の夏合宿を伊豆で行いました。

1日目 8月17日

朝8時20分にいつもの横浜駅北通路北改札に集合。みんな時間前から来ているのには本当に感心します。定時には切符の関係(南伊豆フリー切符は、伊豆急線内以外では途中下車できない)で改札の外に出られない人を含めて全員そろい、簡単な説明をしてからホームに移ります。いつもわくわくする瞬間です。

横浜駅で東海道線を待つ
これから夏合宿に出発です

東海道線は、先にきた電車は途中の大船でこれから乗車する快速に抜かれるので、快速を待ちます。快速はさすがに混んでいて座れるような状況ではなく、立って乗って行きます。

東海道線の中
東海道線はさすが混んでいます

熱海まで1時間少しですが、子ども達はいろいろな情報交換に余念がありません。最近の話題は相鉄の相互直通がらみの話と京急の話が多いようです。スマホでYoutubeを見せ合ったりしている子もいるのですが、周りのことも考えるとちょっと微妙かも。

熱海で伊豆急のホームに移動すると、ちょうど折り返しのキンメ電車が着いたところでした。早速先頭の展望車?に向かいます。ほとんど空席でしたので前面展望を楽しめる席に乗車。伊豆急下田まで、普段なかなか味わえない景色をみんな充分に味わうことができました。

キンメ電車熱海駅で
キンメ電車に乗車します
2100系
前面展望を楽しみました
車窓風景
車窓からは青い海が

終点の伊豆急下田にはちょうどお昼に到着。定例の記者会見(記念撮影)を実施です。鉄道子ども会では、いつのころからか、記念撮影のことを記者会見と呼んでいます。ちょっと不思議ですね。

伊豆急下田駅
終点の伊豆急下田で記念撮影

伊豆急下田では、8月に新装開業した下田ロープウェイに乗ります。乗り場は下田駅からすぐ。30名の団体ですので、団体割引を使ってちょっとだけお得に乗車します。比較的大型のロープウェイですが、30人乗るとさすがにいっぱい。でも緑の中を下田の街が一望できる寝姿山山頂はあっという間です。

祖モダロープウェイ
新装の下田ロープウエィ
あっという間に寝姿山に

寝姿山山頂では、休憩所でお弁当タイム。場所が小さいので、班ごとに交代で食事をします。この辺はみんな手慣れたものです。鉄道子ども会では、班行動が基本なのですが、班長もこの頃にはだいぶ慣れて、子ども達をうまくまとめてくれるようになります。

お弁当タイム
寝姿山でのお弁当タイム

寝姿山の山頂からは、下田の街だけでなく、下田港も一望できます。江戸時代の末期にアメリカ合衆国のペリー提督らの軍艦が入港したのは有名ですが、この山の上の見張り台から当時の人たちは様子を見ていたのだそうです。

展望台からは下田港が一望
かなり暑くてみんなバテ気味

寝姿山見学も終わり、実はそのあと下田の街の散策&クイズも用意していたのですが、あまりの暑さと時間の関係で急きょ予定を変更し、そのまま下田駅に戻ります。

踊り子号に乗車します

下田駅で時間調整後、いよいよ特急「踊り子」114号に乗車です。伊豆高原までと短い時間ではありますが、会として有料特急うに乗車するのはかなり珍しいと思います。自由席は東京よりの2両。土曜夕方の上りはそれほど混んでいません。

踊り子の前で記念撮影

まもなく引退が決まっている、185系電車へ乗車となりますので、みんなで記者会見。この185系電車も会長が中学生くらいの時の新車ですから、随分と永く走っているものです。抵抗制御で扱いが比較的簡単ということも長寿に関係しているのでしょうか。

踊り子号車内

せっかくの特急電車ですが、あっという間に伊豆高原に到着です。ここから、送迎車で今晩の宿に向かいます。約10分ほどで到着しますが、なんとやどのすぐ横を伊豆急線が走っていて、林の関係で姿は見えないのですが、音はちゃんと聞こえるというロケーションでした。

宿はコテージ形式でしたので班ごとに分かれて部屋に入ります。会の仲間と一緒に寝るのも楽しいでしょうね。

夕食はBBQです!

夕食は、宿自慢の?BBQコーナーを貸し切ってのバーベキュー。お肉におさかなに焼きそばにとおいしい食材が並びます。特にキンメのホイル焼きおいしかったですね。

突然始まった「誕生日会」

食事も終盤に差し掛かったころ、突然高校生会員のK君の誕生会が始まりました。本人には知らせず、有志で準備を進めていたようですが、なかなか良い取り組み方だと思いました。会員の成長が分かってうれしかったですね。

夕食後は班ごとにお風呂に入り就寝。ほとんどの部屋ですぐに爆睡モードだったようです。

 

2日目 8月18日

普段は遅くまで寝ている子もいるのだと思いますが、みんな7時には起床して部屋の片づけ。中には5時過ぎに起きて朝風呂に入っていた子もいました。7時半ごろから朝食。さすがにお盆明けの土日でレストランは混んでいて、外のテラス席で食事をとります。

朝食はレストランのテラス席で
朝から元気!

みんな朝から元気。体調の悪そうな子もいなさそうです。部屋に戻って荷物をまとめ、9時頃より送迎車で駅に向かいます。団体なので、宿の送迎車でピストン輸送です。

ルネッサ赤沢
宿泊先で記念撮影

 

10時に伊豆高原駅に全員そろいます。ここで伊豆急行の役員の方からご挨拶をいただきます。

伊豆高原駅でのご挨拶

その後徒歩数分の伊豆高原車両区に向かいます。線路わきの建物ですので、すぐにわかります。まずは3階の会議室で会社の説明と注意事項を聞きます。本当に車両の整備などを行っているところですので、危険なところもありますので、真剣に聞いています。その後ヘルメットをかぶって見学に出発です。

まず注意事項を聞きます

まず車輪関係の見学。いろいろな車輪が予備品として保管されていて、不具合が発生しても対応できるようになっています。また車輪を丸く削るための機械を見学。フラットが出た時の修正もここで行っているそうです。

車輪を削る機械の前で

そのあと、検査中の車両の下のピット(穴)に入って、電車を下から覗きます。下から見るとやはり電動車のモーターがいかに大きいかが分かります。これだけの大きさのモーターがないと重い電車は動かないのですね。

電車を下から見ます
電車の洗浄

さらに場所を移動して、電車の洗浄を車内から見ます。一往復するのですが、最初は洗剤の入った水で洗って、帰りは真水で洗い流すのだそうです。迫力がありました。ただ、先頭部分はこの洗浄機では洗えないので、そこは手作業なんだとか。

パンタグラフを間近に見て

先日勉強会でも学んだパンタグラフがありましたので、身近で見学。さすがに実物を見ると理解が進みます。

記念撮影

検査中のザロイヤルエクスプレスの前で記念撮影

103の前でも記念撮影

先日退役した古豪103型の前でも記念撮影。この電車は伊豆急線開業時の車両だそうです。

 

103の運転台にも入りました

最後に乗務区を見学させていただき、乗務点呼の様子を見学させていただきました。将来の運転士を目指す子どもたちには、とても新鮮だったようです。

乗務点呼の様子を見学

そのあと質疑の時間。いろいろな質問が出ました。案内いただいたKさんは、先日まで乗務をされていたとのことで、基本何でもこたえていただけました。

貴重な見学をさせていただいた伊豆急の皆様にお礼を言い、帰路につきます。

帰りは各駅停車でのんびり

帰りは各駅停車で熱海、そこからも快速で横浜とトラブルもなく、少し予定より早めに到着となりました。

今回は夏の伊豆という繁忙期にも拘わらず伊豆急の皆様にはご対応いただき、本当に感謝です。関係者のみなさま本当にありがとうございました。

また子ども達には、日帰りの見学会とはまた違った成長の機会が出来たのかなと思いました。引率いただいたスタッフや保護者のみなさま、ありがとうございました。

ジュニアチーム見学会 牛電車と電車とバスの博物館

2019年7月13日(土)にジュニアチーム(小1~小3)で東急の牛電車と電車とバスの博物館の見学会を行いました。

ジュニアチームで外出するのは初めてですので、スタッフもまだ勝手がわかりませんが、いつものように横浜駅の北通路北改札前に9時に集合しました。今日は一日東急線乗車ですので、別の場所でもよいのですが、今後のことも考えてのことです。

いつもの横浜駅北通路北改札前に集合

東急のフリー切符を購入して、いざ乗車。フリー切符は磁気券ですから、使える改札機が限られます。久しぶりに切符が飲み込まれる感触を経験した人も多かったでしょうか。

写真はありませんが、東横線ではメトロの10000系がきました。天井の高い車です。少し込み合いながらも自由が丘へ。ここで大井町線に乗り換え、6000系に乗って二子玉川へ。

二子玉川駅で大井町線の新型6020系がきました

二子玉川駅では、大井町線の新型6020系とも遭遇。今日はいろいろな車両に巡り合えます。

二子玉川駅で2次集合の子ども達と合流し20名を超える団体となります。ジュニアの活動には保護者の方の同道をお願いしており人数が増えるのですが、子ども同士のほかに保護者同士のコミュニケーションの場にもなるのはよいことだと思います。

中央林間駅で 後ろは乗ってきた8500系

田園都市線を西進して、田園都市線の終点中央林間へ。途中まもなく駅名の変わる南町田も通りましたが、写真はうまく撮れず残念。ここまで乗ってきた8500系も、もう30年以上走っている古参車両ですので、敬意を表して背景に記念撮影。車内の床に電動機の点検口があったり、天井には扇風機がついていたりと、見どころ満載の車両です。

中央林間駅で折り返し

子ども達からは「なんで中央林間まで来たの?」と素朴な質問が飛んできます。乗り鉄としては、後々禍根を残さないように乗れるところを乗っておくという気持ちになるのですが、子ども達には理解できないようで、説明に少々手こずりました。小学低学年の質問攻撃に久しぶりにあったような気がします。

田園都市線の新型2020系

中央林間からはラッキーにも新型の2020系。さすがに新しいだけあって静かです。座席も背もたれが随分高くなっていて快適そう。でもあっという間に長津田で、ここでこどもの国線に乗り換えます。

こどもの国線は単線で、今日は一日牛電車が運行ということは聞いていました。少し待っていると牛電車がやってきました。20分間隔で運転しているようです。

牛電車

牛電車の中はなかなか凝ったデザインで、床には牛の足跡があったりと遊んでいます。子ども達も喜んで外を見たりしながら短い乗車時間を過ごします。途中恩田の手前で東急の車両工場があったりしますが、あっという間に終点です。

牛電車の中はこんな感じ
牛電車 床に牛の足跡が

こどもの国の折り返し時間を使って、班行動の簡単なレクチャーをします。これをするのとしないのとでは、後々大違いなのですが、ジュニアのみんなは飲み込みが早くてあっという間に終了です。

牛電車で記念撮影

再びこどもの国駅に戻って、また来た牛電車をバックに記念撮影。みんなにこにこですが、必ず1~2名顔が映っていない子がいるというのは当会の伝統でしょうか。

各駅停車で宮崎台へ。いよいよ電車とバスの博物館です。駅の改札からぬれずに行けるアプローチはなかなか素敵です。

いよいよ電車とバスの博物館!

時間がお昼を過ぎていましたので、まずは奥のB館の休憩コーナーで昼食。人数が多いので譲り合っての食事となります。

みんなでお昼の時間

お昼が終わった班から、班単位で見学スタート。私が一緒に回った3班は、まず電車を自分なりにデザインできるコーナーへ。電車の色やシールなどがパソコン上で変えることができるというものですが、子ども達はなんなくこなしていきます。

自分ででんしゃのデザインができるコーナー

次に、その時分でデザインした電車でシミュレーションができるコーナーへ移動。先ほどデザインした電車を自分で走らせることができるという趣向です。

自分でデザインした電車でシミュレーターができます

その後3班はA館に移動してクイズコーナーや模型コーナーなどを見学。しかし子どもによって興味のあるところが異なるので、なかなか班行動という風には行きませんでした。この辺は仕方がないところかとも思います。

クイズコーナー なかなか難しいぞ

あっという間に16時前になりましたので、恒例の玉電の前で記念撮影をして帰路につきました。

玉電の前で記念撮影

大岡山で2次解散、その後目黒線経由、日吉で一度トイレ休憩を挟んで東横線で横浜にほぼ予定時刻に帰着しました。

ジュニアチームとして初めての外活動でしたが、まずは大きなトラブルはなく終了できました。子ども達も保護者のみなさんもまだまだ関係性が出来ていないのですが、今後活動を続けるにしたがって、まとまりが出来てくると思います。まずはみなさんお疲れさまでした。

てっぱくに行ってきました

2019年初の活動は、鉄道博物館(大宮)の見学会にしました。

2019年1月14日(月・祝)に今年始めての活動として大宮にある「鉄道博物館(通称てっぱく)」の見学会に行ってきました。鉄道子ども会として「てっぱく」に行くのは約3年半ぶり。前回は数名での見学でしたが、今回は保護者・スタッフをあわせて三十名以上の団体になりました。

私は朝ごはんを食べようと、少し早めに横浜駅についていたのですが、集合時間の8時の40分も前から来ている子もいました。みんな楽しみで仕方がない様子です。今回は1次集合と2次集合でほぼ半々の人数になりました。横浜以北からの子が多いということですね。

運転席にかぶりつき

横浜駅から、湘南新宿ラインで北上します。先頭車の乗ったので、運転席にかぶりつく子も、車窓を眺める子もいてまちまち。普段この線に乗り慣れない子も多く、次々と出てくる「鉄道スポットに夢中です。電車は西大井から蛇崩の分岐から埼京線へと入り、渋谷、新宿、池袋と東京の西側を北上します。1時間ほどで大宮に到着。距離はありますが案外早いです。

大宮で2次集合のメンバーと予定通り合流し、もうそんなに新しい訳ではないですが「ニューシャトル」に乗って一つとなりの鉄道博物館駅に向かいます。子どもたちに教えてもらったところでは、ニューシャトルの駅で鉄道博物館駅が大宮についで二番目に乗降客数が多いのだとか。年間100万人程度の入場者があるというのですから、それも当然なのかもしれません。

ニューシャトルでは残念ながら新車には当たりませんでした

わずか一駅で鉄道博物館駅に到着。開館直前で博物館前にはすでに結構な列が。私達も団体入り口で手続きをして入館します。入館後は基本的に班行動となります。私は3班について久しぶりの「てっぱく」見学を開始しました。

入り口付近 巨大な「シンカリオン」がお出迎え

館内はとても広く、一日で全部見るのは不可能なのでまずは南館の方へ。2階の車両の模型のところでみんな足が止まります。去年の夏合宿で行った碓氷レールパークのアプト式機関車の模型を見つけてみんな見入っています。勉強の成果が出ているようですね。

アプト式の機関車模型の前で

お昼のために駅弁屋さんへ。早く行かないと売り切れるというので、まさかと思っていましたが、実際にお昼時には長蛇の列で、確かに売り切れていたので、みんな先見の明があるということでしょうか。

お弁当を確保し、いよいよ昨秋開業した南館へ。1階のエントランスには、E5系新幹線のモックアップがお出迎え。グランクラスを模した車内には入れませんが、大きさといい、迫力があります。

迫力ありますね。ちゃんと行き先表示もされます

さらに南館を探求。2階の歴史コーナーでまたまたみんなで見入る時間が。普通はすぐにシミュレーターや模型とかに行きそうですが、特に3班の子どもたちは研究系のものが好きな子が多いようで、付き添っている側がちょっと驚きます。

そうこうするうちにお昼の時間が近づいてきたので、本館へ移動。現地に到着すると、すでに1班・2班の子どもたちはご飯を食べだしていました。

お昼のお弁当タイム

お昼もそこそこに各班が動き出します。3班は車両展示フロアーに降りて、見学再開。昔の車両がたくさん置いてあって一つひとつ見学していきます。

ED17
EF58-89
3班のみんなで記念撮影

車両を見学した後は、北側に移動。鉄道の知識を学べるコーナーにやってきました

子どもたちはそれぞれ楽しみましたが、時間はあっという間に過ぎてそろそろ帰らなければならない時間になりました。そこで先程の南館1階で会全体で写真をとることにしました。

新幹線のモックアップの前で

博物館には合計で5時間居たのですが、まだまだ見たりないところも多く、後ろ髪引かれる思いで退館しました。

久しぶりの鉄道博物館でしたが、やはり見どころが多いですね。これからも定期的に組み込んでいきたいと思った見学会でした。