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夏の旅行会その2 8月19日(東京1団)

鉄道子ども会の今年3年ぶりに夏の旅行会(茨城)ですが、今回から神奈川と東京の2団体制になりましたので、2回に分けて開催しました。2回目は東京1団のみなさんで「ひたちなか海浜鉄道」に伺いました。

前回と同じ朝8時に東京駅集合。さすがというか、みんな時間前に集合していました。付き添いでいらしていただいた保護者のみなさま、ありがとうございました。

今回の旅行は、当初は1泊2日の合宿で予定していましたが、新型コロナウイルスの関係もあり、宿泊は取りやめ、日帰りとして実施することとなりました。

宿泊先の方とは3月くらいからやり取りをしていましたし、実際に下見で伺ってお会いしていましたので、お断りの電話をするのは本当に申し訳なかったのですが、快くキャンセルに応じていただいたことは本当に感謝でしかありません。このお返しはぜひ近々にと思っているところです。

さて、常磐線です。普通電車に乗ると言っても、30分くらいが普通だと思うのですが、今回は上野から勝田まで2時間半近くの乗車になります。普通なら飽きると思うのですが、鉄道子ども会の子はちょっと違うかもしれません。

楽しい車内!

なんの電車とすれ違うかな?

なになに?

常磐線と言えば、我孫子の鶏天そば(今回は下車できないのでお預け)、取手の関東鉄道常総線(気動車が見られます)、取手藤代間のデッドセクション(直流区間と交流区間の境目)、土浦、神立の霞ケ浦、友部での水戸線合流、水戸駅の貨物機関車(EF81)、勝田の電留など見どころいっぱいです。

最近の電車は性能が良いため、デッドセクションでは昔のように、照明が切れることはなく、どこで無電区間に入ったのかわかりません。かろうじて空調が止まるので、それと知れるのですが。

勝田に到着。早速ひたちなか海浜鉄道線に乗り換えます。今回は保護者の方も入れて40名ほどの団体になりますので、列もこんな感じに。

40人が動くとこんな感じに(勝田駅)

勝田駅の1番線に移動。ここからひたちなか海浜鉄道に乗車します。車両は前回もお世話になったキハ37100-03 ちなみに3710で「みなと」を表しているそうです。茨城交通時代に導入されたディーゼルカー(気動車)です。

ひたちなか海浜鉄道に乗車!
キハ37100-03 湊線用に新製された車両です

夏休み終盤ということもあってか、車内は満員。子ども会の子は、事情のある子を除いてこの状況では座らないのが会のルールです。

満員の車内

15分ほどで、ひたちなか海浜鉄道の中心駅、那珂湊(なかみなと)に到着。早速見学をさせていただきます。

ひたちなか海浜鉄道の係の方にご挨拶
ヘルメットをかぶって出発!

ヘルメットをお借りして、見学に出発です。前回の神奈川1団の時に比べると、風が適度にあって随分涼しい感じです。

車庫の前ので説明を受けます

バス整備工場側から見学スタート。第三セクター化のお話なども丁寧にしていただきます。

この木造の車庫は創業時からのものではないかと
カミンズ社製のエンジン(本物)です。JR東海のキハ85も同じエンジンとのことでびっくり!

やはり実物を見ることが、見学のだいご味です。ちょうど整備中のディーゼルエンジン(カミンズ社製)。なかなか目の前で見ることはできません。

エンジンは相当大きいですね
車庫での並び

車庫の中に、お休み中の車両も。

城北線の車両が!なぜ?かはないしょ
キハ20に奥にはケハも!このステンレス車体は日本初の気動車のステンレス車体だとか

車籍のない車両もいろいろありまして、たのしいですね。最後は車庫前で記念撮影。みんな勉強になったでしょうか?

みんなで記念撮影! 大満足の様子です。

見学が終わって、お弁当タイム。動いていない車両を開放していただいてお昼ご飯です。

楽しいお昼タイム
那珂湊駅

食事が終わった子は、駅の窓口で湊線グッズを買ったりしています。アイスクリーム食べていた子もいたな~。

そんなこんなで、時間はあっという間にすぎて、再度湊線に乗車、終点の阿字ヶ浦を目指します。

運転席の後ろはやはり特等席?

車両の先頭はやはり子ども達に人気。お客さんのじゃまにならないように見学します。この辺りはサツマイモの産地で、サツマイモ畑も多いです。

終点の阿字ヶ浦に到着。ここのは保存車両が2両おかれています。ボランティアで保存活動をされている方の努力には本当に頭が下がります。

この阿字ヶ浦駅が終点でなくなる日も、そんなに遠くなさそうです。この先にネモフィラとかコキアで有名な「ひたちなか海浜公園」があり、そこまでの延伸計画が実現の予定です。

イベント時期にはこの辺の道路が渋滞で動かなくなってしまうので、早く延伸されると良いですね。

終点の阿字ヶ浦での記念撮影!後ろの車両が良い味をだしています

帰りもキハ37100-03です阿字ヶ浦からの帰りもキハ371000-03 今日は一日ありがとうございました!という感じです。

勝田に戻って、再度上野までの2時間半近くの旅です。勝田駅にはこんな珍しい車両も止まっていました。

勝田駅ではこんな車両も!

無事に東京駅の集合場所に到着。みんな楽しかったかな?次回の外活動は、予定が変更となりましたので、決まり次第お知らせします。

夏の旅行会その1 7月29日(神奈川1団)

鉄道子ども会は今年3年ぶりに夏の旅行会(茨城)を行いました。

前半の7月29日(金)に神奈川1団を中心にしたメンバーで「ひたちなか海浜鉄道」に伺いました。

朝8時に東京駅集合でしたので、ちょっと早すぎたかなとも思いましたが、みんな時間前に集合していたのはさすがです。早速上野駅まで移動して常磐線に乗車します。

スタート直後はみんな元気!

この常磐線に約2時間半乗車します。上野を出るときは15両編成でグリーン車も2両ついているのですが、なんと途中の土浦で後10両が切り離され、終点の勝田まで行くのは前の5両だけ。ということで前5両に乗車します。

常磐線の見どころその1は、取手駅の関東鉄道。左手のホームに関東鉄道のディゼルカーが止まっています。

見どころその2は、取手~藤代間のデッドセクション。昔の電車は無電区間に入ると照明も消えたのですが、今は冷房が止まる位で分かりにくくなりましたね。

みどころその3は水戸駅の貨物支所のEF81などの機関車。

といろいろ見どころはあるのですが、さすがに2時間半は疲れました。

中盤を過ぎてもまだまだ元気!

勝田駅で乗り換え。ちょうど501系の普通列車が勝田駅に到着。上野口では見ることが出来ない車両です。

勝田駅遭遇した501系 土浦以南では見ることがほぼできない。

さて、いよいよお目当ての「ひたちなか海浜鉄道」に乗車します。ひたちなか海浜鉄道の勝田駅の改札は、なんとJRの駅構内の中にあります。

班ごとに記念撮影
班ごとに記念撮影
班ごとに記念撮影

時間が少しあったので、ホームで記念撮影など。そうこうするうちにひたちなか海浜鉄道の車両がやってきました。

やってきた37100型気動車

キハ37100-03です。

夏休み中の平日にもかかわらず結構な乗車率になっていて、子ども達はじゃまにならないように分散して乗車します。なかにはお決まりの運転席後ろに陣取るメンバーも。

車両前からの風景も迫力があります

この車両は運転席は半室のため、一番前に近いところまで近づくことができます。緑の濃い沿線の風景も、迫力があります。

那珂湊駅に到着

ひたちなか海浜鉄道の中枢駅、那珂湊駅に到着

早速ヘルメットをお借りし、係の方の指示のもと見学を開始です。

ヘルメットをかぶって見学へ

ヘルメットはかぶりなれない子が多くて、結構時間がかかりました。

係の方のご案内で見学を進めます

しかしこの日は暑かったです。風もほとんどなく、快晴という状況で大変でした。こういう時に心配なのが熱中症ですが、少し調子の悪い子も出たものの、水分を適宜取りながら進めたためもあって、概ね問題ありませんでした。

車庫内を見学中
城北線の車両がなんでこんなところに!

車庫の中は、いろいろ興味深いものがあって、子ども達も見入っています。

みんなで記念写真

ということで見学の時間はあっという間に過ぎてしまいました。

そろそろお昼の時間ということで、特別にキハ205を用意いただいて、その中でお弁当をつかうことにします。

お昼はキハ205の中で。でも冷房などはなし。
お昼だよ!

車両の中で食べるお弁当はまた格別です。また、食べ終わった子は駅で記念のキーホルダーなどを買っています。

駅でお土産を買ったりしています

予定の時間をオーバーしたため、予定を組み替えて1本後の列車に変更しました。那珂湊駅を離れ、ひたちなか海浜鉄道の終点、阿字ヶ浦を目指します。

阿字ヶ浦までの車窓は、海が見えたり、サツマイモ?の畑があったりと変化に富んでいます。10分少しで終点の阿字ヶ浦に到着します。

終点の阿字ヶ浦での記念撮影

これでひたちなか海浜鉄道を完乗となりました。ここからは帰路になります。

帰りの列車内

勝田駅で乗り換え、常磐線に乗車します。さすがにみんな疲れも。

帰りの常磐線車内

終点上野で乗り換え、無事に東京駅で解散となりました。

7月29日のその1はここまでです。8月19日には東京1団中心のその2の旅行会が行われましたので、それはこの後アップしましょう。