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11月6日の地下鉄博物館見学&カシオペアを見るかい?無事終了しました

2021年11月6日(土)相鉄線以来の見学会を行いました。今回はテストの意味も兼ねて、近場の地下鉄博物館(東西線葛西駅)に行ってみることにしました。

食事を一緒に取らなくても良いようにと、午後集合として、夕方解散の日程としました。

今回東京駅での集合としたのですが、どこがわかりやすいか、さらに今後の東京駅での集合場所の標準としたいという考えもあって、ややマイナーですが地下の動輪広場を集合場所としました。丸の内南口の地下で、割とスペースに余裕があるのでまずまずでしょうか。

待ち合わせ場所にある蒸気機関車(SL)の動輪

時間になると、参加者9名とスタッフ全員が集合。みんな久しぶりなので張り切ってますね。丸の内の地下を移動してメトロの東西線へ。今回は人数が少ないので、班編成は行わずに動きましたが、やはり動くには少し多かったかもしれません。

東西線に乗って葛西に向かいます

メトロが最も力を入れて輸送力増強をしている東西線ですが、久しぶりに乗車するといろいろ変わっていて面白いです。葛西駅は快速が止まりませんので、各駅停車の旅です。あまり混乱もなく、葛西に到着。

駅前の大きな道路を渡って地下鉄博物館に向かいます。久しぶりの地下鉄博物館です。

地下鉄博物館に到着

新型コロナ感染症対応で、館内の入場制限を行っていましたが、私たちの着いた時間は制限なく、券売機で切符形式の入場券を購入して早速中に入ります。中学生までは100円と破格です。

入場券を買って、自動改札を通ります

この博物館は、葛西駅が待避線があることから駅の下に比較的大きな敷地があるのを利用して作られています。このため線路に沿って横長の博物館になっています。手前に実物車両の展示、中間が施設設備、運行関係等の展示、一番奥がシミュレーターや模型ジオラマなどの展示をなっていて、わかりやすい構成になっています。

地下鉄博物館の案内図 横に長いのはせんろの下なので仕方がないですね。

まず入って出迎えてくれるのが、銀座線と丸の内線の古い車両。丸の内線は両運転台の300系車両

昔の丸ノ内線の車両

車両の中がピンク色の塗装で、登場当時話題になったようですね。

丸の内線の車内はこんな感じでピンク色
車内が薄いピンク色でしたが、それに合わせて運転席もピンク色

銀座線は東京地下鉄道の1000系で、地下鉄が走り始めた頃の車両になります。1927年製造とかのはずなので、もうすぐ100歳ですね。車内に置かれている人形がリアルです。

銀座線の方には入れませんが、中にリアルな人形が乗っています。運転室が半分しかないので、昔は前面展望が楽しめたはずです。

博物館内では、みんな思い思いに見学。やはり人気があるのは運転シミュレーターで、並んで何回かトライする子も多かったですね。また、一部は車体が本物のように動くシミュレーターもあって、本格的です。奥の休憩コーナーでは、甲種輸送の展示もあって、なかなか面白かったです。秩父、東武経由で車両を入れていることもあるとは驚き!

やはり人気はシミュレーターですね
土曜日でしたが、ゆったりと楽しむことが出来ました

ある程度中を見終わった面々には、当会の技術担当のSさんの解説会がはじまりました。特に地下鉄ならではの第3軌条集電に関してはみんな興味津々といった感じでした。

子ども会講座のはじまり。なんでここは「木」で出来ているのかな?

次に地下鉄ならではのトンネルの話。「トンネルってどうやって掘るの?」なんて質問、考えたこともない子が大半で、反応が面白かったです。また、どうして「トンネルが丸いところが多いの?」なんて質問も。

トンネルの構造なんかはここでないとちゃんと見ることはできません

トンネルの構造以外にも、いろいろな仕掛けがトンネル内にある事も改めて確認。地下鉄博物館はこの辺の展示がしっかりしていて勉強になります。

この台車はかなり変わってますね~

そろそろ見学の制限時間(90分)になりましたので、1000系電車の前で記念撮影。瞬間息を止めてマスクを外して撮影をしております。

みんなで記者会見(記念撮影)マスクは瞬間外してます

当初はこれで東京駅に戻って解散の予定だったのですが、Kさんから「今日カシオペアが走るらしいですよ、ちょうど終わる位に」という情報がもたらされ、「カシオペアも見るかい?」と。折角なので見に行こうということで予定を変更して尾久駅へ向かうことに。

葛西駅はちょうどホームドア設置中。最新型の伸びるホームドアで、ドア間が広いですね

葛西駅はちょうどホームドア取付工事中でしたが、中の扉が伸びる最新型のホームドアなので、ドア間がとても広いです。

東京駅経由で尾久駅へ。この駅は隣に電車などの留置線があり、カシオペアもここから上野駅に推進運転(日本で多分ここだけ)で向かいます。駅のそばには通常の営業運転からは引退した185系電車、そしてお目当ての「カシオペア」はEF81と出発準備をしていました。

185系も!
尾久駅から出発前のカシオペアを見ることができました。この後推進運転で上野駅へ向かいました

一度尾久駅で外に出ます。なかなか降りる機会の少ない駅ですので、息止め記念撮影をして、もう一度ホームに戻ります。

一度改札の外に出ます。記念に記者会見2

カシオペアはもう少しゆっくり来るのかと思っていたのですが、通常の速度で通過していきました。臨時で盛岡まで行く運行のようです。みんな黄色い線の内側から見たり、写真を撮ったり。初めて現物を見たという子が多かったですね。

ホームからカシオペアの通過を見送りました
カシオペアの最後尾(r氏提供)

こうして、当初予定の地下鉄博物館にプラスαをしての見学会は無事に終了しました。

後で歩数計を見たら約2万歩も歩いていました。参加した皆さんはお疲れさまでした。次回の見学会・旅行会はいつ、どこになりますか。