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第71回 交通総合文化展2024の入選作が発表になりました

日本交通文化協会が毎年公共交通機関や日本の良さ・魅力をテーマに行っている作品展の入選作品が発表されました。

鉄道子ども会からも、有志の子ども達が出品しましたが、残念ながら入選はできず。みなさんなかなかレベルが高いので、またチャレンジしたいと思います。

交通総合文化展2024結果はこちら

 

房総縦断の旅 神奈川1団冬の旅行会

鉄道子ども会では、年に何回か日帰りの旅行を行っています。2022年の年末は、神奈川1団が千葉に、東京1団が山梨にそれぞれ出かけましたが、まずは神奈川1団の旅行会の記録です。

12月18日(日)8時半に横浜駅に集合。毎回のことですが、遅刻する人はほぼいません。楽しい旅行の日だと目もぱっちり覚めるのかな?

横浜からは横須賀線・総武快速線で千葉に向かいます。千葉駅で乗り換え、内房線の電車は、最近数を減らしている209系です。

減りつつある209系のクロスシート車に乗車

この電車は、もともとは京浜東北線で走っていたのですが、その後改造を受けて千葉の房総地区の主役になりました。クロスシート、トイレ付ということで、京浜東北線を走っていたのと同じ車両とはとても思えません。

209系だよん

電車は空いていたので、座っていきますが、五井までは20分ほどしかありません。五井駅で降りて、いよいよ小湊鐡道に乗車しますが、その前に時間があるので小湊鐡道のSLと車庫を覗いてみます。

五井駅につきました。千葉駅からそんなに遠くないです。

今日は日曜日ということで、職員の方がいらっしゃらないので、前の道からSLを見学。その後線路際に移動して車両基地を見ます。

小湊鐡道のSLの前で記念撮影 日曜のため中に入れず残念!
小湊鐡道の車両群 見ごたえあります

当然ですが、小湊鐡道は非電化ですので、ディーゼルカーがたくさん。中でもJRの東北地区からやってきたキハ40系は、朱色一色で目を引きます。

たらこ色のキハ40もいました

駅に戻って、いよいよ小湊鐡道に乗車です。乗車したのはキハ208。1970年に日車で製造された小湊鐡道200形の一両で、設計のベースは国鉄のキハ20系ですが、小湊鐡道のオリジナル車両です。エンジンはDMH17Cですので、昔のエンジン音を楽しめます。

いよいよ小湊鐡道に乗車

1時間少しの旅のはじまりです。乗車してすこししてから、ある子から「会長、床の下からなんかすごい音がします!」と聞かれました。そうなんです、ディゼルカーですから、バスと同じで車体の下にはディーゼルエンジンがついていて、その動力で動いているのです。普段は電車なのですが、今回初めてディゼルカーに乗った子も何人かいたようです。

車内は全員着席でき、良い感じ
朝が早かったので、寝落ちの子もちらほら

最初は田園地帯を走っていたのですが、徐々に山に分け入っていきます。最後に長めのトンネルを抜けると終点の上総中野です。

ここでいすみ鉄道に11分で乗りかえです。これを逃すと1時間次の列車までありません。いそげいそげ。

上総中野駅でいすみ鉄道に乗りかえ
乗り換え時間が割と短いです
いすみ鉄道に乗ります

いすみ鉄道はいすみ301に乗車。ディゼルカー1両の編成ですが、スムーズに乗車できました。この車両は2012年新潟トランシス製の軽快気動車で、エンジンはコマツ製のようですが、馬力があるため電車のような加速で驚きます。

いすみ鉄道乗車中

大多喜駅に到着

約20分で大多喜駅に到着です。この後お昼ご飯を食べてから「房総鉄道中央館」の見学に向かいます。

この施設は、駅から徒歩数分のところにあるのですが、巨大な鉄道模型のレイアウトがあり、ここだけで一日遊べてしまいそうです。現在は日曜日しかやっていないようですので、行かれる方は事前に確認をお願いします。

房総鉄道中央館のホームページはこちらから

すごいところを発見しました!
本格的なHOゲージのレイアウト!

時間の関係もあり、後ろ髪ひかれながら駅に戻ります。大多喜駅から大原まで乗車します。大多喜駅には、ちょうどキハ52とキハ28の2両編成がとまっていました。

大多喜駅で記念撮影
キハ52+キハ28がとまっていました

大原までの列車では、運転士の方が子ども達にも前面が見られるように配慮いただき、子ども達も前面にかぶりつきです。ありがとうございました。

車両の前にかぶりつき

終点の大原では、いすみ鉄道のお土産をみんなで購入。鉄道ファン向けの商品が多くてみんな楽しそう。駅前で記念撮影もしておきました。

大原駅で記念撮影
特別塗装の特急「さざなみ」

大原からは、外房線で上総一ノ宮駅へ新鋭のE131系0番台に乗車。内房線、外房線、総武線、成田線、鹿島線などでのワンマン運転用に開発された車両で、2両編成で運転されています。

この列車は結構混んでいました。さすがに電化線ですね。終点の上総一ノ宮では、車両の前で記念撮影。

E131系0番台を背景に

この駅で途中下車します。行先表示で横浜でもよく見かける「上総一の宮」ですが、降りたことのある人は少ないのではないでしょうか。降りてみると、とてもモダンな感じの駅で驚きます。

上総一宮駅 モダンな感じの駅でした

上総一ノ宮駅で時間を調整したのは、横須賀線直通の始発を待ってのことでした。ここから横浜までは乗り換えなしで帰ります。

乗ってしまえばあっという間!なんてことはなくて、2時間を超える乗車となりました。子ども達は駅名しりとりをしたり、写真を見せ合ったしながら過ごします。途中の夕日がきれいでした。会としては遅めの18時半過ぎに横浜駅で解散となりました。

帰りは217系で一気に横浜まで

房総縦断は時間がかかるので、仕方がないのですが、本当はどこかで1泊したいくらいの行程です。次回はどこか温泉でゆっくりしましょうか?

地方民鉄フォトコンテスト募集

こちらも日曜のオンライン会で話題になっていました、日本民営鉄道協会が実施している「地方民鉄フォトコンテスト」のお知らせです。

現在募集中で、2022年1月23日まで募集しています。作品募集テーマは「鉄道のある風景」と「民鉄キッズ」で、ツイッターのタグを3つ付けて応募するだけ。しかも民鉄キッズは小学生以下の子どものみ応募可能ですので、どしどし応募しましょう。

※地方民鉄ですので、大手民鉄やJRの写真はダメですからご注意を。

詳細は応募説明書をご確認くださいね。

全日本鉄道写真コンテスト2021の募集

   昨日の会員オンライン会で話題になっていた、写真コンテスト2つのうちの一つです。

全日本鉄道写真コンテスト2021」は全日本写真連盟が行うコンテストです。

通常参加費用がかかりますが、高校生以下はなんと無料です。最近子ども会でも写真を撮る人が増えていますので、腕に自信のある方は参加してみたらどうでしょうか。

詳しくは「全日本鉄道写真コンテスト2021」のホームページを参照してください。