7月30日と8月3日の二回に分けて、夏の見学会を実施しました。場所は、すみませんが内緒です。
2回ともすごく暑い日でした。真夏ということで午前中のみの行事にしたのですが、気分の悪くなる子もいて、スタッフも気を使いながら活動を進めました。
普段は入ることのできないエリアに入っての見学会でしたので、子ども達もOBも大興奮でした。
ご協力いただきましたみなさま、ありがとうございました。
7月30日と8月3日の二回に分けて、夏の見学会を実施しました。場所は、すみませんが内緒です。
2回ともすごく暑い日でした。真夏ということで午前中のみの行事にしたのですが、気分の悪くなる子もいて、スタッフも気を使いながら活動を進めました。
普段は入ることのできないエリアに入っての見学会でしたので、子ども達もOBも大興奮でした。
ご協力いただきましたみなさま、ありがとうございました。
会長の竹内です。桜がいよいよ満開です!
今後の予定ですが、今日は13時から神奈川1団の交歓会(正会員のみ)が東戸塚で開催されます。年度初めですので、卒団式と進級式も併せて行います。
今度の土曜日13日には、私の講演会「鉄道大好きな男の子の育て方ー15年の実践を通してー」を東戸塚で開催します。残念ながら定員いっぱいになることはなさそうです(涙)。
その翌日14日(日)には、参宮橋で東京1団の交歓会(正会員のみ)が開催されます。
25日(木)の午前中は、鉄道フリースクール(お話し会の名前を今回から変えました)を飯田橋で開催します。こちらは間もなく定員いっぱいになります。
29日(月祝)は交歓会体験をに参宮橋で開催します。こちらはメルマガに登録いただければ参加可能です。こちらはそろそろ定員いっぱいになりそうです。
講演会、鉄道フリースクール、交歓会体験はいずれもPeatix経由での申込になります。
5月は横ぐし活動として、12日(日)に小学6年生以上の正会員で群馬県の東武線乗車、18日(土)には小学5年生以下の正会員で秩父鉄道乗車の外活動を行います。26日(日)にはメルマガ購読者向けの交歓会体験(東戸塚)、29日(水)には鉄道フリースクールを開講予定です。
6月以降も行事が目白押しですが、お知らせはまずはここまで。
2024年2月25日(日)、前日は晴れだったのに、この日は小雨というコンディション。しかし10時半過ぎの取手駅には続々と鉄道子ども会の会員が集合してきます。
鉄道子ども会は、神奈川1団約50名、東京1団約50名の約100名で活動していますが、神奈川と東京が合同で行事を行うことはないので、こんなに人が集まるのはこの周年行事しかありません。そのため、スタッフも稼働できる人はほぼ全員参加し、さらに保護者の方にもいろいろお手伝いをお願いするということになりました。定刻には全員集合。さすがです。
11時過ぎに貸切列車が入線してきます。関東鉄道では最古参の0系気動車。今回の企画のために、関東鉄道様で調整いただいたレア車両です。通常土日の昼間に運行されることはありません。
しかもこの列車には鉄道子ども会のヘッドマークが前後についています。
このヘッドマークは、下り方は、会のマークをアレンジしたもの。上り方は、会員の城戸君のイラストをそのまま生かしたものにしました。ヘッドマークをデザインしたデザイナー曰く「この絵のインパクトが良いので、このまま使いたい」とべた褒めでした。
入線した車両の撮影、トイレ(関東鉄道の車両には車内にトイレはないのですが、各駅にはあるので大丈夫なのです)を済ませたりとドタバタします。定時に取手駅を出発。
歴史のあるディーゼル機関の心地よい音を聞きながら、一路水海道を目指します。沿線は住宅街で、東戸塚などの景色とあまり変わりません。そう、この関東鉄道は国内で極めて珍しい非電化通勤路線で、取手~水海道間は複線です。これだけの距離の複線非電化区間は国内にないでしょう。
周辺の景色でいえば、本当は近くに筑波山が見えるはずなのですが、低い雨雲の影響で裾野しか見えないのは残念でした。また、車内には、鉄道子ども会のマークをあしらった掲示がいろいろされていて、本当に気を使っていただいているのがよくわかります。
車内では、Sさんによるディゼルカー講座が行われます。車掌台のマイクを使っての説明で、事前に配布された資料を見たりしています。この0系の台車はコイルバネを使った少し古い設計の台車なので、普通乗っている電車などと違った揺れ方をします。妙に納得している子ども達もいて面白いですね。
水海道では折り返し時間にトイレ休憩と撮影会。ここから水海道の車庫に折り返しで入っていきます。
一旦引き上げ線に入り、整備場前に列車を停車させます。ここで記念撮影をして、少し見学という段取りだったのですが、人数も多いことから思った以上に時間をとられてしまいました。
構内では、踏切の非常ボタン体験もできたりしてみんなで見学をしたり、電車とは違った床下機器を撮影したりとおもいおもいに楽しみましたが、本当はもう30分くらい時間が欲しかったですね。これは次回に改善しましょう。
車内ではお弁当を食べたりしながら、列車は水海道に戻っていきます。車両基地で対応いただいたみなさんに手を振っていただいたりして、とても良い雰囲気に。関東鉄道の皆さんは、本当に子ども達のことを思って動いていただいていて、ありがたいです。
水海道からは本線に復帰して、北上します。ここからは単線区間になりますので、行き違いなども発生します。前面に陣取っている子ども達は、駅のポイントが珍しい子もいて、一所懸命に写真を持っていました。横浜周辺では相模線かこどもの国線、京急の三崎口の方まで行かないとみられないですよね。
周りはすっかり農地が増えて、ローカルな感じになってきました。今回は時間の関係で終点の下館までは行かず、映画で有名な下妻駅で折り返します。
この折り返しが、かなりマニアックで、子ども達も大興奮。本線上で折り返して一旦3番線に退避し、ここで上下が離合。交換が終わったところで改めて3番線から本線折り返しで2番線着線という、文章で書くとなんだかわからないと思いますが、普段は行われない運行が実現しました。情報を聞きつけた鉄道ファンの人たちもチラホラみられるようになります。
下妻駅から折り返して、今回の終点守谷駅に向かいます。途中の水海道でも停車時間があり、撮影タイムに。実は、今日すれ違う列車はみんな違う形式や塗装の車でした。これも関東鉄道さんが好意で対応していただいたもので、子ども達もいろいろな種類n車両を見たり撮ったりできていました。ありがとうございます。
帰りの車内では、車掌さんや関東鉄道のみなさんのアナウンスや沿線紹介など、楽しい時間。いろいろな写真を撮っています。楽しい時間はあっという間です。無事に守谷駅に到着。いろいろ対応いただいた運転士の方、企画をしていただいた方、アナウンスをしていただいた方など、みなさんにご挨拶をしたあと、臨時列車は水海道に帰っていきました。
お天気にはあまり恵まれませんでしたが、無事15周年イベントを終えることができました。いや~楽しかった。この後、アンケートにもお答えいただきましたが、子ども達も楽しかったようですね。
ご協力いただいた関東鉄道様、保護者のみなさま、ありがとうございました。またサポートいただいたボランティアのみなさまお疲れさまでした。
※一部の写真は意図的に解像度を落として掲出しています。
鉄道子ども会創立15周年を記念して、2月25日(日)に関東鉄道さまに協力いただき、貸切列車と車庫見学を約100名の参加で行いました。
当日は小雨の降る寒い日でしたが、子ども達は思う存分鉄道を楽しんでいました。
ご協力いただいた関東鉄道のみなさま、保護者のみなさま、そしてボランティアのみなさま、安全な運営にご協力いただきありがとうございました。
詳細なレポートは後日展開いたします。 会長
鉄道子ども会は、2009年2月11日に活動を開始しましたので、2023年の2月11日は14周年の記念日にあたりました。
昨年までは、コロナの影響もあってクイズ大会などを行っていましたが、今年は初めて機関誌の「鉄とも」を創刊しました。
さらに記念の行事をしたいということで、交渉の結果、東急電鉄の世田谷線での貸し切り運転を行うことになりました。大変遅くなりましたが、その日の模様をレポートしたいと思います。
神奈川1団と東京1団が合同で活動を行うのは、実は初めてで、保護者も入れると80名以上になるということで、ちょっと心配していました。
世田谷線の三軒茶屋駅前に集合した子どもたちも、なんか楽しそうです。流動阻害にならないように気を付けます。
貸切電車は、臨時のスジに入るらしく、そもそも乗降の時間が短いため、一般のお客さまの迷惑にならないように、降車ホーム側で待機となります。
いよいよ待ちにまった電車が登場。なんと「招き猫電車」が充当されていました。子どもたちからも歓声が。
一斉に4か所のドアから乗車。みんな思いおもいに陣取ります。全員が座れるわけではありませんが、立っている方がいろいろ見られるというので、座らなかった子も多かったですね。
乗車していみると、車内は結構な混みようです。保護者のみなさまも、初めて乗車するという方が多く、都心の軌道線に興味を示していた方が多かったです。
車内で驚いたことが、車内のドアなどに世田谷線管区の皆様に作っていただいたクイズが掲示されていたことです。事前に大変な準備をしたいただき、感謝しかありません。
この電車は貸切ですので、途中の駅には止まっても、ドア扱いはしません。なんとも言えない不思議な感じです。
また、上町駅を過ぎた、検車区のところで、世田谷線管区や検車の皆さんによる歓迎の横断幕とご挨拶をいただきました。これもまったくありがたいことで、感謝しかありません。
招き猫の手もあります!世田谷線は短い路線のため、あっという間に折り返しの下高井戸に到着。ここでもドア扱いはなく、折り返します。
上町の留置線に留め置き後、車内ではクイズなどで楽しみましたが、鉄道子ども会の子たちはさすがに勉強?しているからか、かなり正解していたようです。
車内ではクイズなどで楽しみました
最後に降車して、電車の前で記念撮影をすることとなりましたが、車両を降りるときに大活躍したのが、ステップです。
もともと世田谷線のホームは今よりもずっと低く、そのころはこのステップを出していましたが、その後ホームのかさ上げ工事を行ったことから、通常では使用されなくなっていました。こんなところで役に立つとは。その関係もあって招き猫電車が今回充当されたとも伺いました。
最後に、お世話になった東急社員の皆様にも入っていただいて、記念撮影。無事に14周年の記念行事を締めくくるとことができました。
今回のイベントは、東急電鉄の皆様にかなりの部分アイディアを出していただき、また大変な歓迎をいただきありがとうございました。「鉄道の好きな子どもたちが来るから」と、いろいろな対応をいただいた管区、検車の皆様には心より御礼申し上げます。
2022年12月26日に、東京1団では富士山麓電鐵旅行会を行いました。
東京1団は普段は東京駅集合が多いのですが、今回は西方面ということで、八王子駅10時集合となりました。
定刻まえにそろったので、出発です。
まずは、中央快速の233系0番台で高尾駅へ。ここで中距離電車に乗りかえです。中央線はここが少し面倒ですね。
高尾駅では、中距離電車に乗りかえ。211系がきました。国鉄時代から使われている車両で、今ではこの中央東線と高崎付近でしか見られなくなりました。残念ながらロングシート車でした。
中央東線は、高尾から急に山の中に分け入っていきます。次の相模湖駅まではトンネルとカーブが続きます。
子ども達は、外を見たり、なにやら見せ合ったりして楽しんでいます。入会したばかりの子も、徐々に慣れてきているようで、すこし安心します。
無事に乗りかえ駅の大月駅に着きました。遠いように思いますが、高尾からは30分ちょっとです。でももう山梨県ですね。
ここでトイレ休憩、乗車券購入などをします。記念撮影もパシャリ。
JRと富士山麓電鐵の改札口はちょっと離れていますが、外を通って富士山麓側の改札から入場します。留置線の電車も見られてラッキー!
今回乗車したのは、富士山ビュー特急8500系。元JR東海が「あさぎり」などで使っていた371系です。ご存知、様々なデザインを手がけられている水戸岡鋭治さんによって改装されていて、車内はゴージャス。3両編成のうち、大月側の2両は自由席(特急券は必要)です。
乗車して、まず目が行くのは床の木の模様。寄木細工風です。また窓まわりや壁面にも木を使った意匠が施されていて、とてもいい感じです。
日よけも竹で編まれていて、他では見られません。
子ども達は、ここでお弁当タイム。車窓に大きく映る富士山を見ながら、お昼です。
楽しい列車の旅はあっという間で、下吉田駅に到着。ここで「下吉田ブルートレインテラス」を見学です。
まずはブルートレインの前で記念撮影。この日は平日ということもあって、車内には入れずでしたが、昔の寝台車を間近にみる機会となりました。台車とか面白いですね。
また、富士急が独自に発注した5000系「トーマスランド号」も見学。こちらは車内に入れるので、見学。
車体の下も見ることができるので、台車の構造についてのミニ説明会などがあって、興味のある子は熱心に見入っていました。まくらばばねがコイルバネの台車は、近年みませんからね。
下吉田駅も水戸岡先生のデザインで改装されていて、とてもモダンな雰囲気。ここで1時間ほど見学をした後、普通列車で富士山駅へ。ここでいろいろ見学をしたあと、終点の河口湖駅に向かいます。富士山駅がスイッチバック駅なのが面白いですね。
河口湖駅で、富士山麓電鐵を完乗になります。ここでお土産を買おうとしたのですが、あまり鉄道グッズが無くて残念でした。
帰りは普通電車で大月へ。途中の都留文科大学前から乗車が増えるものの、そこまでではなく、無事に大月に到着。
再度211系のお世話になり、高尾乗り換えで八王子に到着。帰りはだいぶ遅くなってしまいましたが、無事旅行会を終了出来ました。
今回初めて旅行会に参加するメンバーも多かったのですが、徐々になじんできている感じがしました。これで2022年の活動は終了となりました。
2022年11月13日は東京1団の外活動として、横浜市電保存館とシーサイドライン乗車をしてきました。
品川駅の改札外に集合。初めての集合場所だったのですが、みんなスムーズに来られていい感じです。これから南方面に行くときはここを使おうかな。
京浜東北線、根岸線で一挙に根岸を目指します。この日は午後が雨の予報でしたので、早めに動くようにします。
根岸駅で下車し、市電保存館のある滝頭まで約20分歩きます。市電保存館はもと滝頭車庫だったところを改装して作られているのです。保護者を入れて40名の団体が歩くのはなかなか骨が折れます。事前に歩道のある道をチョイスしていたのですが、歩道が狭くて難儀したりと思うようにはいってくれません。
なんとか保存館に到着。路面電車をはじめて見るという子もいて、広い館内をみんなで見て回ります。
横浜市電保存館は、しっかりメンテナンスされているので、どの車両もきれいです。機械の構造(台車関係など)もよくわかるので、興味のある方にはおすすめです。少しでも横浜に市電が残っていいればと思うと、残念ですね。
子ども達は班ごとに、おもいおもいのところを見て回ります。
シミュレータを楽しむ班も
エントランス付近でお土産物の品定めをする班もあり。
最後はジオラマの運転をみんなで見学します。このあとお昼の時間です。
車両の前で記念撮影
見学時間も結構とったつもりだったのですが、あっという間に終了。記念撮影をして、保存館のみなさまにお礼を言ってから駅に向かいます。
ここで子ども達から一斉に「バス!バス!」のシュプレヒコールが!歩き疲れて、駅までの帰りはバスで帰りたい!ということなのですが、まだ雨も降りそうにないので、徒歩で駅に向かいます。※雨の場合はバスで帰る予定でしたので、バスでも問題はなかったのですが、こういう時に少し体を使ってもらおうという判断でした。
歩き出してしまえば、みんな子ども同士でおしゃべりをしながら駅まで。弱音を吐く子もいなかったのはさすがです。
根岸駅からは、2駅となりの新杉田に移動です。根岸駅は関東地区の石油類輸送の基地で、駅構内にはたくさんのタンク車が。なかなか見られない光景です。
新杉田でビルの中を歩いて、シーサイドラインに乗りかえ。結構混んでます。子ども達の一部は先頭車両に。
シーサイドラインは無人運転のため、運転席部分にも乗客が乗れるようになっていて、子ども達は早速先頭でカメラを構えて写真撮影です。
シーサイドラインは高架のため眺めがよく、東京湾から向こう側の房総方面まで見渡せます。周辺が埋め立て地なので、余計見晴らしが良いようです。
乗車を楽しんで、金沢八景に到着。このまま京急で帰っても良いのですが、折角なので例の3線区間を見に、総合車両製作所に向かいます。ちょっと雨が降り出しますが、傘をさすかどうか迷うくらいの降り方でした。
総合車両製作所までは京急沿いの道を歩きます。次々と京急の電車が行きかい、子ども達はそちらも見ながら進みます。
総合車両製作所から、できた電車を搬出するために、標準軌(1435mm)に加えて狭軌(1067mm)もある、珍しい3線区間です。
踏切に遮断機が無いのは、営業が終わった夜間に搬出するので、人力で遮断するので不要なのだとか。
金沢八景に戻り、ここからは快速特急で一路品川に。やはり京急は早いですね~。
品川で集合場所に戻り、無事解散。子ども達もかなり疲れたのではないでしょうか。
近くでも面白いところはあるので、これからもショートトリップをしていきたいですね!