2022年11月13日は東京1団の外活動として、横浜市電保存館とシーサイドライン乗車をしてきました。
品川駅の改札外に集合。初めての集合場所だったのですが、みんなスムーズに来られていい感じです。これから南方面に行くときはここを使おうかな。
京浜東北線、根岸線で一挙に根岸を目指します。この日は午後が雨の予報でしたので、早めに動くようにします。
根岸駅で下車し、市電保存館のある滝頭まで約20分歩きます。市電保存館はもと滝頭車庫だったところを改装して作られているのです。保護者を入れて40名の団体が歩くのはなかなか骨が折れます。事前に歩道のある道をチョイスしていたのですが、歩道が狭くて難儀したりと思うようにはいってくれません。
なんとか保存館に到着。路面電車をはじめて見るという子もいて、広い館内をみんなで見て回ります。
横浜市電保存館は、しっかりメンテナンスされているので、どの車両もきれいです。機械の構造(台車関係など)もよくわかるので、興味のある方にはおすすめです。少しでも横浜に市電が残っていいればと思うと、残念ですね。
子ども達は班ごとに、おもいおもいのところを見て回ります。
シミュレータを楽しむ班も
エントランス付近でお土産物の品定めをする班もあり。
最後はジオラマの運転をみんなで見学します。このあとお昼の時間です。
車両の前で記念撮影
見学時間も結構とったつもりだったのですが、あっという間に終了。記念撮影をして、保存館のみなさまにお礼を言ってから駅に向かいます。
ここで子ども達から一斉に「バス!バス!」のシュプレヒコールが!歩き疲れて、駅までの帰りはバスで帰りたい!ということなのですが、まだ雨も降りそうにないので、徒歩で駅に向かいます。※雨の場合はバスで帰る予定でしたので、バスでも問題はなかったのですが、こういう時に少し体を使ってもらおうという判断でした。
歩き出してしまえば、みんな子ども同士でおしゃべりをしながら駅まで。弱音を吐く子もいなかったのはさすがです。
根岸駅からは、2駅となりの新杉田に移動です。根岸駅は関東地区の石油類輸送の基地で、駅構内にはたくさんのタンク車が。なかなか見られない光景です。
新杉田でビルの中を歩いて、シーサイドラインに乗りかえ。結構混んでます。子ども達の一部は先頭車両に。
シーサイドラインは無人運転のため、運転席部分にも乗客が乗れるようになっていて、子ども達は早速先頭でカメラを構えて写真撮影です。
シーサイドラインは高架のため眺めがよく、東京湾から向こう側の房総方面まで見渡せます。周辺が埋め立て地なので、余計見晴らしが良いようです。
乗車を楽しんで、金沢八景に到着。このまま京急で帰っても良いのですが、折角なので例の3線区間を見に、総合車両製作所に向かいます。ちょっと雨が降り出しますが、傘をさすかどうか迷うくらいの降り方でした。
総合車両製作所までは京急沿いの道を歩きます。次々と京急の電車が行きかい、子ども達はそちらも見ながら進みます。
総合車両製作所から、できた電車を搬出するために、標準軌(1435mm)に加えて狭軌(1067mm)もある、珍しい3線区間です。
踏切に遮断機が無いのは、営業が終わった夜間に搬出するので、人力で遮断するので不要なのだとか。
金沢八景に戻り、ここからは快速特急で一路品川に。やはり京急は早いですね~。
品川で集合場所に戻り、無事解散。子ども達もかなり疲れたのではないでしょうか。
近くでも面白いところはあるので、これからもショートトリップをしていきたいですね!