「旅行会」カテゴリーアーカイブ

千葉の旅行会(1)に行ってきました

2月23日に、東京1団を中心としたメンバーで、新京成線と久留里線に乗る旅行会を行いました。以下少しだけ写真で紹介します。

 

新京成にも乗車
こんな切符も出るらしいです
内房線の209にも乗車
キハE131系
上総亀山で記者会見

長野へのOB旅行は終了しました

大糸線のE127系と211系

12月27-28日の1泊2日で実施した鉄道子ども会のOB旅行は、長野県内の民鉄を中心に乗り鉄をして楽しんできました。※鉄道子ども会を卒業した高校生以上の有志で行ってきました。

初日は新幹線で軽井沢、しなの鉄道の115系で上田へ、上田からは上田電鉄に乗車。途中車庫のある下之郷駅で下車して、日本初のステンレスカー元東急5200系を遠くから撮影。その後上田から再びしなの鉄道で長野へ。

長野電鉄を湯田中まで往復。湯田中はかなり雪が降っていましたが、長野市内は降っておらず、地形の妙を感じた次第。長野駅近くでおそばの夕食後に1泊。

翌28日は、篠ノ井線で松本へ。松本市内は雪は降っていなかったのですが、大糸線からの127系は着雪しています。松本からアルピコ交通の上高地線に乗車。ここで、途中下車する班と、松本城を見に行く班に分かれます。松本城組は無事に見学できましたが、帰りには本格的な雪が降ってきました。長野県らしいですね。帰りは臨時のあずさで帰りましたが、新しいあずさも乗り心地良かったですね。

久しぶりのOB旅行でしたが、人数が少ないため、途中で計画を変更したりと柔軟に対応出来て、なかなか楽しかったですね。次回はどこへ?

秩父鉄道旅行会を行いました

5月18日(土)に、秩父鉄道開催の「わくわく鉄道フェスタ2024」にあわせて、黄青チームの旅行会を行いました。

鉄道子ども会は、現在神奈川と東京の2団体制で活動しており、また各団で学年ごとにチーム分けをしています。小学1・2年が黄色、小学3~5年が青チーム、6年生以上中学生までが緑チームとなっていて、今回は神奈川東京混成の小学5年生までの旅行会になりました。

どんな電車がくるのかな?

当日は集合時間を少しはやめて、秩父鉄道の臨時電車に乗れるように予定を変更していました。 8時40分に東京駅丸の内地下の動輪広場に集合。みんな遠足前の気分なのか、早めに集合します。予定通りの9時発の高崎線、新前橋駅に乗車しました。

小学5年生くらいまでですと、長距離電車に乗る機会はあまりないようなので、1時間超える乗車時間の電車の旅を、それぞれ楽しんでいたようです。

電車の中で

途中の北本駅では、駅名表が珍しいとだれかが発見して、写真をパチリと。いろいろ目の付け所が違うようです。

珍しい駅名表をパチリ

電車も比較的空いていて、問題なく熊谷に到着。ここでトイレ休憩と、秩父鉄道への乗り換えになります。

熊谷駅で乗り換え

秩父鉄道の臨時電車は直接広瀬河原の車庫に到着するため、SuicaやPASMOなどは使えません。そこで熊谷駅で切符を買い、購入し終わった班からホームに移動することにします。

臨時の広瀬河原行きに乗車します

改札前の電光掲示板には、「広瀬河原行き」と駅名は存在しない車庫の名前が表示されていました。ちょっとレアですね。

班ごとに改札を通っていきます

臨時電車は、元東急8500系を改造した3両編成の7000形

臨時電車

臨時電車は一旦車庫を通り過ぎて次の大麻生まで行き、そこから方向転換をして、途中から車庫線へ転線する形で運行されます。このため運賃も大麻生までの金額(子ども120円大人240円)となっています。

臨時電車を仮設のはしごで降りて、いよいよ車庫見学のスタートです。ここからは班ごとに分かれての見学となりますが、多くの班がまずはお昼を食べたいということで、休憩車両の12系客車に向かいます。

広瀬河原車庫に着きました 暑い!

この12系客車は、通常パレオエクスプレスで使用されている、ちょっと豪華な内外装の客車です。入口付近の車両は混んでいましたが、奥方の車両に行けば行くほど空いているということで、子どもたちは奥の車両でご飯を食べていました。一番後ろの車両は電源車も兼ねているため、床下からはディーゼル発電機の音が聞こえてきていて、高校生時代にたくさん12系客車に乗った会長としては懐かしい限りでした。

お弁当タイム
お弁当タイム

みんな思い思いにお弁当を食べています。この車両の中は冷房が効いていてよかったです。最悪の場合は屋外での食事も覚悟していたので、これは助かりました。

食事が終わって、みんな見学スタートです。車庫内にはC58形の蒸気機関車、さらに電気機関車や電車なども展示されていて、みんな思い思いに楽しみます。

電気機関車3台並び
SLの前で
踏切の非常停止ボタンの体験

踏切の非常ボタンの体験のできるコーナーもあり、実際に押してみると、線路側の5灯式信号が点灯させる体験もできました。なかなかできない体験ですね。

検査中の車両?元都営三田線の5000系

また、車庫の中には、整備中の車両も置かれています。ここで修理、点検して営業に戻っていくのですね。

暑いので休憩中(元東急8500系)

この日はかなり暑くて、熊谷で29度になりました。真夏であれば体も慣れているのでそこまでではないのですが、体がまだ慣れていないこの時期は熱中症に気を付けないといけません。班ごとに涼しいところで休んだりしながら見学を続けます。

最後にみんなでトラバーサーに乗車します。これは、検査する車両を1両ずつ横移動させるためのもので、本当は車両を積んで動かすものですが、今回はそこに子ども達も乗って動かしていただきました。子ども達は「思ったよりも速い!」と驚いたいました。

みんなでトラバーサーに移動
トラバーサー乗車中

最後にSLの前の記念撮影。みんな元気すぎて動きが止まりません。

最後に記念撮影

帰りは臨時電車は使わずに、最寄のひろせ野鳥の森駅まで歩きます。大人の足で15分くらいですが、暑さでややバテ気味の子もいて、結構時間がかかります。荒川の土手をみんなで歩きます。こういう機会でないと、しっかり歩くこともない子もいるので、少し運動です。

帰りの歩きが結構大変でした

なんとか駅に到着。ここで自動販売機で飲み物を買ったり、トイレにいったりしながら電車を待ちます。この日は臨時に駅員さんも詰めていましたね。

やっと駅に着きました!

ここから、再度秩父鉄道に乗車します。結構混んでいて、座れません。

途中の武川駅では貨物列車がいました。この武川駅からJRの高崎線に向かって貨物専用線が引かれていて、秩父でとれた石灰石が運ばれています。秩父鉄道の貨物輸送は現役で、2023年度にはなんと170万トンもの貨物を運んでいます。※現在秩父鉄道は太平洋セメントの関係会社になります

途中貨物列車も発見

途中アウトレットモールがそばにある「ふかや花園」駅でたくさん下車があり、少し空きますが、2駅ほどで乗り換え駅の寄居です。

寄居からは、東武東上線に乗り換え。8000系が待っていました。この電車もかなりのレア電車です。先日の緑チームが乗った800形は3両編成でしたが、こちらは4両編成で、抵抗制御車としては最終形ともいえる、超多段式バーニアカム軸制御車。国鉄で言うと103系などと似た時期の車両になります。これ以降は界磁チョッパ制御などに移行していきます。

みんなで楽しく?イベントで購入したつり革は家でどうするのかな?
最後尾でも運転台は人気

4両編成の電車に乗って小川町まで。電車は森林公園まで行き、そこで急行の池袋行きにも乗り換えられるのですが、あえて小川町で待って、小川町始発の「川越特急」に乗ることにしました。

小川町駅はJRの八高線も乗り入れていて、ちょうど小川町止まりの列車がやってきました。

小川町では、JR八高線の気動車も

やがて東武東上線のTJライナーに使用している50090系が到着します。

川越特急が入線

この電車は、森林公園始発の普通で入線しますが、すでに座席方向は池袋側を向いています。小川町での座席転換をしなくてよいようにということのようです。

通勤電車ですが、車内はクロスシートになります

電車の外側は、普通の通勤電車でドアも4か所あるのですが、座席はご覧の通り転換可能なデュアル式になっていて、良い感じです。通常のTJライナーは別に指定券が有料で必要ですが、この川越特急は不要です。

子ども達も車窓を眺めながら移動しますが、中には疲れて寝落ちする子も。なんとか無事池袋に到着します。

終点池袋駅に無事到着

池袋では最終点呼の後、待ち合わせていた保護者の方にお子さんを引き渡して無事終了となりました。

かなり暑い中、大きく体調を崩す子も出ず、初めての車庫見学を楽しめたのは良かったかと思います。反省点としては、見学を班ごとにしたのですが、班の数が多くて仕切りきれなかったこと。またやはり学齢が小さい子が多いため、車内を動き回る子が多かったりと、今後も調整していかなければいけない点が多くありました。そんな反省を踏まえて次回に臨みたいと思います。

鉄道子ども会の活動としては、6月は神奈川、東京ごとの交歓会になります。

緑チーム春の東武旅行会

鉄道子ども会2024年度初の外活動は、緑チームの東武旅行会になりました。鉄道子ども会では、小学1・2年が黄色、小学3~5年が青色、小学6年~中学生までが緑色とチーム分けしています。

通常は団ごとに活動するのですが、今回は団を共通してのチームごとの外活動になりました。

朝8時20分に東武浅草駅に集合。他線の遅れでギリギリになった子はいましたが、みんな無事にそろって特急りょうもう5号に乗車します。

会として、最初の予定から有料座席指定列車を使うのは初めてになりますが、60名近くの乗車になるため指定券の手配などはなかなか大変でした。

「りょうもう」は浅草を出ると急カーブして隅田川を渡り、スカイツリーをかすめて北へ向かいます。子ども達もそれぞれに着席して、外をみながら特急の乗り心地を楽しみます。

「りょうもう」は現在200系を使って運行されていますが、この200系の台車などの下回りは、以前「特急けごん」などで活躍した1700系・1720系(DRC)を再利用していますので、乗り味もなかなか良いです。※台車の写真を見ると、最近の台車とはちょっと構造が違ったり、空気ばねの構造が違うのがわかると思います。

200系の台車(別日撮影)
さすが特急車両です

浅草から終点の赤城まで、約2時間の旅になります。列車の中は、みんな静か。さすが高学年ですね。友達同士でおしゃべりしたり、窓の外の景色を見たり。利根川を渡ると、畑が増えます。試しに今緑や黄色の作物はなにか?と聞いてみたのですが、すぐに「麦!」と正解を当てられてしまいました。麦秋ですね。国産小麦の需要が増えていて、随分作付けも増えているようです。

りょうもう地区路線図(東武鉄道サイト)

終点赤城では、上毛電気鉄道に乗り換えます。乗り換え時間が少ないため、普通であれば乗車券を個別に購入する(上毛電気鉄道はIC系乗車券が使えないため)のですが、今回は事前に団体乗車券を手配してありましたのでスムーズに乗り換え完了です。

方向幕を撮影中
「りょうもう」の前で記念撮影

上毛電気の車両は、昔の井の頭線の車両。以前の群馬合宿の時は車庫も見学させていただきましたので、会としては馴染みのある車両です。

上毛電気鉄道 赤城駅へ入線

途中までは、今きた東武線と並走しますが、やがて分かれて西桐生を目指します。わたらせ渓谷鉄道ともクロスするなど、なかなか鉄道的には面白いエリアです。西桐生に到着します。西桐生の駅はかなり趣深いのですが、今回はあまり詳しくは触れません。

かっこいい西桐生駅

ここからJRの桐生駅まで徒歩で移動します。18分しか時間がないため、今回の旅行会の最大の難所の一つですが、思ったより近かったということで、問題なく乗り換えができました。

桐生駅にいた謎の乗り物 タイヤが多すぎ

桐生駅でホームに上がると、なんとレア電車が待っていました。高崎支社の211系で、両毛線沿線に繊維産業が多かったのをイメージに、矢絣(やがすり)柄の帯に、座席の模様も変えた編成(A28編成)です。なかなか会えない電車の登場にみんな興奮しています。

レア電の登場に撮影に夢中に
座席も特製柄

両毛線は、こんな感じで伊勢崎まで乗車。伊勢崎では隣の東武伊勢崎線に乗り換えますが、ここの乗り換えも10分乗り換えときわどいです。

東武の乗りつぶしなので、なにも上毛電鉄やJRを使わなくてもよさそうですが、東武のこのエリアは列車の本数が少ないため、普通に折り返していると時間がかかりすぎてしまうので、ちょっと無駄の動きのように見えますが、これで1時間くらい時間が違ってくるのです。

3両編成

伊勢崎から予定の電車に乗車。伊勢崎と次の駅までは高架でしたが、そこから先は田園風景の中を走ります。

このエリアの大きな都市である太田に到着。駅前には自動車会社スバルの大きな建物が何本も立っていて、企業城下町ということがよくわかります。この後訪れる西小泉などにもスバルや三洋の工場があり、このあたりは機械精算の一大拠点なのです。

スバル

太田の駅は今朝ほどのりょうもうも通っているので、ぐるっとまわって戻ってきた感じです。太田駅はかなり大きなターミナル駅で、ホームのベンチも多いので、ここでお昼ご飯にしました。

お昼を食べている横に特急到着
班ごとに分かれて食べました

お昼を食べている間にも、電車が発着しているので、みんな写真をとったり、眺めたりしています。いい感じですね。

昼食を終えて、今日の難関路線の小泉線に乗車です。この線は戦前には利根川を渡って、途中妻沼を通って、高崎線の熊谷までつなげる予定だったそうですが、工事途中で放棄され、現在の盲腸線になっています。

運行形態は、赤城から来た電車は太田を通って東小泉まで。そこで館林から西小泉に行く電車に接続する形になっています。まずは東小泉まで乗車します。2駅で到着。東小泉駅ではホーム向かいの線に西小泉行が入ってきます。

到着した西小泉行き電車

乗車してしまえば2駅で終点の西小泉に到着。この辺りは昔は日系ブラジル人の人が多く住んでいたのですが、多くが帰国してしまっていて、最近はそこまででもないようです。

西小泉駅で記念撮影

西小泉駅で記念撮影をして、折り返します。終点の館林まで行って、ここからは帰りです。久喜で急行に乗り換えましたが、なんと東急の5000系車両で、いっきに現実に引き戻された感じです。

この急行ですが、途中で特急に1回抜かれるものの、そもそも停車駅も少なく、また途中からは複々線なのでなかなか速いです。

16時過ぎに東武北千住駅で解散となりました。元気のまだある子ども達は、この後も撮影や、中にはこの日線路切り替えで運休していたメトロの東西線に行くという子もいました。

北千住駅で解散

今回は久しぶりに「乗り鉄」仕様の旅行会にしましたが、特急に乗車したこともあってか参加率も高かったのは意外でした。東武のローカルはなかなか乗りに行く機会もないので、ほとんどの子が初めて行ったという感じでした。時間の関係で今回佐野線は乗車しなかったのですが、何人かからは、なんで佐野線に行かないの?と質問もありましたね。

今回は、スタッフが充実していて、新しい方も3名加わりとても助かりました。徐々にみなさん慣れてきているので、手際が良いです。これからもいろいろ楽しい企画をしていきたいと思います。

次回はなんと、今度の土曜に黄・青チームの5月18日秩父旅行になります。こちらは車庫の一般公開にあわせていきますので、またちょっと違った内容になると思います。

今後のスケジュールについて

会長の竹内です。桜がいよいよ満開です!

今後の予定ですが、今日は13時から神奈川1団の交歓会(正会員のみ)が東戸塚で開催されます。年度初めですので、卒団式と進級式も併せて行います。

今度の土曜日13日には、私の講演会「鉄道大好きな男の子の育て方ー15年の実践を通してー」を東戸塚で開催します。残念ながら定員いっぱいになることはなさそうです(涙)。

その翌日14日(日)には、参宮橋で東京1団の交歓会(正会員のみ)が開催されます。

25日(木)の午前中は、鉄道フリースクール(お話し会の名前を今回から変えました)を飯田橋で開催します。こちらは間もなく定員いっぱいになります。

29日(月祝)は交歓会体験をに参宮橋で開催します。こちらはメルマガに登録いただければ参加可能です。こちらはそろそろ定員いっぱいになりそうです。

講演会、鉄道フリースクール、交歓会体験はいずれもPeatix経由での申込になります。

5月は横ぐし活動として、12日(日)に小学6年生以上の正会員で群馬県の東武線乗車、18日(土)には小学5年生以下の正会員で秩父鉄道乗車の外活動を行います。26日(日)にはメルマガ購読者向けの交歓会体験(東戸塚)、29日(水)には鉄道フリースクールを開講予定です。

6月以降も行事が目白押しですが、お知らせはまずはここまで。

関東鉄道での15周年記念イベント

2024年2月25日(日)、前日は晴れだったのに、この日は小雨というコンディション。しかし10時半過ぎの取手駅には続々と鉄道子ども会の会員が集合してきます。

鉄道子ども会は、神奈川1団約50名、東京1団約50名の約100名で活動していますが、神奈川と東京が合同で行事を行うことはないので、こんなに人が集まるのはこの周年行事しかありません。そのため、スタッフも稼働できる人はほぼ全員参加し、さらに保護者の方にもいろいろお手伝いをお願いするということになりました。定刻には全員集合。さすがです。

電光掲示板には「臨時」の列車種別が

11時過ぎに貸切列車が入線してきます。関東鉄道では最古参の0系気動車。今回の企画のために、関東鉄道様で調整いただいたレア車両です。通常土日の昼間に運行されることはありません。

しかもこの列車には鉄道子ども会のヘッドマークが前後についています。

このヘッドマークは、下り方は、会のマークをアレンジしたもの。上り方は、会員の城戸君のイラストをそのまま生かしたものにしました。ヘッドマークをデザインしたデザイナー曰く「この絵のインパクトが良いので、このまま使いたい」とべた褒めでした。

 

入線した車両の撮影、トイレ(関東鉄道の車両には車内にトイレはないのですが、各駅にはあるので大丈夫なのです)を済ませたりとドタバタします。定時に取手駅を出発。

歴史のあるディーゼル機関の心地よい音を聞きながら、一路水海道を目指します。沿線は住宅街で、東戸塚などの景色とあまり変わりません。そう、この関東鉄道は国内で極めて珍しい非電化通勤路線で、取手~水海道間は複線です。これだけの距離の複線非電化区間は国内にないでしょう。

周辺の景色でいえば、本当は近くに筑波山が見えるはずなのですが、低い雨雲の影響で裾野しか見えないのは残念でした。また、車内には、鉄道子ども会のマークをあしらった掲示がいろいろされていて、本当に気を使っていただいているのがよくわかります。

車内では、Sさんによるディゼルカー講座が行われます。車掌台のマイクを使っての説明で、事前に配布された資料を見たりしています。この0系の台車はコイルバネを使った少し古い設計の台車なので、普通乗っている電車などと違った揺れ方をします。妙に納得している子ども達もいて面白いですね。

 

水海道では折り返し時間にトイレ休憩と撮影会。ここから水海道の車庫に折り返しで入っていきます。

一旦引き上げ線に入り、整備場前に列車を停車させます。ここで記念撮影をして、少し見学という段取りだったのですが、人数も多いことから思った以上に時間をとられてしまいました。

構内では、踏切の非常ボタン体験もできたりしてみんなで見学をしたり、電車とは違った床下機器を撮影したりとおもいおもいに楽しみましたが、本当はもう30分くらい時間が欲しかったですね。これは次回に改善しましょう。

踏切の緊急停止ボタン実演

車内ではお弁当を食べたりしながら、列車は水海道に戻っていきます。車両基地で対応いただいたみなさんに手を振っていただいたりして、とても良い雰囲気に。関東鉄道の皆さんは、本当に子ども達のことを思って動いていただいていて、ありがたいです。

お見送りいただきました

水海道からは本線に復帰して、北上します。ここからは単線区間になりますので、行き違いなども発生します。前面に陣取っている子ども達は、駅のポイントが珍しい子もいて、一所懸命に写真を持っていました。横浜周辺では相模線かこどもの国線、京急の三崎口の方まで行かないとみられないですよね。

周りはすっかり農地が増えて、ローカルな感じになってきました。今回は時間の関係で終点の下館までは行かず、映画で有名な下妻駅で折り返します。

下妻駅での交換

この折り返しが、かなりマニアックで、子ども達も大興奮。本線上で折り返して一旦3番線に退避し、ここで上下が離合。交換が終わったところで改めて3番線から本線折り返しで2番線着線という、文章で書くとなんだかわからないと思いますが、普段は行われない運行が実現しました。情報を聞きつけた鉄道ファンの人たちもチラホラみられるようになります。

下妻駅から折り返して、今回の終点守谷駅に向かいます。途中の水海道でも停車時間があり、撮影タイムに。実は、今日すれ違う列車はみんな違う形式や塗装の車でした。これも関東鉄道さんが好意で対応していただいたもので、子ども達もいろいろな種類n車両を見たり撮ったりできていました。ありがとうございます。

帰りの車内では、車掌さんや関東鉄道のみなさんのアナウンスや沿線紹介など、楽しい時間。いろいろな写真を撮っています。楽しい時間はあっという間です。無事に守谷駅に到着。いろいろ対応いただいた運転士の方、企画をしていただいた方、アナウンスをしていただいた方など、みなさんにご挨拶をしたあと、臨時列車は水海道に帰っていきました。

みんなでお礼をしました

お天気にはあまり恵まれませんでしたが、無事15周年イベントを終えることができました。いや~楽しかった。この後、アンケートにもお答えいただきましたが、子ども達も楽しかったようですね。

ご協力いただいた関東鉄道様、保護者のみなさま、ありがとうございました。またサポートいただいたボランティアのみなさまお疲れさまでした。

※一部の写真は意図的に解像度を落として掲出しています。

 

創立15周年記念行事を行いました

鉄道子ども会創立15周年を記念して、2月25日(日)に関東鉄道さまに協力いただき、貸切列車と車庫見学を約100名の参加で行いました。

当日は小雨の降る寒い日でしたが、子ども達は思う存分鉄道を楽しんでいました。

ご協力いただいた関東鉄道のみなさま、保護者のみなさま、そしてボランティアのみなさま、安全な運営にご協力いただきありがとうございました。

詳細なレポートは後日展開いたします。 会長