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青梅鉄道公園と「ホリデー快速あきがわ」さよなら乗車小旅行会

2023年3月5日 東京1団では青梅線、五日市線全線完乗と青梅にある鉄道公園見学、そして間もなく運行終了となる「ホリデー快速あきがわ」さよなら乗車会を行いました。

集合はいつもと違って現地に近い立川駅。日曜日ではありますが、人数が集まっても大丈夫な西口改札内に9時集合です。

まずは青梅を目指します。電車は首都圏ではメジャーな233系です。中央線では現在の10両編成をグリーン車を2両増結して12両編成にする予定で、駅のホームを延伸する工事などが行われています。中央線からの直通のある青梅駅も12両対応にするため、先日工事で運休になっていました。

青梅にGO

青梅線内にはラッピングされた車両もあり、楽しいです。青梅~奥多摩間は6両(一部4両)で運転されています。

ラッピング電車がきました

周辺の山々を見ながら40分ほどで終点の奥多摩に到着します。沿線の景色も楽しみですが、久しぶりに会った友達とのおしゃべりも楽しいみたいです。

次の電車で折り返すため、ここで少し時間がありますので、駅から少し離れた「奥多摩ビジターセンター」に向かいます。ここはハイキングや屋外活動をする人の拠点で、館内には山道の木道に似せたコーナーや、クライミングを体験できるところもあり、普段は運動苦手!の子ども達も果敢に?チャレンジしていました。

山道を模した木道
試しにわたってみます

少し遊んでから奥多摩駅に戻り、今日1回目の記者会見(記念撮影)。駅舎が独特の形で味があります。

奥多摩駅でみんなで記者会見

奥多摩から再度青梅線を戻り、青梅へ。青梅駅からは、今回の目的地の一つ「青梅鉄道公園」に向かいます。

青梅鉄道公園は、結構な高台にあるため、急な上り坂を上がっていかなければいけません。子ども達はどんどん登っていきますが、ボランティアでは苦しそうな顔の人も。。。

入場料を払って公園に入り、まずはお弁当タイム。園内にはテーブルも置かれていて、班ごとに場所を決めて班単位でお昼です。みんなお腹が空いていたみたいで、パクパク。

お腹がいっぱいになったところで、班ごとに公園内を見学します。屋外展示ですが、いろいろな車両があって勉強になります。昔の国電の床下や台車の解説など、マニアックな説明会も開催されました。

青梅鉄道公園見学中

青梅鉄道公園には懐かしい0系新幹線も。しかし今の子ども達は当然乗ったことはなく、リクライニングしない座席に驚いていました。

新幹線0系の中
0系新幹線

公園内には大正期の国産旅客用SLの代表格の8620形蒸気機関車も展示。鬼滅の刃に出てくる無限列車のモチーフだそうですね。

鉄道公園でたっぷり楽しんだあと、徒歩で隣の東青梅駅まで歩きます。今度は急な下り坂で、道も狭いので要注意です。

隣の東青梅駅まで歩きます
途中で道路から線路がみえます この辺は231系ばかり

東青梅から拝島に移動。ここから五日市線に乗車します。

五日市線は青梅線と違って、比較的平坦な路線です。青梅線と五日市線はもともと別の私鉄で、戦時期に国鉄に買収されて、今の形になっています。

終点の武蔵五日市に到着。この高架駅は比較的新しく、以前はもう少し東京よりに駅がありました。

武蔵五日市駅前で記念撮影。駅前には絶滅寸前ともいわれている、トレーラーバスが居ました。バス好きは見逃せない!

劇レアなトレーラーバス発見!

さて、いよいよ最後は「ホリデー快速あきがわ」乗車です。3月18日のダイヤ改正で、五日市線に向かうホリデー快速あきがわは運行されなくなるため、最後の乗車機会になります。

子ども達も入線してきた電車にカメラを向けています。

ホリデー快速あきがわ 入線

電車の前で記念撮影も。世田谷線の時に作った横断幕?が役に立ちます。

記念撮影

最後は、全員でこの「ホリデー快速あきがわ」に立川まで乗車。無事解散となりました。

比較的近場での旅行会でしたが、見どころも多く楽しかったでしょうか。今年度の東京1団の活動はこれが最後になります。

本当は子ども達の体力をつけるためにも少し歩かせたかったのですが、青梅鉄道公園の上り下りだけで音を上げている子もいて、どうしたものかとこれからも悩みそうです。

2023年2月11日 鉄道子ども会は設立14周年を迎えました

鉄道子ども会は、2009年2月11日に活動を開始しましたので、2023年の2月11日は14周年の記念日にあたりました。

昨年までは、コロナの影響もあってクイズ大会などを行っていましたが、今年は初めて機関誌の「鉄とも」を創刊しました。

機関誌「鉄とも」を創刊

さらに記念の行事をしたいということで、交渉の結果、東急電鉄の世田谷線での貸し切り運転を行うことになりました。大変遅くなりましたが、その日の模様をレポートしたいと思います。

 

神奈川1団と東京1団が合同で活動を行うのは、実は初めてで、保護者も入れると80名以上になるということで、ちょっと心配していました。

世田谷線の三軒茶屋駅前に集合

世田谷線の三軒茶屋駅前に集合した子どもたちも、なんか楽しそうです。流動阻害にならないように気を付けます。

通常の降車ホーム側で待機します

貸切電車は、臨時のスジに入るらしく、そもそも乗降の時間が短いため、一般のお客さまの迷惑にならないように、降車ホーム側で待機となります。

招き猫電車が登場しました!

いよいよ待ちにまった電車が登場。なんと「招き猫電車」が充当されていました。子どもたちからも歓声が。

折り返しの時間が短いため、一斉に乗車します

一斉に4か所のドアから乗車。みんな思いおもいに陣取ります。全員が座れるわけではありませんが、立っている方がいろいろ見られるというので、座らなかった子も多かったですね。

車内は結構こみこみです

乗車していみると、車内は結構な混みようです。保護者のみなさまも、初めて乗車するという方が多く、都心の軌道線に興味を示していた方が多かったです。

窓には世田谷線管区の方が作られた鉄道クイズが!

車内で驚いたことが、車内のドアなどに世田谷線管区の皆様に作っていただいたクイズが掲示されていたことです。事前に大変な準備をしたいただき、感謝しかありません。

貸切ですので、各駅には止まってもドア扱いはありません

この電車は貸切ですので、途中の駅には止まっても、ドア扱いはしません。なんとも言えない不思議な感じです。

上町駅そばでは、乗務区のみなさまによる歓迎横断幕が!

また、上町駅を過ぎた、検車区のところで、世田谷線管区や検車の皆さんによる歓迎の横断幕とご挨拶をいただきました。これもまったくありがたいことで、感謝しかありません。

招き猫の手もあります!世田谷線は短い路線のため、あっという間に折り返しの下高井戸に到着。ここでもドア扱いはなく、折り返します。

上町の留置線に留め置き後、車内ではクイズなどで楽しみましたが、鉄道子ども会の子たちはさすがに勉強?しているからか、かなり正解していたようです。

車内ではクイズなどで楽しみました

最後に降車して、電車の前で記念撮影をすることとなりましたが、車両を降りるときに大活躍したのが、ステップです。

もともと世田谷線のホームは今よりもずっと低く、そのころはこのステップを出していましたが、その後ホームのかさ上げ工事を行ったことから、通常では使用されなくなっていました。こんなところで役に立つとは。その関係もあって招き猫電車が今回充当されたとも伺いました。

招き猫電車は、ホームがまだ低かったころの名残でステップがあります。今回はそれが役立ちました

最後に、お世話になった東急社員の皆様にも入っていただいて、記念撮影。無事に14周年の記念行事を締めくくるとことができました。

最後に記念撮影 ありがとうございました!

今回のイベントは、東急電鉄の皆様にかなりの部分アイディアを出していただき、また大変な歓迎をいただきありがとうございました。「鉄道の好きな子どもたちが来るから」と、いろいろな対応をいただいた管区、検車の皆様には心より御礼申し上げます。

富士山麓電鐵旅行会(東京1団)

2022年12月26日に、東京1団では富士山麓電鐵旅行会を行いました。

東京1団は普段は東京駅集合が多いのですが、今回は西方面ということで、八王子駅10時集合となりました。

定刻まえにそろったので、出発です。

高尾行はがらがらでした

まずは、中央快速の233系0番台で高尾駅へ。ここで中距離電車に乗りかえです。中央線はここが少し面倒ですね。

高尾で211系に乗りかえます。なかなかのレア車両です。

高尾駅では、中距離電車に乗りかえ。211系がきました。国鉄時代から使われている車両で、今ではこの中央東線と高崎付近でしか見られなくなりました。残念ながらロングシート車でした。

なにやら楽しく見せ合っていますね

中央東線は、高尾から急に山の中に分け入っていきます。次の相模湖駅まではトンネルとカーブが続きます。

子ども達は、外を見たり、なにやら見せ合ったりして楽しんでいます。入会したばかりの子も、徐々に慣れてきているようで、すこし安心します。

大月駅に到着 ここは山梨県ですよ

無事に乗りかえ駅の大月駅に着きました。遠いように思いますが、高尾からは30分ちょっとです。でももう山梨県ですね。

大月駅前で記念写真

ここでトイレ休憩、乗車券購入などをします。記念撮影もパシャリ。

JRと富士山麓電鐵の改札口はちょっと離れていますが、外を通って富士山麓側の改札から入場します。留置線の電車も見られてラッキー!

いよいよ富士山麓電鐵に乗車します
こんな電車が止まってました

今回乗車したのは、富士山ビュー特急8500系。元JR東海が「あさぎり」などで使っていた371系です。ご存知、様々なデザインを手がけられている水戸岡鋭治さんによって改装されていて、車内はゴージャス。3両編成のうち、大月側の2両は自由席(特急券は必要)です。

乗車したのは「富士山ビュー特急」(写真は別日に富士山駅で撮影)

乗車して、まず目が行くのは床の木の模様。寄木細工風です。また窓まわりや壁面にも木を使った意匠が施されていて、とてもいい感じです。

車内がすごく豪華!

日よけも竹で編まれていて、他では見られません。

見てみて!日よけが竹で出来てるよ!

子ども達は、ここでお弁当タイム。車窓に大きく映る富士山を見ながら、お昼です。

お弁当タイム!
お弁当タイム2

楽しい列車の旅はあっという間で、下吉田駅に到着。ここで「下吉田ブルートレインテラス」を見学です。

下吉田駅につきました

まずはブルートレインの前で記念撮影。この日は平日ということもあって、車内には入れずでしたが、昔の寝台車を間近にみる機会となりました。台車とか面白いですね。

展示中のブルトレの前で記念撮影(中には入れず残念!)

また、富士急が独自に発注した5000系「トーマスランド号」も見学。こちらは車内に入れるので、見学。

トーマスランド号 富士急が発注した新車なので、いろいろ興味深いです。

車体の下も見ることができるので、台車の構造についてのミニ説明会などがあって、興味のある子は熱心に見入っていました。まくらばばねがコイルバネの台車は、近年みませんからね。

車内はこんな感じ

下吉田駅も水戸岡先生のデザインで改装されていて、とてもモダンな雰囲気。ここで1時間ほど見学をした後、普通列車で富士山駅へ。ここでいろいろ見学をしたあと、終点の河口湖駅に向かいます。富士山駅がスイッチバック駅なのが面白いですね。

普通列車に乗りかえて富士山駅、河口湖駅に

河口湖駅で、富士山麓電鐵を完乗になります。ここでお土産を買おうとしたのですが、あまり鉄道グッズが無くて残念でした。

帰りは普通列車で、友達同士で何の話をしているのかな?

帰りは普通電車で大月へ。途中の都留文科大学前から乗車が増えるものの、そこまでではなく、無事に大月に到着。

あまり混まないで大月まで

再度211系のお世話になり、高尾乗り換えで八王子に到着。帰りはだいぶ遅くなってしまいましたが、無事旅行会を終了出来ました。

今回初めて旅行会に参加するメンバーも多かったのですが、徐々になじんできている感じがしました。これで2022年の活動は終了となりました。

 

房総縦断の旅 神奈川1団冬の旅行会

鉄道子ども会では、年に何回か日帰りの旅行を行っています。2022年の年末は、神奈川1団が千葉に、東京1団が山梨にそれぞれ出かけましたが、まずは神奈川1団の旅行会の記録です。

12月18日(日)8時半に横浜駅に集合。毎回のことですが、遅刻する人はほぼいません。楽しい旅行の日だと目もぱっちり覚めるのかな?

横浜からは横須賀線・総武快速線で千葉に向かいます。千葉駅で乗り換え、内房線の電車は、最近数を減らしている209系です。

減りつつある209系のクロスシート車に乗車

この電車は、もともとは京浜東北線で走っていたのですが、その後改造を受けて千葉の房総地区の主役になりました。クロスシート、トイレ付ということで、京浜東北線を走っていたのと同じ車両とはとても思えません。

209系だよん

電車は空いていたので、座っていきますが、五井までは20分ほどしかありません。五井駅で降りて、いよいよ小湊鐡道に乗車しますが、その前に時間があるので小湊鐡道のSLと車庫を覗いてみます。

五井駅につきました。千葉駅からそんなに遠くないです。

今日は日曜日ということで、職員の方がいらっしゃらないので、前の道からSLを見学。その後線路際に移動して車両基地を見ます。

小湊鐡道のSLの前で記念撮影 日曜のため中に入れず残念!
小湊鐡道の車両群 見ごたえあります

当然ですが、小湊鐡道は非電化ですので、ディーゼルカーがたくさん。中でもJRの東北地区からやってきたキハ40系は、朱色一色で目を引きます。

たらこ色のキハ40もいました

駅に戻って、いよいよ小湊鐡道に乗車です。乗車したのはキハ208。1970年に日車で製造された小湊鐡道200形の一両で、設計のベースは国鉄のキハ20系ですが、小湊鐡道のオリジナル車両です。エンジンはDMH17Cですので、昔のエンジン音を楽しめます。

いよいよ小湊鐡道に乗車

1時間少しの旅のはじまりです。乗車してすこししてから、ある子から「会長、床の下からなんかすごい音がします!」と聞かれました。そうなんです、ディゼルカーですから、バスと同じで車体の下にはディーゼルエンジンがついていて、その動力で動いているのです。普段は電車なのですが、今回初めてディゼルカーに乗った子も何人かいたようです。

車内は全員着席でき、良い感じ
朝が早かったので、寝落ちの子もちらほら

最初は田園地帯を走っていたのですが、徐々に山に分け入っていきます。最後に長めのトンネルを抜けると終点の上総中野です。

ここでいすみ鉄道に11分で乗りかえです。これを逃すと1時間次の列車までありません。いそげいそげ。

上総中野駅でいすみ鉄道に乗りかえ
乗り換え時間が割と短いです
いすみ鉄道に乗ります

いすみ鉄道はいすみ301に乗車。ディゼルカー1両の編成ですが、スムーズに乗車できました。この車両は2012年新潟トランシス製の軽快気動車で、エンジンはコマツ製のようですが、馬力があるため電車のような加速で驚きます。

いすみ鉄道乗車中

大多喜駅に到着

約20分で大多喜駅に到着です。この後お昼ご飯を食べてから「房総鉄道中央館」の見学に向かいます。

この施設は、駅から徒歩数分のところにあるのですが、巨大な鉄道模型のレイアウトがあり、ここだけで一日遊べてしまいそうです。現在は日曜日しかやっていないようですので、行かれる方は事前に確認をお願いします。

房総鉄道中央館のホームページはこちらから

すごいところを発見しました!
本格的なHOゲージのレイアウト!

時間の関係もあり、後ろ髪ひかれながら駅に戻ります。大多喜駅から大原まで乗車します。大多喜駅には、ちょうどキハ52とキハ28の2両編成がとまっていました。

大多喜駅で記念撮影
キハ52+キハ28がとまっていました

大原までの列車では、運転士の方が子ども達にも前面が見られるように配慮いただき、子ども達も前面にかぶりつきです。ありがとうございました。

車両の前にかぶりつき

終点の大原では、いすみ鉄道のお土産をみんなで購入。鉄道ファン向けの商品が多くてみんな楽しそう。駅前で記念撮影もしておきました。

大原駅で記念撮影
特別塗装の特急「さざなみ」

大原からは、外房線で上総一ノ宮駅へ新鋭のE131系0番台に乗車。内房線、外房線、総武線、成田線、鹿島線などでのワンマン運転用に開発された車両で、2両編成で運転されています。

この列車は結構混んでいました。さすがに電化線ですね。終点の上総一ノ宮では、車両の前で記念撮影。

E131系0番台を背景に

この駅で途中下車します。行先表示で横浜でもよく見かける「上総一の宮」ですが、降りたことのある人は少ないのではないでしょうか。降りてみると、とてもモダンな感じの駅で驚きます。

上総一宮駅 モダンな感じの駅でした

上総一ノ宮駅で時間を調整したのは、横須賀線直通の始発を待ってのことでした。ここから横浜までは乗り換えなしで帰ります。

乗ってしまえばあっという間!なんてことはなくて、2時間を超える乗車となりました。子ども達は駅名しりとりをしたり、写真を見せ合ったしながら過ごします。途中の夕日がきれいでした。会としては遅めの18時半過ぎに横浜駅で解散となりました。

帰りは217系で一気に横浜まで

房総縦断は時間がかかるので、仕方がないのですが、本当はどこかで1泊したいくらいの行程です。次回はどこか温泉でゆっくりしましょうか?

11月13日横浜市電保存館見学とシーサイドライン(東京1団)

2022年11月13日は東京1団の外活動として、横浜市電保存館とシーサイドライン乗車をしてきました。

品川駅の改札外に集合。初めての集合場所だったのですが、みんなスムーズに来られていい感じです。これから南方面に行くときはここを使おうかな。

京浜東北線、根岸線で一挙に根岸を目指します。この日は午後が雨の予報でしたので、早めに動くようにします。

根岸駅で下車し、市電保存館のある滝頭まで約20分歩きます。市電保存館はもと滝頭車庫だったところを改装して作られているのです。保護者を入れて40名の団体が歩くのはなかなか骨が折れます。事前に歩道のある道をチョイスしていたのですが、歩道が狭くて難儀したりと思うようにはいってくれません。

なんとか保存館に到着。路面電車をはじめて見るという子もいて、広い館内をみんなで見て回ります。

市電保存館には市電が良い状態で保存されています

はしゃいでますね~

市電の車内はこんなレトロな感じ

横浜市電保存館は、しっかりメンテナンスされているので、どの車両もきれいです。機械の構造(台車関係など)もよくわかるので、興味のある方にはおすすめです。少しでも横浜に市電が残っていいればと思うと、残念ですね。

ジオラマはいつでも人気

子ども達は班ごとに、おもいおもいのところを見て回ります。

シミュレータにも人だかりが

シミュレータを楽しむ班も

エントランスに置かれた運転台

エントランス付近でお土産物の品定めをする班もあり。

ジオラマの運転展示にみんな見入っています

最後はジオラマの運転をみんなで見学します。このあとお昼の時間です。

車両の前で記念撮影

保存館前でも記念撮影 なんかみんなお土産買ってますね!

見学時間も結構とったつもりだったのですが、あっという間に終了。記念撮影をして、保存館のみなさまにお礼を言ってから駅に向かいます。

ここで子ども達から一斉に「バス!バス!」のシュプレヒコールが!歩き疲れて、駅までの帰りはバスで帰りたい!ということなのですが、まだ雨も降りそうにないので、徒歩で駅に向かいます。※雨の場合はバスで帰る予定でしたので、バスでも問題はなかったのですが、こういう時に少し体を使ってもらおうという判断でした。

帰り道 くたくた?

もうすぐ駅!頑張りました

歩き出してしまえば、みんな子ども同士でおしゃべりをしながら駅まで。弱音を吐く子もいなかったのはさすがです。

根岸駅からは、2駅となりの新杉田に移動です。根岸駅は関東地区の石油類輸送の基地で、駅構内にはたくさんのタンク車が。なかなか見られない光景です。

根岸と言えば タンク車でしょう

新杉田でビルの中を歩いて、シーサイドラインに乗りかえ。結構混んでます。子ども達の一部は先頭車両に。

新杉田駅でシーサイドラインに乗りかえ

シーサイドラインは無人運転のため、運転席部分にも乗客が乗れるようになっていて、子ども達は早速先頭でカメラを構えて写真撮影です。

先頭に群がって動画がとりたいらしく

シーサイドラインは高架のため眺めがよく、東京湾から向こう側の房総方面まで見渡せます。周辺が埋め立て地なので、余計見晴らしが良いようです。

乗車を楽しんで、金沢八景に到着。このまま京急で帰っても良いのですが、折角なので例の3線区間を見に、総合車両製作所に向かいます。ちょっと雨が降り出しますが、傘をさすかどうか迷うくらいの降り方でした。

金沢八景駅で見学 京急の発着が高頻度です

小雨の中を総合車両まで散策 隣は京急の車庫

総合車両製作所までは京急沿いの道を歩きます。次々と京急の電車が行きかい、子ども達はそちらも見ながら進みます。

これが例の3線区間です

総合車両製作所から、できた電車を搬出するために、標準軌(1435mm)に加えて狭軌(1067mm)もある、珍しい3線区間です。

踏切に遮断機が無いのは、営業が終わった夜間に搬出するので、人力で遮断するので不要なのだとか。

京急の快特で品川に着きました 羽田空港行きは快特だらけ?

金沢八景に戻り、ここからは快速特急で一路品川に。やはり京急は早いですね~。

品川で集合場所に戻り、無事解散。子ども達もかなり疲れたのではないでしょうか。

近くでも面白いところはあるので、これからもショートトリップをしていきたいですね!

 

10月16日神奈川1団東武博物館見学会

10月16日(日) 神奈川1団は東武博物館見学と、東武の都内ローカル線を訪ねる会を行いました。

朝横浜駅に集合して、京急に乗車します。京急は鉄道好きにとってはやはり乗っていて楽しい路線ですね。スピード感は半端ではないです。

横浜から京急に乗車、浅草を目指します

京急線車内品川から地下区間に入り、都営浅草線を東へ。浅草駅で下車します。

地上を東武浅草駅に移動

都営浅草駅からは一旦地上に出て、東武浅草駅へ移動します。なかなかの重厚な作りの駅舎を入ると、すぐ左手に特急専用ホームが。運よく急行用の200系が止まっていました。

浅草駅の特急

先端部分はドアカット実施

浅草駅は、隅田川を橋で渡った直後に直角に曲がっているため、ホームの先端が極端に狭くなっています。このため、私たちが載る6両編成の電車は、先頭の2両分がドアを締切扱いとしていました。

 先頭車はガラガラなのでみんな着席です。短い区間ですが、浅草駅すぐの急カープを見学したり戸塚忙しいです。

乗り換え駅では時間があったので撮り鉄、この区間は東武でも列車が多い区間で楽しめます。

北千住駅で乗り換えて、西新井駅へ。ここで大師線に乗り換えます。しかしこの駅では、大師線ホームに行く前に自動改札機があります。

これは終点の大師前駅が無人駅のため、ここで精算と出場記録をしているようです。

西新井駅での乗り換え

大師線は2両編成のワンマン電車。短い区間ですが、それなりにお客さんが多いですね。

大師線のワンマン電車

終点の大師前駅はご覧の通り改札は無人。自動改札もなく、昔のラッチが残っていますね。

自動改札がありません なんで?

恒例の大師前駅で記念撮影。

大師前駅でみんなでぱしゃり

本線西新井戻って、東武博物館へ。
いよいよ見学です。

東武博物館

博物館内は班ごとに見学になります。

東武博物館

東武博物館

家族で行けば、自分の行きたいところにどんどん行けますが、班行動だとそうはいきません。がまんをしたり、他の子どもとの関係性を作ったりすることも大切だと思います。

係の方に教えていただきながら

日光市内線の車内で一休み

コロナの影響で、館内で食事のできるところも制限されているため、班ごとに順番に食事をとります。みんな楽しそうだなー。

お昼の時間!

SLも見学

電車の本物の車輪が見えます

最後に記念撮影。楽しかったですねー。

記念撮影!

東武は優等列車が多いのも魅力ですね

最後に亀戸線に乗車。こちらも2両編成のワンマン。運用は大師線と共用乗り換えようですね。

亀戸線のワンマン車両

総武線経由で横浜に帰着。今回も楽しい見学会、無事に終了出来ました。神奈川は次回の外活動は12月に千葉方面編成行く予定です。

夏の旅行会その2 8月19日(東京1団)

鉄道子ども会の今年3年ぶりに夏の旅行会(茨城)ですが、今回から神奈川と東京の2団体制になりましたので、2回に分けて開催しました。2回目は東京1団のみなさんで「ひたちなか海浜鉄道」に伺いました。

前回と同じ朝8時に東京駅集合。さすがというか、みんな時間前に集合していました。付き添いでいらしていただいた保護者のみなさま、ありがとうございました。

今回の旅行は、当初は1泊2日の合宿で予定していましたが、新型コロナウイルスの関係もあり、宿泊は取りやめ、日帰りとして実施することとなりました。

宿泊先の方とは3月くらいからやり取りをしていましたし、実際に下見で伺ってお会いしていましたので、お断りの電話をするのは本当に申し訳なかったのですが、快くキャンセルに応じていただいたことは本当に感謝でしかありません。このお返しはぜひ近々にと思っているところです。

さて、常磐線です。普通電車に乗ると言っても、30分くらいが普通だと思うのですが、今回は上野から勝田まで2時間半近くの乗車になります。普通なら飽きると思うのですが、鉄道子ども会の子はちょっと違うかもしれません。

楽しい車内!

なんの電車とすれ違うかな?

なになに?

常磐線と言えば、我孫子の鶏天そば(今回は下車できないのでお預け)、取手の関東鉄道常総線(気動車が見られます)、取手藤代間のデッドセクション(直流区間と交流区間の境目)、土浦、神立の霞ケ浦、友部での水戸線合流、水戸駅の貨物機関車(EF81)、勝田の電留など見どころいっぱいです。

最近の電車は性能が良いため、デッドセクションでは昔のように、照明が切れることはなく、どこで無電区間に入ったのかわかりません。かろうじて空調が止まるので、それと知れるのですが。

勝田に到着。早速ひたちなか海浜鉄道線に乗り換えます。今回は保護者の方も入れて40名ほどの団体になりますので、列もこんな感じに。

40人が動くとこんな感じに(勝田駅)

勝田駅の1番線に移動。ここからひたちなか海浜鉄道に乗車します。車両は前回もお世話になったキハ37100-03 ちなみに3710で「みなと」を表しているそうです。茨城交通時代に導入されたディーゼルカー(気動車)です。

ひたちなか海浜鉄道に乗車!

キハ37100-03 湊線用に新製された車両です

夏休み終盤ということもあってか、車内は満員。子ども会の子は、事情のある子を除いてこの状況では座らないのが会のルールです。

満員の車内

15分ほどで、ひたちなか海浜鉄道の中心駅、那珂湊(なかみなと)に到着。早速見学をさせていただきます。

ひたちなか海浜鉄道の係の方にご挨拶

ヘルメットをかぶって出発!

ヘルメットをお借りして、見学に出発です。前回の神奈川1団の時に比べると、風が適度にあって随分涼しい感じです。

車庫の前ので説明を受けます

バス整備工場側から見学スタート。第三セクター化のお話なども丁寧にしていただきます。

この木造の車庫は創業時からのものではないかと

カミンズ社製のエンジン(本物)です。JR東海のキハ85も同じエンジンとのことでびっくり!

やはり実物を見ることが、見学のだいご味です。ちょうど整備中のディーゼルエンジン(カミンズ社製)。なかなか目の前で見ることはできません。

エンジンは相当大きいですね

車庫での並び

車庫の中に、お休み中の車両も。

城北線の車両が!なぜ?かはないしょ

キハ20に奥にはケハも!このステンレス車体は日本初の気動車のステンレス車体だとか

車籍のない車両もいろいろありまして、たのしいですね。最後は車庫前で記念撮影。みんな勉強になったでしょうか?

みんなで記念撮影! 大満足の様子です。

見学が終わって、お弁当タイム。動いていない車両を開放していただいてお昼ご飯です。

楽しいお昼タイム

那珂湊駅

食事が終わった子は、駅の窓口で湊線グッズを買ったりしています。アイスクリーム食べていた子もいたな~。

そんなこんなで、時間はあっという間にすぎて、再度湊線に乗車、終点の阿字ヶ浦を目指します。

運転席の後ろはやはり特等席?

車両の先頭はやはり子ども達に人気。お客さんのじゃまにならないように見学します。この辺りはサツマイモの産地で、サツマイモ畑も多いです。

終点の阿字ヶ浦に到着。ここのは保存車両が2両おかれています。ボランティアで保存活動をされている方の努力には本当に頭が下がります。

この阿字ヶ浦駅が終点でなくなる日も、そんなに遠くなさそうです。この先にネモフィラとかコキアで有名な「ひたちなか海浜公園」があり、そこまでの延伸計画が実現の予定です。

イベント時期にはこの辺の道路が渋滞で動かなくなってしまうので、早く延伸されると良いですね。

終点の阿字ヶ浦での記念撮影!後ろの車両が良い味をだしています

帰りもキハ37100-03です阿字ヶ浦からの帰りもキハ371000-03 今日は一日ありがとうございました!という感じです。

勝田に戻って、再度上野までの2時間半近くの旅です。勝田駅にはこんな珍しい車両も止まっていました。

勝田駅ではこんな車両も!

無事に東京駅の集合場所に到着。みんな楽しかったかな?次回の外活動は、予定が変更となりましたので、決まり次第お知らせします。