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南武線浜川崎支線と鶴見線の旅(東京1団)

2023年4月27日(日)に神奈川1団に続いて東京1団の小旅行を行いました。集合は品川駅。京浜東北線で川崎駅に向かいます。

川崎駅で南武線の入線まち

南武線一駅で尻手駅へ。この日はお天気でよい気候でしたので、少し早めについて、尻手駅見学です。

尻手駅で乗り換え 少し余裕の時間があります

尻手駅は貨物線が通っていますので、比較的多く機関車牽引列車を見ることが出来ます。早速貨物がやってきました。

貨物列車が通過します

子ども達はいろいろなことに興味津々で、スタッフにいろいろ聞いています。スタッフにも専門知識を持っている人も多くて、丁寧に教えています。

スタッフにいろいろ質問する子ども達
機関車の単機回送

時間になって、南武支線の2両編成の列車が入ってきました。2両とも動力車という編成ですが、専門家によれば、加速度には制限があるので、阪神のジェットカー(古い)のような出足にはならないそうですが。

南武支線の電車が来ました

この205系1000番台も、まもなく新潟からやってくる127系に置き換わります。9月13日には1編成が置き換わる模様ですので、乗るなら今です。

前面にかぶりつき
クモハ205
乗り鉄中

南武支線は短いため、あっという間に終点の浜川崎に到着です。

浜川崎に到着
記者会見
また貨物列車が通過

この浜川崎駅ですが、南武線と鶴見線の浜川崎駅はつながっておらず、駅前の道路の横断歩道を渡って乗りかえないといけません。また、Suicaなどで継続して乗車する場合は、なんと降りるときも乗るときもタッチをしないということで、なかなか珍しい運用の駅です。

南武線と鶴見線の浜川崎駅は道路を隔てています

鶴見線は205系3連の天下。弁天橋区に集中配備されています。しかし、今年の冬から順次E131系を導入することが発表されました。205系に乗るもの早めがよさそうです。

鶴見線に新型車両を導入(JR東リリース)

205系
鶴見線を満喫中

浜川崎から浅野へ移動し、海芝浦に向かいます。浅野駅のカーブもかなりのものです。鶴見線の駅名には、私鉄時代の鶴見臨港鉄道に関連した名前が多く、この浅野駅は浅野財閥の浅野総一郎の名前からとっています。私立の浅野中高校の創立者としても有名ですね。

急カーブで入ってくる海芝浦行
海芝浦行の車内
海芝浦駅 右は京浜運河(海)

海芝浦は、外に出られない駅として有名です。駅の外は東芝の敷地なので、一般の人は入れないというわけです。これもなかなかレアですね。

駅横の公園から海を眺める

その代わり駅の横に公園があり、そこからも海が眺められます。

浅野駅に戻り、扇町へ向かいます。

扇町行に乗車

扇町駅では少し時間があるので、すこし散策。やはり駅猫もいました。

扇町駅で記者会見(記念撮影)
猫いた
205系の天国 鶴見線

安善駅まで戻り、大川支線に乗りかえます。安善駅そばにはタンク車が停車中。それと、ちょっとマニアックですが、大川支線に入る電車は一部上り線を走行するため、特別に大川支線用の信号がついています。

安善駅にとまるタンク車
大川支線への信号機がある安善駅
レアな行先?大川行

そもそも、会長が若いころには、大川支線は武蔵白石から分岐していて、あまりのカーブの厳しさで17m級の旧型国電しか入線できなかったのです。しかしその後、武蔵白石のホームを撤去して、接続駅を安善に変更するという荒業を使って、20m3両が入線できるようになったのでした。

この関係で、浜川崎方面から大川に行く場合は、武蔵白石経由で運賃計算をするかなりレアな特例が設けられています。かなり早い終電車で大川に向かいます。

終点の大川駅

土日は一日3本しか電車が来ない大川駅ですが、鉄道ファンの人も多くて、結構な人出でした。

折り返しの鶴見行に乗車。鶴見に着けば、鶴見線完乗です。

鶴見駅へラストスパート

みなさんお疲れさまでした。

南武線浜川崎支線と鶴見線の旅(神奈川1団)

2023年5月7日(日)、ゴールデンウィークの最終日に神奈川1団で南武線の浜川崎支線と鶴見線を完乗する小旅行を実施しました。

横浜駅に14時集合、川崎駅から南武線に乗車します。一駅で乗り換え駅の尻手に到着。

川崎駅から南武線に乗車

南武線の浜川崎支線は、もともとは私鉄時代の南武鉄道と鶴見臨港鉄道をつなぐ貨物輸送がメインの路線でしたが、工場地帯への旅客の輸送もありました。

205系1000番台改造車 クモハ+クモハの2両とも電動車という貴重な編成

ここに使われているのが、中原電車区の205系1000番台の2両編成。クモハ+クモハの2両編成で先頭車改造もされています。JR東日本でオールM(全電動車)の編成はなかなか珍しいのではないかと。

この日は雨予報でしたが、この辺りから雨が本格的に振り出します。南武線支線の旅は、開業日に鉄道子ども会で訪れた「小田栄駅」も通って、終点の浜川崎駅へ。

205系なので、床面にモーターの点検口が見える

終点の浜川崎で記者会見(記念撮影)して、鶴見線の浜川崎駅に乗りかえ

終点の浜川崎駅で記者会見

浜川崎からは、当駅始発の鶴見線に乗車。鶴見線は205系の天下です。

気温が急降下して、結構寒いです

この後、浅野駅で乗り換え、海芝浦支線へ。

205系が見られるのもあとわずからしいです

終点海芝浦では、大雨になりました。記念撮影は断念。

再度浅野の戻って、一度終点の扇町に。

終点扇町駅
有名な駅猫?2匹

扇町駅では、有名な?駅猫2匹を発見。ちょっと寒そうでしたね。

再度本線を安善駅まで戻って、いよいよ休日は3本しか列車の無い大川支線へ。これから乗る17:49発が終電になります。

終点の大川駅

大川駅の周辺も工場が多く、平日はそれなりに多くの乗客があるのだと思いますが、休日はそれほどでもないようです。

最後に大川駅で記念撮影

大川発鶴見行に折り返し乗車して、鶴見駅へ。鶴見線と京浜東北線の間にあった改札がいつの間にかなくなっていて驚きました。

横浜駅に戻って無事解散となりました。

鶴見線は、身近な路線なのですが、なかなか乗る機会がない子も多くて、初めて乗ったという子が大半でした。東京1団はこの後5月27日に乗車会を行います。

青梅鉄道公園と「ホリデー快速あきがわ」さよなら乗車小旅行会

2023年3月5日 東京1団では青梅線、五日市線全線完乗と青梅にある鉄道公園見学、そして間もなく運行終了となる「ホリデー快速あきがわ」さよなら乗車会を行いました。

集合はいつもと違って現地に近い立川駅。日曜日ではありますが、人数が集まっても大丈夫な西口改札内に9時集合です。

まずは青梅を目指します。電車は首都圏ではメジャーな233系です。中央線では現在の10両編成をグリーン車を2両増結して12両編成にする予定で、駅のホームを延伸する工事などが行われています。中央線からの直通のある青梅駅も12両対応にするため、先日工事で運休になっていました。

青梅にGO

青梅線内にはラッピングされた車両もあり、楽しいです。青梅~奥多摩間は6両(一部4両)で運転されています。

ラッピング電車がきました

周辺の山々を見ながら40分ほどで終点の奥多摩に到着します。沿線の景色も楽しみですが、久しぶりに会った友達とのおしゃべりも楽しいみたいです。

次の電車で折り返すため、ここで少し時間がありますので、駅から少し離れた「奥多摩ビジターセンター」に向かいます。ここはハイキングや屋外活動をする人の拠点で、館内には山道の木道に似せたコーナーや、クライミングを体験できるところもあり、普段は運動苦手!の子ども達も果敢に?チャレンジしていました。

山道を模した木道

試しにわたってみます

少し遊んでから奥多摩駅に戻り、今日1回目の記者会見(記念撮影)。駅舎が独特の形で味があります。

奥多摩駅でみんなで記者会見

奥多摩から再度青梅線を戻り、青梅へ。青梅駅からは、今回の目的地の一つ「青梅鉄道公園」に向かいます。

青梅鉄道公園は、結構な高台にあるため、急な上り坂を上がっていかなければいけません。子ども達はどんどん登っていきますが、ボランティアでは苦しそうな顔の人も。。。

入場料を払って公園に入り、まずはお弁当タイム。園内にはテーブルも置かれていて、班ごとに場所を決めて班単位でお昼です。みんなお腹が空いていたみたいで、パクパク。

お腹がいっぱいになったところで、班ごとに公園内を見学します。屋外展示ですが、いろいろな車両があって勉強になります。昔の国電の床下や台車の解説など、マニアックな説明会も開催されました。

青梅鉄道公園見学中

青梅鉄道公園には懐かしい0系新幹線も。しかし今の子ども達は当然乗ったことはなく、リクライニングしない座席に驚いていました。

新幹線0系の中

0系新幹線

公園内には大正期の国産旅客用SLの代表格の8620形蒸気機関車も展示。鬼滅の刃に出てくる無限列車のモチーフだそうですね。

鉄道公園でたっぷり楽しんだあと、徒歩で隣の東青梅駅まで歩きます。今度は急な下り坂で、道も狭いので要注意です。

隣の東青梅駅まで歩きます

途中で道路から線路がみえます この辺は231系ばかり

東青梅から拝島に移動。ここから五日市線に乗車します。

五日市線は青梅線と違って、比較的平坦な路線です。青梅線と五日市線はもともと別の私鉄で、戦時期に国鉄に買収されて、今の形になっています。

終点の武蔵五日市に到着。この高架駅は比較的新しく、以前はもう少し東京よりに駅がありました。

武蔵五日市駅前で記念撮影。駅前には絶滅寸前ともいわれている、トレーラーバスが居ました。バス好きは見逃せない!

劇レアなトレーラーバス発見!

さて、いよいよ最後は「ホリデー快速あきがわ」乗車です。3月18日のダイヤ改正で、五日市線に向かうホリデー快速あきがわは運行されなくなるため、最後の乗車機会になります。

子ども達も入線してきた電車にカメラを向けています。

ホリデー快速あきがわ 入線

電車の前で記念撮影も。世田谷線の時に作った横断幕?が役に立ちます。

記念撮影

最後は、全員でこの「ホリデー快速あきがわ」に立川まで乗車。無事解散となりました。

比較的近場での旅行会でしたが、見どころも多く楽しかったでしょうか。今年度の東京1団の活動はこれが最後になります。

本当は子ども達の体力をつけるためにも少し歩かせたかったのですが、青梅鉄道公園の上り下りだけで音を上げている子もいて、どうしたものかとこれからも悩みそうです。

2023年2月11日 鉄道子ども会は設立14周年を迎えました

鉄道子ども会は、2009年2月11日に活動を開始しましたので、2023年の2月11日は14周年の記念日にあたりました。

昨年までは、コロナの影響もあってクイズ大会などを行っていましたが、今年は初めて機関誌の「鉄とも」を創刊しました。

機関誌「鉄とも」を創刊

さらに記念の行事をしたいということで、交渉の結果、東急電鉄の世田谷線での貸し切り運転を行うことになりました。大変遅くなりましたが、その日の模様をレポートしたいと思います。

 

神奈川1団と東京1団が合同で活動を行うのは、実は初めてで、保護者も入れると80名以上になるということで、ちょっと心配していました。

世田谷線の三軒茶屋駅前に集合

世田谷線の三軒茶屋駅前に集合した子どもたちも、なんか楽しそうです。流動阻害にならないように気を付けます。

通常の降車ホーム側で待機します

貸切電車は、臨時のスジに入るらしく、そもそも乗降の時間が短いため、一般のお客さまの迷惑にならないように、降車ホーム側で待機となります。

招き猫電車が登場しました!

いよいよ待ちにまった電車が登場。なんと「招き猫電車」が充当されていました。子どもたちからも歓声が。

折り返しの時間が短いため、一斉に乗車します

一斉に4か所のドアから乗車。みんな思いおもいに陣取ります。全員が座れるわけではありませんが、立っている方がいろいろ見られるというので、座らなかった子も多かったですね。

車内は結構こみこみです

乗車していみると、車内は結構な混みようです。保護者のみなさまも、初めて乗車するという方が多く、都心の軌道線に興味を示していた方が多かったです。

窓には世田谷線管区の方が作られた鉄道クイズが!

車内で驚いたことが、車内のドアなどに世田谷線管区の皆様に作っていただいたクイズが掲示されていたことです。事前に大変な準備をしたいただき、感謝しかありません。

貸切ですので、各駅には止まってもドア扱いはありません

この電車は貸切ですので、途中の駅には止まっても、ドア扱いはしません。なんとも言えない不思議な感じです。

上町駅そばでは、乗務区のみなさまによる歓迎横断幕が!

また、上町駅を過ぎた、検車区のところで、世田谷線管区や検車の皆さんによる歓迎の横断幕とご挨拶をいただきました。これもまったくありがたいことで、感謝しかありません。

招き猫の手もあります!世田谷線は短い路線のため、あっという間に折り返しの下高井戸に到着。ここでもドア扱いはなく、折り返します。

上町の留置線に留め置き後、車内ではクイズなどで楽しみましたが、鉄道子ども会の子たちはさすがに勉強?しているからか、かなり正解していたようです。

車内ではクイズなどで楽しみました

最後に降車して、電車の前で記念撮影をすることとなりましたが、車両を降りるときに大活躍したのが、ステップです。

もともと世田谷線のホームは今よりもずっと低く、そのころはこのステップを出していましたが、その後ホームのかさ上げ工事を行ったことから、通常では使用されなくなっていました。こんなところで役に立つとは。その関係もあって招き猫電車が今回充当されたとも伺いました。

招き猫電車は、ホームがまだ低かったころの名残でステップがあります。今回はそれが役立ちました

最後に、お世話になった東急社員の皆様にも入っていただいて、記念撮影。無事に14周年の記念行事を締めくくるとことができました。

最後に記念撮影 ありがとうございました!

今回のイベントは、東急電鉄の皆様にかなりの部分アイディアを出していただき、また大変な歓迎をいただきありがとうございました。「鉄道の好きな子どもたちが来るから」と、いろいろな対応をいただいた管区、検車の皆様には心より御礼申し上げます。

富士山麓電鐵旅行会(東京1団)

2022年12月26日に、東京1団では富士山麓電鐵旅行会を行いました。

東京1団は普段は東京駅集合が多いのですが、今回は西方面ということで、八王子駅10時集合となりました。

定刻まえにそろったので、出発です。

高尾行はがらがらでした

まずは、中央快速の233系0番台で高尾駅へ。ここで中距離電車に乗りかえです。中央線はここが少し面倒ですね。

高尾で211系に乗りかえます。なかなかのレア車両です。

高尾駅では、中距離電車に乗りかえ。211系がきました。国鉄時代から使われている車両で、今ではこの中央東線と高崎付近でしか見られなくなりました。残念ながらロングシート車でした。

なにやら楽しく見せ合っていますね

中央東線は、高尾から急に山の中に分け入っていきます。次の相模湖駅まではトンネルとカーブが続きます。

子ども達は、外を見たり、なにやら見せ合ったりして楽しんでいます。入会したばかりの子も、徐々に慣れてきているようで、すこし安心します。

大月駅に到着 ここは山梨県ですよ

無事に乗りかえ駅の大月駅に着きました。遠いように思いますが、高尾からは30分ちょっとです。でももう山梨県ですね。

大月駅前で記念写真

ここでトイレ休憩、乗車券購入などをします。記念撮影もパシャリ。

JRと富士山麓電鐵の改札口はちょっと離れていますが、外を通って富士山麓側の改札から入場します。留置線の電車も見られてラッキー!

いよいよ富士山麓電鐵に乗車します

こんな電車が止まってました

今回乗車したのは、富士山ビュー特急8500系。元JR東海が「あさぎり」などで使っていた371系です。ご存知、様々なデザインを手がけられている水戸岡鋭治さんによって改装されていて、車内はゴージャス。3両編成のうち、大月側の2両は自由席(特急券は必要)です。

乗車したのは「富士山ビュー特急」(写真は別日に富士山駅で撮影)

乗車して、まず目が行くのは床の木の模様。寄木細工風です。また窓まわりや壁面にも木を使った意匠が施されていて、とてもいい感じです。

車内がすごく豪華!

日よけも竹で編まれていて、他では見られません。

見てみて!日よけが竹で出来てるよ!

子ども達は、ここでお弁当タイム。車窓に大きく映る富士山を見ながら、お昼です。

お弁当タイム!

お弁当タイム2

楽しい列車の旅はあっという間で、下吉田駅に到着。ここで「下吉田ブルートレインテラス」を見学です。

下吉田駅につきました

まずはブルートレインの前で記念撮影。この日は平日ということもあって、車内には入れずでしたが、昔の寝台車を間近にみる機会となりました。台車とか面白いですね。

展示中のブルトレの前で記念撮影(中には入れず残念!)

また、富士急が独自に発注した5000系「トーマスランド号」も見学。こちらは車内に入れるので、見学。

トーマスランド号 富士急が発注した新車なので、いろいろ興味深いです。

車体の下も見ることができるので、台車の構造についてのミニ説明会などがあって、興味のある子は熱心に見入っていました。まくらばばねがコイルバネの台車は、近年みませんからね。

車内はこんな感じ

下吉田駅も水戸岡先生のデザインで改装されていて、とてもモダンな雰囲気。ここで1時間ほど見学をした後、普通列車で富士山駅へ。ここでいろいろ見学をしたあと、終点の河口湖駅に向かいます。富士山駅がスイッチバック駅なのが面白いですね。

普通列車に乗りかえて富士山駅、河口湖駅に

河口湖駅で、富士山麓電鐵を完乗になります。ここでお土産を買おうとしたのですが、あまり鉄道グッズが無くて残念でした。

帰りは普通列車で、友達同士で何の話をしているのかな?

帰りは普通電車で大月へ。途中の都留文科大学前から乗車が増えるものの、そこまでではなく、無事に大月に到着。

あまり混まないで大月まで

再度211系のお世話になり、高尾乗り換えで八王子に到着。帰りはだいぶ遅くなってしまいましたが、無事旅行会を終了出来ました。

今回初めて旅行会に参加するメンバーも多かったのですが、徐々になじんできている感じがしました。これで2022年の活動は終了となりました。

 

房総縦断の旅 神奈川1団冬の旅行会

鉄道子ども会では、年に何回か日帰りの旅行を行っています。2022年の年末は、神奈川1団が千葉に、東京1団が山梨にそれぞれ出かけましたが、まずは神奈川1団の旅行会の記録です。

12月18日(日)8時半に横浜駅に集合。毎回のことですが、遅刻する人はほぼいません。楽しい旅行の日だと目もぱっちり覚めるのかな?

横浜からは横須賀線・総武快速線で千葉に向かいます。千葉駅で乗り換え、内房線の電車は、最近数を減らしている209系です。

減りつつある209系のクロスシート車に乗車

この電車は、もともとは京浜東北線で走っていたのですが、その後改造を受けて千葉の房総地区の主役になりました。クロスシート、トイレ付ということで、京浜東北線を走っていたのと同じ車両とはとても思えません。

209系だよん

電車は空いていたので、座っていきますが、五井までは20分ほどしかありません。五井駅で降りて、いよいよ小湊鐡道に乗車しますが、その前に時間があるので小湊鐡道のSLと車庫を覗いてみます。

五井駅につきました。千葉駅からそんなに遠くないです。

今日は日曜日ということで、職員の方がいらっしゃらないので、前の道からSLを見学。その後線路際に移動して車両基地を見ます。

小湊鐡道のSLの前で記念撮影 日曜のため中に入れず残念!

小湊鐡道の車両群 見ごたえあります

当然ですが、小湊鐡道は非電化ですので、ディーゼルカーがたくさん。中でもJRの東北地区からやってきたキハ40系は、朱色一色で目を引きます。

たらこ色のキハ40もいました

駅に戻って、いよいよ小湊鐡道に乗車です。乗車したのはキハ208。1970年に日車で製造された小湊鐡道200形の一両で、設計のベースは国鉄のキハ20系ですが、小湊鐡道のオリジナル車両です。エンジンはDMH17Cですので、昔のエンジン音を楽しめます。

いよいよ小湊鐡道に乗車

1時間少しの旅のはじまりです。乗車してすこししてから、ある子から「会長、床の下からなんかすごい音がします!」と聞かれました。そうなんです、ディゼルカーですから、バスと同じで車体の下にはディーゼルエンジンがついていて、その動力で動いているのです。普段は電車なのですが、今回初めてディゼルカーに乗った子も何人かいたようです。

車内は全員着席でき、良い感じ

朝が早かったので、寝落ちの子もちらほら

最初は田園地帯を走っていたのですが、徐々に山に分け入っていきます。最後に長めのトンネルを抜けると終点の上総中野です。

ここでいすみ鉄道に11分で乗りかえです。これを逃すと1時間次の列車までありません。いそげいそげ。

上総中野駅でいすみ鉄道に乗りかえ

乗り換え時間が割と短いです

いすみ鉄道に乗ります

いすみ鉄道はいすみ301に乗車。ディゼルカー1両の編成ですが、スムーズに乗車できました。この車両は2012年新潟トランシス製の軽快気動車で、エンジンはコマツ製のようですが、馬力があるため電車のような加速で驚きます。

いすみ鉄道乗車中

大多喜駅に到着

約20分で大多喜駅に到着です。この後お昼ご飯を食べてから「房総鉄道中央館」の見学に向かいます。

この施設は、駅から徒歩数分のところにあるのですが、巨大な鉄道模型のレイアウトがあり、ここだけで一日遊べてしまいそうです。現在は日曜日しかやっていないようですので、行かれる方は事前に確認をお願いします。

房総鉄道中央館のホームページはこちらから

すごいところを発見しました!

本格的なHOゲージのレイアウト!

時間の関係もあり、後ろ髪ひかれながら駅に戻ります。大多喜駅から大原まで乗車します。大多喜駅には、ちょうどキハ52とキハ28の2両編成がとまっていました。

大多喜駅で記念撮影

キハ52+キハ28がとまっていました

大原までの列車では、運転士の方が子ども達にも前面が見られるように配慮いただき、子ども達も前面にかぶりつきです。ありがとうございました。

車両の前にかぶりつき

終点の大原では、いすみ鉄道のお土産をみんなで購入。鉄道ファン向けの商品が多くてみんな楽しそう。駅前で記念撮影もしておきました。

大原駅で記念撮影

特別塗装の特急「さざなみ」

大原からは、外房線で上総一ノ宮駅へ新鋭のE131系0番台に乗車。内房線、外房線、総武線、成田線、鹿島線などでのワンマン運転用に開発された車両で、2両編成で運転されています。

この列車は結構混んでいました。さすがに電化線ですね。終点の上総一ノ宮では、車両の前で記念撮影。

E131系0番台を背景に

この駅で途中下車します。行先表示で横浜でもよく見かける「上総一の宮」ですが、降りたことのある人は少ないのではないでしょうか。降りてみると、とてもモダンな感じの駅で驚きます。

上総一宮駅 モダンな感じの駅でした

上総一ノ宮駅で時間を調整したのは、横須賀線直通の始発を待ってのことでした。ここから横浜までは乗り換えなしで帰ります。

乗ってしまえばあっという間!なんてことはなくて、2時間を超える乗車となりました。子ども達は駅名しりとりをしたり、写真を見せ合ったしながら過ごします。途中の夕日がきれいでした。会としては遅めの18時半過ぎに横浜駅で解散となりました。

帰りは217系で一気に横浜まで

房総縦断は時間がかかるので、仕方がないのですが、本当はどこかで1泊したいくらいの行程です。次回はどこか温泉でゆっくりしましょうか?