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ひたちなか海浜鉄道開業記念祭2024無事終了しました!

6月9日(日)にひたちなか海浜鉄道の那珂湊駅で行われた、開業記念祭で、鉄道模型運転会を行い、無事終了しました。約220名のお子さんたちに運転を楽しんでもらいました。

ひたちなか海浜鉄道開業記念祭2024は、沿線の各所で行われましたが、ことしも鉄道子ども会では那珂湊駅の会議室を使っての鉄道模型(Nゲージ)の運転会を担当させていただきました。

去年と違ってお天気にも恵まれ、前泊、早朝発のメンバーを含めて16名が9時までに集合、早速会議室での模型の組み立てを行います。

準備中 みんな大忙しです
準備中 今年も4線での運転を準備

会議室内の準備は、模型の得意なSさんとTさん、T君に中学生が手伝いに入ります。いろいろなノウハウを持っているメンバーがそろっているのが強みですね。

入口の掲示準備中

会場の会議室はメイン会場から少し離れているので、入口の案内などは重要。こちらもボランティアのAさんとOさんがセットします。鉄道子ども会の看板も設置して準備完了です。

10時のイベント開始からメインのステージではみどり市の八木節が披露され、一気にお祭り感がしてきます。

勝田からの列車が到着するたびに、お客さんが大量に降りてきて、会場にも人が多くなります。

今回は前回と違い、雨の影響がない分回転が速くなったため、列はあまり長くはなりませんでしたが、それでも最大10分ほどお待ちいただく時間帯もありました。

行列ができる時間帯も

中の模型は、退避できる駅にヤード線と高密度で配線されています。走らせている列車も、もちろんひたちなか海浜鉄道の気動車をはじめ、近隣の関東鉄道の車両、さらに常磐線で活躍のEF81なども登場していました。

レイアウトはコンパクトでも高密度
運転を楽しんでいただいています

また、会場入り口には、プラ電のペーパー改造の展示も。プラ電のペーパー化をがんばっているメンバーがいて、その展示になりました。

入口では会員のつくったペーパープラ電の展示も!

運転会の会場には、ひたちなか海浜鉄道開業祭のイベント司会の久野知美さん、そしてトークショーをされた南田裕介さんも来ていただきました。会員もみんな喜んでいました。お二人にはお心遣いいただき、感謝いたします。

最後に記念撮影

15時には運転会終了。このあと怒涛の片付けをして、それぞれに帰宅しました。

一部メンバーは、昨年同様、勝田名物の「スタミナ冷やし」を食べに、勝田の「現代」さんにお邪魔したとか。。。。

今回このような機会を与えていただき、いろいろわがままにも対応いただきました、ひたちなか海浜鉄道のみなさまには、感謝いたします。子ども達も普段の運転会とは違った立場で携わったことにより、いろいろな経験を積んだことと思います。また呼んでいただけるとうれしいです~。

勝田は晴れています ひたちなか海浜鉄道開業記念祭2024

おはようございます。今日は「ひたちなか海浜鉄道開業記念祭2024」です。鉄道子ども会の会員の一部は、勝田駅付近で前泊しています。

昨年は午前中は結構な雨だったのですが、今年は大丈夫そうですね。参加のみなさん、楽しみましょう!!

那珂湊駅構内で本日10時から15時までNゲージの運転展示を行います。

 

ひたちなか海浜鉄道開業記念祭に出展します

鉄道子ども会会長の竹内です。

鉄道子ども会では、今度の日曜日6月9日に、茨城県のひたちなか海浜鉄道の那珂湊駅で行われるイベント、「ひたちなか海浜鉄道開業記念祭2024~乗って伸ばそう湊線~」にNゲージの鉄道模型の運転ブースを出展します。

これは、以前から同社と当会のお付き合いを通して、昨年お声がけをいただいたことを契機に始まっており、今回が2回目の参加となります。

2023年の模様

鉄道子ども会からは、スタッフ、保護者も含め15名ほどがお手伝いに参加する予定です。

イベントは、10時から15時。スタンプラリーや物販などのほか、女子鉄アナウンサーの久野知美さんの司会でのステージや、南田裕介さんトークショーなどもあり盛りだくさんです。

お近くの方、あるいは近くの那珂湊漁港(はTVの旅番組でも有名ですね)に行くついでの方、有名なひたちなか海浜公園にお出かけの方などもぜひお寄りください。

詳細は以下をご確認ください。

ひたちなか海浜鉄道開業記念祭2024

鉄道フリースクール(2)を開催しました

鉄道子ども会では、毎月1回程度平日の午前中に「鉄道フリースクール」を飯田橋で開催しています。これは、ただ鉄道の話をするだけの会です。学校とはちょっと違う学びを模索しています。

2021年から鉄道子ども会のメルマガ購読者対象に、「お話し会」として行ってきましたが、2024年4月からは、「鉄道フリースクール」と名前を変更して開催しています。

鉄道フリースクールの様子

今回は参加7名。初めて参加のお子さんも2名いて、最初こそ硬い表情の子もいましたが、中盤の子ども同士の発表大会に入るころには、徐々に発言や手が上がるようになってきました。鉄道の持つ力はなかなかすごいです。

みんなで発表したりと、楽しい時間を過ごします

終盤は鉄道の話題やクイズ。学年が離れたお子さんが参加(小2~小6)なので、クイズの難易度調整にはいつも苦労します。一方で、時事ネタについては、みんなでいろいろ意見を交わします。今回もちょっと難しい考える話をしてみましたが、みんな結構食いついていましたね。

会そのものは2時間で無事終了。お母さんたち有志は、その後近くの某イタリヤ料理のお店に行って、情報交換会となりました。お母さんたちにとって良い場になったでしょうか。※私は子ども達と食べていたので、よくわかりませんでした。。。

次回は、たまには平日以外にやってみようということで、7月22日(土)10時から開催予定です。⇒すみません!土曜日開催のためか、満員となってしまいました。次回は7月の予定です。その際はよろしくお願いします。

「交通総合文化展」のU-22賞を目指そう

【作品募集のお知らせ】

公益財団法人日本交通文化協会が毎年開催している、「交通総合文化展2024」の作品募集が6月1日からスタートします。

この文化展は、毎年10月14日の「鉄道の日」関連行事として開催されていて、なんと今年で71回目だそうです。

応募は、写真と俳句。優秀作品は当協会ウェブサイトおよび特設サイトで発表展示されたり、駅のポスターになったりしますが、なんといっても賞のなかには「U-22賞」という22歳以下を対象としたものがありますので、小中学生ももちろん応募可能です。

詳しくは同協会のウェブサイトをご覧ください。
応募の詳細はこちら

応募は7月15日消印有効。今年はみんなで応募してみたいですね!会長は俳句で挑戦かな?

 

 

交歓会体験会を行いました

5月26日(日)に、鉄道子ども会の本拠地、東戸塚で交歓会体験会を行いました。これは、入会待ちや初めて鉄道子ども会を知った方に、会の体験をしてもらえるように不定期で行っているものです。

Nゲージコーナー

この日は前半と後半の2回行いました。1回目は小1から小4くらいまでの、小学低・中学年が中心。みんなでNゲージやプラ電で遊びます。

プラ電コーナー

今回は、比較的前回(4月)に参加している子が多く、最初からいい雰囲気で、3人位でおしゃべりしながら、プラ電を連結しまくって遊んでます。

実は、今回いろいろな用事が重なるスタッフが多く、急遽緑チーム(小6以上)の正会員にお手伝いをお願いし、5人の子ども達が手伝ってくれました。本当に助かりました。

発表中

会の後半は、交歓会。アイスブレークに続いて、各自の発表。5人位がデータを持ってきてくれて発表してくれています。中には「カシオペア」に乗車したお子さんもいて、みんな画面を食い入るように見ていました。

発表もみんな手慣れてきていて、制限時間の5分にしっかり収めてきます。

後半の回は、高学年が中心になります。交歓会では、単なるクイズだけではなく、ちょっと考えるコーナーも追加。「世の中の問題のほとんどに正解はない」ということで、みんなでいろいろな面から考える勉強をしてみました。

こんな感じで、会の活動の一端に触れてもらえればと思っています。

秩父鉄道旅行会を行いました

5月18日(土)に、秩父鉄道開催の「わくわく鉄道フェスタ2024」にあわせて、黄青チームの旅行会を行いました。

鉄道子ども会は、現在神奈川と東京の2団体制で活動しており、また各団で学年ごとにチーム分けをしています。小学1・2年が黄色、小学3~5年が青チーム、6年生以上中学生までが緑チームとなっていて、今回は神奈川東京混成の小学5年生までの旅行会になりました。

どんな電車がくるのかな?

当日は集合時間を少しはやめて、秩父鉄道の臨時電車に乗れるように予定を変更していました。 8時40分に東京駅丸の内地下の動輪広場に集合。みんな遠足前の気分なのか、早めに集合します。予定通りの9時発の高崎線、新前橋駅に乗車しました。

小学5年生くらいまでですと、長距離電車に乗る機会はあまりないようなので、1時間超える乗車時間の電車の旅を、それぞれ楽しんでいたようです。

電車の中で

途中の北本駅では、駅名表が珍しいとだれかが発見して、写真をパチリと。いろいろ目の付け所が違うようです。

珍しい駅名表をパチリ

電車も比較的空いていて、問題なく熊谷に到着。ここでトイレ休憩と、秩父鉄道への乗り換えになります。

熊谷駅で乗り換え

秩父鉄道の臨時電車は直接広瀬河原の車庫に到着するため、SuicaやPASMOなどは使えません。そこで熊谷駅で切符を買い、購入し終わった班からホームに移動することにします。

臨時の広瀬河原行きに乗車します

改札前の電光掲示板には、「広瀬河原行き」と駅名は存在しない車庫の名前が表示されていました。ちょっとレアですね。

班ごとに改札を通っていきます

臨時電車は、元東急8500系を改造した3両編成の7000形

臨時電車

臨時電車は一旦車庫を通り過ぎて次の大麻生まで行き、そこから方向転換をして、途中から車庫線へ転線する形で運行されます。このため運賃も大麻生までの金額(子ども120円大人240円)となっています。

臨時電車を仮設のはしごで降りて、いよいよ車庫見学のスタートです。ここからは班ごとに分かれての見学となりますが、多くの班がまずはお昼を食べたいということで、休憩車両の12系客車に向かいます。

広瀬河原車庫に着きました 暑い!

この12系客車は、通常パレオエクスプレスで使用されている、ちょっと豪華な内外装の客車です。入口付近の車両は混んでいましたが、奥方の車両に行けば行くほど空いているということで、子どもたちは奥の車両でご飯を食べていました。一番後ろの車両は電源車も兼ねているため、床下からはディーゼル発電機の音が聞こえてきていて、高校生時代にたくさん12系客車に乗った会長としては懐かしい限りでした。

お弁当タイム

お弁当タイム

みんな思い思いにお弁当を食べています。この車両の中は冷房が効いていてよかったです。最悪の場合は屋外での食事も覚悟していたので、これは助かりました。

食事が終わって、みんな見学スタートです。車庫内にはC58形の蒸気機関車、さらに電気機関車や電車なども展示されていて、みんな思い思いに楽しみます。

電気機関車3台並び

SLの前で

踏切の非常停止ボタンの体験

踏切の非常ボタンの体験のできるコーナーもあり、実際に押してみると、線路側の5灯式信号が点灯させる体験もできました。なかなかできない体験ですね。

検査中の車両?元都営三田線の5000系

また、車庫の中には、整備中の車両も置かれています。ここで修理、点検して営業に戻っていくのですね。

暑いので休憩中(元東急8500系)

この日はかなり暑くて、熊谷で29度になりました。真夏であれば体も慣れているのでそこまでではないのですが、体がまだ慣れていないこの時期は熱中症に気を付けないといけません。班ごとに涼しいところで休んだりしながら見学を続けます。

最後にみんなでトラバーサーに乗車します。これは、検査する車両を1両ずつ横移動させるためのもので、本当は車両を積んで動かすものですが、今回はそこに子ども達も乗って動かしていただきました。子ども達は「思ったよりも速い!」と驚いたいました。

みんなでトラバーサーに移動

トラバーサー乗車中

最後にSLの前の記念撮影。みんな元気すぎて動きが止まりません。

最後に記念撮影

帰りは臨時電車は使わずに、最寄のひろせ野鳥の森駅まで歩きます。大人の足で15分くらいですが、暑さでややバテ気味の子もいて、結構時間がかかります。荒川の土手をみんなで歩きます。こういう機会でないと、しっかり歩くこともない子もいるので、少し運動です。

帰りの歩きが結構大変でした

なんとか駅に到着。ここで自動販売機で飲み物を買ったり、トイレにいったりしながら電車を待ちます。この日は臨時に駅員さんも詰めていましたね。

やっと駅に着きました!

ここから、再度秩父鉄道に乗車します。結構混んでいて、座れません。

途中の武川駅では貨物列車がいました。この武川駅からJRの高崎線に向かって貨物専用線が引かれていて、秩父でとれた石灰石が運ばれています。秩父鉄道の貨物輸送は現役で、2023年度にはなんと170万トンもの貨物を運んでいます。※現在秩父鉄道は太平洋セメントの関係会社になります

途中貨物列車も発見

途中アウトレットモールがそばにある「ふかや花園」駅でたくさん下車があり、少し空きますが、2駅ほどで乗り換え駅の寄居です。

寄居からは、東武東上線に乗り換え。8000系が待っていました。この電車もかなりのレア電車です。先日の緑チームが乗った800形は3両編成でしたが、こちらは4両編成で、抵抗制御車としては最終形ともいえる、超多段式バーニアカム軸制御車。国鉄で言うと103系などと似た時期の車両になります。これ以降は界磁チョッパ制御などに移行していきます。

みんなで楽しく?イベントで購入したつり革は家でどうするのかな?

最後尾でも運転台は人気

4両編成の電車に乗って小川町まで。電車は森林公園まで行き、そこで急行の池袋行きにも乗り換えられるのですが、あえて小川町で待って、小川町始発の「川越特急」に乗ることにしました。

小川町駅はJRの八高線も乗り入れていて、ちょうど小川町止まりの列車がやってきました。

小川町では、JR八高線の気動車も

やがて東武東上線のTJライナーに使用している50090系が到着します。

川越特急が入線

この電車は、森林公園始発の普通で入線しますが、すでに座席方向は池袋側を向いています。小川町での座席転換をしなくてよいようにということのようです。

通勤電車ですが、車内はクロスシートになります

電車の外側は、普通の通勤電車でドアも4か所あるのですが、座席はご覧の通り転換可能なデュアル式になっていて、良い感じです。通常のTJライナーは別に指定券が有料で必要ですが、この川越特急は不要です。

子ども達も車窓を眺めながら移動しますが、中には疲れて寝落ちする子も。なんとか無事池袋に到着します。

終点池袋駅に無事到着

池袋では最終点呼の後、待ち合わせていた保護者の方にお子さんを引き渡して無事終了となりました。

かなり暑い中、大きく体調を崩す子も出ず、初めての車庫見学を楽しめたのは良かったかと思います。反省点としては、見学を班ごとにしたのですが、班の数が多くて仕切りきれなかったこと。またやはり学齢が小さい子が多いため、車内を動き回る子が多かったりと、今後も調整していかなければいけない点が多くありました。そんな反省を踏まえて次回に臨みたいと思います。

鉄道子ども会の活動としては、6月は神奈川、東京ごとの交歓会になります。