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富士山麓電鐵旅行会(東京1団)

2022年12月26日に、東京1団では富士山麓電鐵旅行会を行いました。

東京1団は普段は東京駅集合が多いのですが、今回は西方面ということで、八王子駅10時集合となりました。

定刻まえにそろったので、出発です。

高尾行はがらがらでした

まずは、中央快速の233系0番台で高尾駅へ。ここで中距離電車に乗りかえです。中央線はここが少し面倒ですね。

高尾で211系に乗りかえます。なかなかのレア車両です。

高尾駅では、中距離電車に乗りかえ。211系がきました。国鉄時代から使われている車両で、今ではこの中央東線と高崎付近でしか見られなくなりました。残念ながらロングシート車でした。

なにやら楽しく見せ合っていますね

中央東線は、高尾から急に山の中に分け入っていきます。次の相模湖駅まではトンネルとカーブが続きます。

子ども達は、外を見たり、なにやら見せ合ったりして楽しんでいます。入会したばかりの子も、徐々に慣れてきているようで、すこし安心します。

大月駅に到着 ここは山梨県ですよ

無事に乗りかえ駅の大月駅に着きました。遠いように思いますが、高尾からは30分ちょっとです。でももう山梨県ですね。

大月駅前で記念写真

ここでトイレ休憩、乗車券購入などをします。記念撮影もパシャリ。

JRと富士山麓電鐵の改札口はちょっと離れていますが、外を通って富士山麓側の改札から入場します。留置線の電車も見られてラッキー!

いよいよ富士山麓電鐵に乗車します

こんな電車が止まってました

今回乗車したのは、富士山ビュー特急8500系。元JR東海が「あさぎり」などで使っていた371系です。ご存知、様々なデザインを手がけられている水戸岡鋭治さんによって改装されていて、車内はゴージャス。3両編成のうち、大月側の2両は自由席(特急券は必要)です。

乗車したのは「富士山ビュー特急」(写真は別日に富士山駅で撮影)

乗車して、まず目が行くのは床の木の模様。寄木細工風です。また窓まわりや壁面にも木を使った意匠が施されていて、とてもいい感じです。

車内がすごく豪華!

日よけも竹で編まれていて、他では見られません。

見てみて!日よけが竹で出来てるよ!

子ども達は、ここでお弁当タイム。車窓に大きく映る富士山を見ながら、お昼です。

お弁当タイム!

お弁当タイム2

楽しい列車の旅はあっという間で、下吉田駅に到着。ここで「下吉田ブルートレインテラス」を見学です。

下吉田駅につきました

まずはブルートレインの前で記念撮影。この日は平日ということもあって、車内には入れずでしたが、昔の寝台車を間近にみる機会となりました。台車とか面白いですね。

展示中のブルトレの前で記念撮影(中には入れず残念!)

また、富士急が独自に発注した5000系「トーマスランド号」も見学。こちらは車内に入れるので、見学。

トーマスランド号 富士急が発注した新車なので、いろいろ興味深いです。

車体の下も見ることができるので、台車の構造についてのミニ説明会などがあって、興味のある子は熱心に見入っていました。まくらばばねがコイルバネの台車は、近年みませんからね。

車内はこんな感じ

下吉田駅も水戸岡先生のデザインで改装されていて、とてもモダンな雰囲気。ここで1時間ほど見学をした後、普通列車で富士山駅へ。ここでいろいろ見学をしたあと、終点の河口湖駅に向かいます。富士山駅がスイッチバック駅なのが面白いですね。

普通列車に乗りかえて富士山駅、河口湖駅に

河口湖駅で、富士山麓電鐵を完乗になります。ここでお土産を買おうとしたのですが、あまり鉄道グッズが無くて残念でした。

帰りは普通列車で、友達同士で何の話をしているのかな?

帰りは普通電車で大月へ。途中の都留文科大学前から乗車が増えるものの、そこまでではなく、無事に大月に到着。

あまり混まないで大月まで

再度211系のお世話になり、高尾乗り換えで八王子に到着。帰りはだいぶ遅くなってしまいましたが、無事旅行会を終了出来ました。

今回初めて旅行会に参加するメンバーも多かったのですが、徐々になじんできている感じがしました。これで2022年の活動は終了となりました。

 

房総縦断の旅 神奈川1団冬の旅行会

鉄道子ども会では、年に何回か日帰りの旅行を行っています。2022年の年末は、神奈川1団が千葉に、東京1団が山梨にそれぞれ出かけましたが、まずは神奈川1団の旅行会の記録です。

12月18日(日)8時半に横浜駅に集合。毎回のことですが、遅刻する人はほぼいません。楽しい旅行の日だと目もぱっちり覚めるのかな?

横浜からは横須賀線・総武快速線で千葉に向かいます。千葉駅で乗り換え、内房線の電車は、最近数を減らしている209系です。

減りつつある209系のクロスシート車に乗車

この電車は、もともとは京浜東北線で走っていたのですが、その後改造を受けて千葉の房総地区の主役になりました。クロスシート、トイレ付ということで、京浜東北線を走っていたのと同じ車両とはとても思えません。

209系だよん

電車は空いていたので、座っていきますが、五井までは20分ほどしかありません。五井駅で降りて、いよいよ小湊鐡道に乗車しますが、その前に時間があるので小湊鐡道のSLと車庫を覗いてみます。

五井駅につきました。千葉駅からそんなに遠くないです。

今日は日曜日ということで、職員の方がいらっしゃらないので、前の道からSLを見学。その後線路際に移動して車両基地を見ます。

小湊鐡道のSLの前で記念撮影 日曜のため中に入れず残念!

小湊鐡道の車両群 見ごたえあります

当然ですが、小湊鐡道は非電化ですので、ディーゼルカーがたくさん。中でもJRの東北地区からやってきたキハ40系は、朱色一色で目を引きます。

たらこ色のキハ40もいました

駅に戻って、いよいよ小湊鐡道に乗車です。乗車したのはキハ208。1970年に日車で製造された小湊鐡道200形の一両で、設計のベースは国鉄のキハ20系ですが、小湊鐡道のオリジナル車両です。エンジンはDMH17Cですので、昔のエンジン音を楽しめます。

いよいよ小湊鐡道に乗車

1時間少しの旅のはじまりです。乗車してすこししてから、ある子から「会長、床の下からなんかすごい音がします!」と聞かれました。そうなんです、ディゼルカーですから、バスと同じで車体の下にはディーゼルエンジンがついていて、その動力で動いているのです。普段は電車なのですが、今回初めてディゼルカーに乗った子も何人かいたようです。

車内は全員着席でき、良い感じ

朝が早かったので、寝落ちの子もちらほら

最初は田園地帯を走っていたのですが、徐々に山に分け入っていきます。最後に長めのトンネルを抜けると終点の上総中野です。

ここでいすみ鉄道に11分で乗りかえです。これを逃すと1時間次の列車までありません。いそげいそげ。

上総中野駅でいすみ鉄道に乗りかえ

乗り換え時間が割と短いです

いすみ鉄道に乗ります

いすみ鉄道はいすみ301に乗車。ディゼルカー1両の編成ですが、スムーズに乗車できました。この車両は2012年新潟トランシス製の軽快気動車で、エンジンはコマツ製のようですが、馬力があるため電車のような加速で驚きます。

いすみ鉄道乗車中

大多喜駅に到着

約20分で大多喜駅に到着です。この後お昼ご飯を食べてから「房総鉄道中央館」の見学に向かいます。

この施設は、駅から徒歩数分のところにあるのですが、巨大な鉄道模型のレイアウトがあり、ここだけで一日遊べてしまいそうです。現在は日曜日しかやっていないようですので、行かれる方は事前に確認をお願いします。

房総鉄道中央館のホームページはこちらから

すごいところを発見しました!

本格的なHOゲージのレイアウト!

時間の関係もあり、後ろ髪ひかれながら駅に戻ります。大多喜駅から大原まで乗車します。大多喜駅には、ちょうどキハ52とキハ28の2両編成がとまっていました。

大多喜駅で記念撮影

キハ52+キハ28がとまっていました

大原までの列車では、運転士の方が子ども達にも前面が見られるように配慮いただき、子ども達も前面にかぶりつきです。ありがとうございました。

車両の前にかぶりつき

終点の大原では、いすみ鉄道のお土産をみんなで購入。鉄道ファン向けの商品が多くてみんな楽しそう。駅前で記念撮影もしておきました。

大原駅で記念撮影

特別塗装の特急「さざなみ」

大原からは、外房線で上総一ノ宮駅へ新鋭のE131系0番台に乗車。内房線、外房線、総武線、成田線、鹿島線などでのワンマン運転用に開発された車両で、2両編成で運転されています。

この列車は結構混んでいました。さすがに電化線ですね。終点の上総一ノ宮では、車両の前で記念撮影。

E131系0番台を背景に

この駅で途中下車します。行先表示で横浜でもよく見かける「上総一の宮」ですが、降りたことのある人は少ないのではないでしょうか。降りてみると、とてもモダンな感じの駅で驚きます。

上総一宮駅 モダンな感じの駅でした

上総一ノ宮駅で時間を調整したのは、横須賀線直通の始発を待ってのことでした。ここから横浜までは乗り換えなしで帰ります。

乗ってしまえばあっという間!なんてことはなくて、2時間を超える乗車となりました。子ども達は駅名しりとりをしたり、写真を見せ合ったしながら過ごします。途中の夕日がきれいでした。会としては遅めの18時半過ぎに横浜駅で解散となりました。

帰りは217系で一気に横浜まで

房総縦断は時間がかかるので、仕方がないのですが、本当はどこかで1泊したいくらいの行程です。次回はどこか温泉でゆっくりしましょうか?