鉄道子ども会の夏旅行、1回目がはじまりました。無事予定の常磐線に乗車しました。
「旅行会」カテゴリーアーカイブ
残念なお知らせ>夏合宿は宿泊を中止し、日帰りの旅行会に変更
鉄道子ども会竹内です。今年3月から準備してきました夏合宿ですが、昨日の臨時スタッフ会を受けて、宿泊を中止し、日帰りでの旅行会に変更することとしました。
まだ詳細は決まっておりませんが、1日目の日程を生かして、そのまま帰ってくる案になる予定です。
新型コロナウイルス感染症再拡大を受けて、途中で発熱者が出た場合などはスタッフが足りなくなるなど問題もあり、急遽このような判断をさせていただきました。
関係向きには別途お知らせしますが、すでに入金いただいている方で不参加になる方については、詳細確定次第返金処理をさせていただきます。
取り急ぎお知らせさせていただきます。
2月中のリアル開催行事は中止といたします
鉄道子ども会では、2月20日小旅行会と2月27日の交歓会(参宮橋)の開催を予定しておりましたが、本日(2月6日)に開催した会員向けのオンライン会で、学級閉鎖や学校閉鎖が相次いでいる状況が確認できましたので、スタッフ間で協議の結果、2月中の実開催の上記2活動については中止といたします。
楽しみにしていただいていた皆様には本当に申し分けありませんが、何卒ご了承ください。
なお、2月27日に予定しておりました新規入会者向けの説明会とオリエンテーション(該当者のみ)もあわせて中止となりますので、お間違いないようにお願いいたします。
旅行会に行ってきました(岳南&御殿場線)その2
東海道線を乗り継いで静岡県吉原駅についた鉄道子ども会一行は、いよいよ岳南電車に乗車します。
7000系25周年は、ヘッドマークだけでなく、サボにも入っていて、なかなか気が利いています。
吉原を出た7000系は、しばらく東海道線と並走したあと、ぐっと右にカーブして吉原の市街地へ入っていきます。もともとの東海道53次で出てくる吉原宿は、岳南電車の駅で言うと吉原本町の北側あたりのようです。
岳南電車は各駅から富士山が見えるのが特色ですが、雲がやっと切れて、富士山の下半分が見えるようになってきました。
20分ほどで終点の岳南江尾。ここでは折り返しの時間を使って見学をします。反対側のホームにはおなじ7000系の7003が留置中。7000系2両の並びが撮れました。
7003は、冬の装飾をしていて目を引きます。こっちにも乗りたかったな~。
みんな思い思いに写真を撮ったりして過ごします。この駅の隣には東海道新幹線が通っていて、数分ごとに電車が通過していきます。新幹線と一緒の写真を撮ろうとしている子もいました。
岳南電車の終点まで来ましたので、完乗記念の撮影。マスクをとっている間は息を止めてもらっています。
17分の折り返しで、岳南富士岡に向かいます。この岳南富士岡には、検車系の事務所と電気機関車を展示している岳鉄機関車広場があります。
この岳南富士岡駅では、班ごとにお昼と見学を行うことに。班によっては駅のベンチで食べたり、機関車のそばで食べたりといろいろ。
岳南鉄道は、もともとはこの地域の工場(主に製紙工場)の輸送のために活躍していた鉄道で、そのために貨物をけん引するための機関車も保有していました。しかし国鉄民営化でJRになったあと、吉原駅でのJRの貨物扱いが終了したためやむなく岳南鉄道も貨物扱いを廃止し、今に至っています。そのため、岳南電車沿線には昔の貨物ヤードの名残などがあちこちに残っているのです。
機関車は、どれもきれいに整備されていて一見の価値があります。また一部デッキに登れる車両もあります。
この他、写真は撮りそこないましたが連結器の動作もわかるようになっていて、子ども達の中には初めて見たという子も多くいました。
機関車広場には、ウッドデッキがあるのですが、この日は地元のボランティアの方がプラレールの運転体験をされていました。
鉄道子ども会のメンバーも、すさまじくはしゃいで遊んでいます。楽しそうですね!今日はちょっと時間がなくて残念でした。
最後にここでも記念撮影をして、岳南富士岡を後にしました。
予定より早めの電車に乗車し、吉原へ。鉄道子ども会の外活動では、基本は班行動になりますので、下車などの際には班ごとに人員確認を行っています。最初はぎこちないのですが、慣れてくればスピーディに行えるようになります。
吉原から東海道線で沼津へ。211系が来ないかなと期待していましたが、313系のクロスシート車がきました。この車両はなかなか乗り心地も良いですし、騒音も少なく感じました。車両が良いのか、保線が良いのか?
沼津で御殿場線に乗りかえます。こちらも313系の2両編成。こちらも空いていて、着席します。
御殿場線は近いわりにはなかなか全線乗り通す機会がないので、初めて乗車するという子がほとんどでした。沼津を出るとどんどん登っていきます。乗車していてもはっきりわかる上り坂で、数字で言うと25パーミル程度の上りが連続するのですから、開通当初は蒸気機関車で大変だったろうと思います。
御殿場線は、丹那トンネルが開通するまでは東海道本線だったため、優等列車も貨物列車もすべてこの御殿場周りで運転されていました。この坂を上るためには通常の機関車だけでは登れないために、補機という補助するための蒸気機関車を列車につけて運行されていました。そのため沼津や国府津、山北などに機関車が多く配備され、それぞれ鉄道の街としても発展したのです。
電車は比較的勾配に強いので、この急こう配を難なく乗り越え、最高地点の御殿場駅へ。そしてそこからは急な下り坂で降りて行きます。その途中の山北駅で下車しました。
山北駅にはD52型蒸気機関車が保存されていて、しかも圧搾空気で動くというすごいものです。動態保存に準じると思います。
このD52型蒸気機関車は戦争中の輸送力増強に対応するために作られた最大の貨物用機関車ですが、軸重が大きいため幹線でしか運用できず、戦後は急速に活躍の場が狭まりました。御殿場線は最後まで活躍した線区の一つです。この大型SLをぜひ子ども達にも見せたいというスタッフYさんのアイディアで急きょ途中下車を組み込みました。
機関車の大きさに感動する子も多い一方、機関車の奥にある公園の遊具を見つけた一同は、完全に童心に帰って(まあ児童ですからいいんですけど)公園で遊びまくっていました。
D52は本当にきれいで、動輪周りにもしっかり注油されています。しめ飾りもついていて新年の準備もばっちりです。次はぜひ動いているところを見に行きたいと思います。
機関車を見学したあとは、山北町の鉄道資料館へ。こちらも初訪問でしたが、中には貴重な資料の展示のほか、子どもたち向けのジオラマなどがあり充実しています。またスタッフのみなさんが知識豊富でいろいろなことを教えていただきました。
今回は閉館時間が迫っていたため、長い時間は見学できませんでしたが、時間はぜひ時間を作ってゆっくり見てみたいと思いました。
山北駅からは予定より1本遅れた列車に乗車、夕日がとてもきれいでした。
国府津からは東海道線で一路横浜へ。青春18きっぷを使っているため、全員同じ行程でないといけない制約はありますが、今回は問題なく旅行会終了しました。
今回は2年ぶりの旅行会でしたが、平均年齢も2歳上がっていることから、みなそれぞれ成長していてトラブルのない旅行会となりました。次回は年明け1月の交歓会(東戸塚と参宮橋)2月は小旅行の予定です。
それではみなさん、良いお年をお迎えください。
念願のキハ40に乗車しました!
広島まで来たのにキハ47,キハ40に乗らない訳には行かないということで、急遽芸備線へ。
丁度来た列車がキハ47の2両編成でしたので、途中の玖村駅まで乗車。帰りはキハ40をつないだ三両編成。念願のキハ40に乗車できました!
これから、広電完乗を目指します。
広島旅行中です
鉄道子ども会OB企画の旅行に付いて来ています。昨日の広島はあいにくの雨でしたが、広島地区の標準車両、227系に乗りまくりでした。
可部線も全線完乗。思った以上に乗客が多くておどろいたり、アストラムラインから広島を眺めたりと、皆さん楽しんでいました。
夜はお決まりのお好み焼き!美味しかったですね。
今日は芸備線でキハ47乗車にトライし、その後広電まつりになる予定です。
安芸の宮島は雨です(OB企画旅行)
旅行会に行ってきました(岳南&御殿場線)その1
12月26日(日) 約2年ぶりの旅行会を行いました(前回は2019年12月の銚子電鉄)。目的地は、静岡の岳南電車。そして帰りには御殿場線(なかなか全線乗る機会の少ない)に乗車するプラントしました。岳南は5年ぶりの訪問ということになります。
集合は東京1団の子も参加することからやや遅めの8時半横浜集合。5年前の時は戸塚駅に7時集合とかで鬼のような計画でしたが。
乗車した東海道線は、休日のみ熱海延長ということもあってか、かなり空いていました。途中から着席可としました。鉄道子ども会では、電車に乗るときは事情がある人や場合を除いて原則着席はしません。しかし、がらがらなのに立っているのも邪魔になりますので、状況によっては着席させることもあります。
子ども達は、久しぶりに会う子もいて、これまでの旅行の話や撮りためていた写真をお互いに見せたりして和気あいあい。みんな楽しそうでいいな~。
小田原を過ぎると、風景ががらりとかわります。見せ合っていたスマホも飽きてきたのか、みんな外に集中しだします。この鉄橋は有名な撮影地だとか中学生が教えると、小学生たちが目を輝かせるのがわかります。傍目で見ていて面白いですね。
熱海で乗り換えます。ここからJR東日本からJR東海に会社が変わり、車両も313系というJR東海の在来線電車の標準車両に変わります。しかし! ここまで15両編成が、たった3両編成のロングシートになってしまいます。ここからは立席になります。
乗車したのは先頭車両のクハだったのですが、どうしてもインバーター音が聞きたいという子もいて、興味がいろいろなところにあるのがわかります。確かに東海の電車は東エリアでは乗れないですものね。
その他、表示機やドアの開閉ボタンなどが日ごろ乗りなれている東日本の車両と違うと言って、みんなで騒いでました。表示機なんて同じにしか見えないんですが、作っているメーカーが違うのではないかとのこと。
そんなドタバタ中にさらにドタバタが。「なんかカバンから水が漏れてる。おにぎりの水滴かもしれない」とのこと。調べてみると逆さに入っていたペットボトルの水が、キャップが斜めに閉まっていて(よく外国製のペットボトルだとなることありませんか?)それで水が漏れていたのでした。幸い被害はなかったので何よりでしたが、こういうことも良い経験だと思います。
岳南乗換駅の吉原に予定通り到着しました。
岳南電車への乗り換え専用跨線橋が名古屋方にありますので、そちら経由で乗り換えます。乗りかえ改札にも自動改札機がありますが、青春18きっぷなので、駅の係員さんに確認してもらって下車します。
この日は風が結構強く、富士山にはこの時点では雲がかかっていてあまり見えないというコンディション。次の電車まで30分弱ですが、ホームで撮影したり、岳南グッズを買ったりして過ごします。
来た電車は、7000系のトップナンバー7001。1両編成で両側に運転台がある電車です。岳南電車にはこのほか2両編成の電車も2種類走っています。この7000系に乗車できたのはラッキーでした。
そしてこの日はこの7000系就役25周年を記念しての「全線運賃無料Day」になっており、何度乗っても無料ということになっていました。この件は直前まで知らずに、岳南電車にお昼の食事場所の件で問い合わせた時に知った次第です。
岳南吉原を定時に発車した7001は、一路終点岳南江尾を目指します。(その1ここまで)