「勉強会」カテゴリーアーカイブ

講演会「京急線 いろんなイベントのウラ舞台」を開催しました

日本民営鉄道協会様のご協力のもと、京急電鉄兼務の飯島学さんによる会員向け講演会「京急線 いろんなイベントのウラ舞台 ~鉄道フェスタ・おもしろ駅名・貸切列車~」を2025年3月9日に開催しました。

講演会の様子

飯島さんは京急電鉄での仕事を振り返りながら、様々な業務の中で、「自分でやりたいと思ったこと」を強い思いと工夫で実現にむけて乗り越えてきた経験を語られました。この話は、子どもたちにも大きな勇気を与えてくれたと思います。

最後の質問コーナーでは、多くの質問が寄せられ、対応に苦慮するほどでした。質問の内容も多岐にわたり、興味深いものが多く、京急と西武の関係性(品川つながり)などについては、納得できる内容で、みんなうなづいていました。

小学低学年の子どもたちも1時間半の講演を最後まで集中して聴いており、興味のある内容であれば集中力を保てることを改めて実感しました。

今回の講演会は約5年半ぶりの開催となりましたが、このような機会は大変貴重です。今後も様々な企画を検討していきたいと思います。

講師の飯島様、ありがとうございました。

飯島先生を囲んで

※写真は故意に解像度を落としています

デジタル一眼レフカメラの使い方を学びました

2月1日(土)、品川のキヤノンプラザ Sで、鉄道子ども会のカメラに興味のある子ども向けのスペシャルワークショップ「~デジタル一眼レフカメラにチャレンジ」を行いました。

これはキヤノンマーケティングジャパン様の全面的な協力のもと、キヤノンプラザS内で、実際に「EOS KISS X9」を一人に1台お借りして、本当に撮影を体験するという本格的なものです。

午前中の前半は小学低中学年、午後は小学高学年~中学生という切り分けとしました。

勉強会の後方では保護者のギャラリーも

まず子ども達には、デジタル一眼レフカメラの特徴に続いて早速実際にカメラを使っての実習。机の上の動物の置物の撮影から入るのですが、いわゆるオートモードではなく、プログラムモードにして露出を上下させるなどの高度なことまで教えているのにはちょっと驚きました。

まずは動物の撮影にチャレンジ

みんな真剣です

中には飽きる子もいるかと少し心配していたのですが、みんな異様な集中力で真剣にカメラでの撮影をしています。交換レンズも多数ご用意いただき、レンズを変えると写り方が変わることも実感。普段は触れないような高級なレンズも借りて使う子もいて、かなり盛り上がります。

今回お借りしたEOS KISS X9は後ろのモニターがタッチパネルになっていることと、電源の切り替えスイッチで静止画(写真)と動画を一回で切り替えられるなど、初心者にもやさしい設計。一方で各種設定でかなりのことができるので、いざという時にも役立ちそうです。

動く被写体にチャレンジ

続いて鉄道ファンには必修科目の「動く被写体」を捕らえるために、プラレールとNゲージの模型をご用意いただきました。当然ですが子ども達はそのあたりに群がって写真撮影。

ご用意いただいたNゲージでも撮影 車両がマニアックでした

一通り撮影が終わった後、自分の写真の中から1枚を選んでプリントアウトしていただいたり、グッズにしてもらえたりと至れりつくせりです。

キヤノン様は東京2020の公式スポンサーのため、館内に2020コーナーがありました。次回はもうなくなっているはずなので、この前で記念撮影としました。

午前の部最後に記念撮影

午後の部も内容はほぼ同じですが、さすがに高学年になると写す内容も視点も違ってきます。この辺は見ていて面白いです。

午後の部は高学年から中学生に

あっという間に午後の部も終了。午前組と同じく2020の背景の前で記念撮影を行い、解散となりました。

午後の部の記念撮影

今回は初めてのキヤノンマーケティングジャパン様との共同企画でしたが、大変お世話になりました。御礼申し上げます。

内容も教えていただいた先生方の対応も素晴らしく、子ども達は大満足だったようです。また違う形でも含めてこのような企画が出来たらと願っています。

勉強会&Nゲージ運転会、交歓会を行いました

7月21日(日)に東京代々木の国立オリンピック記念青少年センターで、神奈川1団、東京1団合同の交歓会を行いました。

今回は初めて午前中、10時から2名のゲストをお迎えして勉強会を行いました。

最初は、鉄道会社で現在車掌をされている方からの「どうしたら鉄道会社に入れるか」という題名での講演。会長がインタビューする形式で進めました。現役の方ということもあり、詳細はここでは記載しませんが、仕事について日ごろの苦労ややりがい、ハプニングなどをお話いただき、子ども達も熱心に質問をしていました。

現役の車掌さんによる講義

お二人目は、鉄道車両の専門の方に講義をしていただきました。今回は特に目を向けることの少ない台車(ボルスタレス台車、揺れ枕、車軸の保持の仕方など)についての解説、またパンタグラフについてなどの説明をいただきました。相当高度な内容でしたので、一部はきょとんとしていた子もいましたが、高学年では理解の進んだ子も多くいたようです。

車両に関しての講義

日ごろ鉄道を楽しむことが中心の会ですが、高学年になってくるとそれ以外の刺激があっても良いのではないかと言うことでスタートさせましたが、今後も折を見て実施したいと思います。ここでイレギュラーですが、ゲストも含めて記念撮影となりました。

みんなで記念撮影

 

午前の部は2時間で終了し、お昼休みと、その時間を利用してNゲージの運転会の準備をします。今回は会場が少し小ぶりでしたので、中高生が少しコンパクトなレイアウトを作ってくれました。

レイアウト組み立て中

子ども達は思い思いに車両を出して走らせています。以前子ども達に模型の運転で何が面白いのかと聞いたところ、「広くて大きな線路で遊べる」というほかに、「自分の持っていない車両を運転できる」という答えがあり、なるほどと思ったものです。みんなで仲よくいろいろな鉄道談義をしながら楽しみます。

15時過ぎからは模型を切り上げて交歓会に。交歓会では各自身近な鉄道の話題を発表します。みんな思っているより行動範囲が広いな~というのが印象です。

鉄道情報をそれぞれ披露します 人前で話す練習にもなっているようです

最後に有志による発表。今回は恒例のクイズを3人で調整して作ってきてくれました。いつもながらに難問です。

クイズの時間

そうこうするうちに時間となり、朝からの交歓会は終了です。場所がこれまでと違いましたが、時々はこのような会も良いのではと思っています。