7月21日(日)に東京代々木の国立オリンピック記念青少年センターで、神奈川1団、東京1団合同の交歓会を行いました。
今回は初めて午前中、10時から2名のゲストをお迎えして勉強会を行いました。
最初は、鉄道会社で現在車掌をされている方からの「どうしたら鉄道会社に入れるか」という題名での講演。会長がインタビューする形式で進めました。現役の方ということもあり、詳細はここでは記載しませんが、仕事について日ごろの苦労ややりがい、ハプニングなどをお話いただき、子ども達も熱心に質問をしていました。
お二人目は、鉄道車両の専門の方に講義をしていただきました。今回は特に目を向けることの少ない台車(ボルスタレス台車、揺れ枕、車軸の保持の仕方など)についての解説、またパンタグラフについてなどの説明をいただきました。相当高度な内容でしたので、一部はきょとんとしていた子もいましたが、高学年では理解の進んだ子も多くいたようです。
日ごろ鉄道を楽しむことが中心の会ですが、高学年になってくるとそれ以外の刺激があっても良いのではないかと言うことでスタートさせましたが、今後も折を見て実施したいと思います。ここでイレギュラーですが、ゲストも含めて記念撮影となりました。
午前の部は2時間で終了し、お昼休みと、その時間を利用してNゲージの運転会の準備をします。今回は会場が少し小ぶりでしたので、中高生が少しコンパクトなレイアウトを作ってくれました。
子ども達は思い思いに車両を出して走らせています。以前子ども達に模型の運転で何が面白いのかと聞いたところ、「広くて大きな線路で遊べる」というほかに、「自分の持っていない車両を運転できる」という答えがあり、なるほどと思ったものです。みんなで仲よくいろいろな鉄道談義をしながら楽しみます。
15時過ぎからは模型を切り上げて交歓会に。交歓会では各自身近な鉄道の話題を発表します。みんな思っているより行動範囲が広いな~というのが印象です。
最後に有志による発表。今回は恒例のクイズを3人で調整して作ってきてくれました。いつもながらに難問です。
そうこうするうちに時間となり、朝からの交歓会は終了です。場所がこれまでと違いましたが、時々はこのような会も良いのではと思っています。