鉄道子ども会は今年3年ぶりに夏の旅行会(茨城)を行いました。
前半の7月29日(金)に神奈川1団を中心にしたメンバーで「ひたちなか海浜鉄道」に伺いました。
朝8時に東京駅集合でしたので、ちょっと早すぎたかなとも思いましたが、みんな時間前に集合していたのはさすがです。早速上野駅まで移動して常磐線に乗車します。
この常磐線に約2時間半乗車します。上野を出るときは15両編成でグリーン車も2両ついているのですが、なんと途中の土浦で後10両が切り離され、終点の勝田まで行くのは前の5両だけ。ということで前5両に乗車します。
常磐線の見どころその1は、取手駅の関東鉄道。左手のホームに関東鉄道のディゼルカーが止まっています。
見どころその2は、取手~藤代間のデッドセクション。昔の電車は無電区間に入ると照明も消えたのですが、今は冷房が止まる位で分かりにくくなりましたね。
みどころその3は水戸駅の貨物支所のEF81などの機関車。
といろいろ見どころはあるのですが、さすがに2時間半は疲れました。
勝田駅で乗り換え。ちょうど501系の普通列車が勝田駅に到着。上野口では見ることが出来ない車両です。
さて、いよいよお目当ての「ひたちなか海浜鉄道」に乗車します。ひたちなか海浜鉄道の勝田駅の改札は、なんとJRの駅構内の中にあります。
時間が少しあったので、ホームで記念撮影など。そうこうするうちにひたちなか海浜鉄道の車両がやってきました。
キハ37100-03です。
夏休み中の平日にもかかわらず結構な乗車率になっていて、子ども達はじゃまにならないように分散して乗車します。なかにはお決まりの運転席後ろに陣取るメンバーも。
この車両は運転席は半室のため、一番前に近いところまで近づくことができます。緑の濃い沿線の風景も、迫力があります。
ひたちなか海浜鉄道の中枢駅、那珂湊駅に到着
早速ヘルメットをお借りし、係の方の指示のもと見学を開始です。
ヘルメットはかぶりなれない子が多くて、結構時間がかかりました。
しかしこの日は暑かったです。風もほとんどなく、快晴という状況で大変でした。こういう時に心配なのが熱中症ですが、少し調子の悪い子も出たものの、水分を適宜取りながら進めたためもあって、概ね問題ありませんでした。
車庫の中は、いろいろ興味深いものがあって、子ども達も見入っています。
ということで見学の時間はあっという間に過ぎてしまいました。
そろそろお昼の時間ということで、特別にキハ205を用意いただいて、その中でお弁当をつかうことにします。
車両の中で食べるお弁当はまた格別です。また、食べ終わった子は駅で記念のキーホルダーなどを買っています。
予定の時間をオーバーしたため、予定を組み替えて1本後の列車に変更しました。那珂湊駅を離れ、ひたちなか海浜鉄道の終点、阿字ヶ浦を目指します。
阿字ヶ浦までの車窓は、海が見えたり、サツマイモ?の畑があったりと変化に富んでいます。10分少しで終点の阿字ヶ浦に到着します。
これでひたちなか海浜鉄道を完乗となりました。ここからは帰路になります。
勝田駅で乗り換え、常磐線に乗車します。さすがにみんな疲れも。
終点上野で乗り換え、無事に東京駅で解散となりました。
7月29日のその1はここまでです。8月19日には東京1団中心のその2の旅行会が行われましたので、それはこの後アップしましょう。