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行ってきました! 新京成見学&流電乗車

2018年10月20日(日)、新京成電鉄の開催する一般公開(新京成サンクスフェスタ2018)に合わせて、新京成電鉄の完乗と、すこし足を伸ばして流電(流山電鉄)にも乗ろうという見学会&旅行会を実施しました。

当日はお天気に恵まれて絶好の旅行日より。暑くなく寒くなく一年でもいい季節です。横浜駅のスタートがやや遅れましたが、京急のホームに急ぎます。特急の高砂行きに乗車しますが、結構混んでいます。土曜の朝ですから、いつもの日曜と違い人の動きも多いのです。

結局席がガラガラに空いたのは都営線の浅草を過ぎてからでした。班ごとに乗車していて、見知った友達同士でいろいろ楽しそう。電車の話だけではなさそうです。

京成線内にはいってやっと空きました

地下鉄線内は景色も見えないのですが、押上から先は地上区間。京成電鉄に乗車するのが初めてと言う子も多く、みんなきょろきょろ。高砂駅は上下2層の高架駅で、ここで京成の各停に乗り換えます。

青砥で成田アクセス線と分かれると、ほぼ地上区間を走ります。落ち着いた感じの住宅街が広がりますが、踏切も多くて運転士さんは大変だと思います。

各停の終点津田沼まで乗車します。ここでいよいよ新京成に乗り換えです。

新京成(別日撮影)

始発でしたので、先頭車に乗車。当然多くの子どもが運転席の真後ろに。みんな初めての路線なので興味津々なのです。

先頭車ですから、こうなりますね~

津田沼を出ると、次の新津田沼までは新京成線唯一の単線区間に入ります。相当急なカーブを抜けて新津田沼へ。JRの津田沼へはこの新津田沼で乗り換えるほうが便利で大型の商業施設もあるためここから結構乗ってきます。

新津田沼からは複線で、各駅停車ながら快調に走ります。周辺も住宅街が途切れません。途中成田スカイアクセスをくぐったりして、約30分ほどで車両基地のあるくぬぎ山駅に到着です。

くぬぎ山駅でパチリ

みんなで記念撮影をしてから下車。この駅前に新京成電鉄の本社があります。車両基地もあり、この会社の中枢を担っているエリアということになります。

駅を降りると、係の方が道に立っていてくれて、車両基地へ誘導してくれます。住宅街を通るので、邪魔にならないように1列で班ごとに進みます。

車両基地まで1列で歩きます

15分くらい歩くと、いよいよ車両基地の正門に付きます。ここでエリアマップをもらって入場します。ここからは大人数での見学は厳しいため、班ごとに見学をすることにします。

パスモくん?に捕まる団員?

車両の展示を始め、いろいろなイベントが開かれていて大盛況。第一会場と物販中心の第二会場があり、私が同行した2班は、その間を行ったり来たりしてちょっと疲れました。この時期にしては気温も高かったかな。

踏切脱出体験 押すと出られるんですね
新京成の車両揃い踏み キレイな電車が多いですね
台車の形がかわっています
一緒に回った2班のメンバー

見学時間はあっという間。2時間ほどで見学とお弁当を各班で食べて再集合。車両基地前でみんなで記念撮影。

くぬぎ山でぱちり

くぬぎ山駅まで戻り、再度乗車して終点の松戸を目指します。新京成線は優等列車がないため、すべての電車が各駅に止まります。松戸まで7駅ほどで新京成線完乗となりました。

松戸で新京成線完乗の記念撮影

ここからJRの常磐緩行線に乗車し、2駅先馬橋駅へ移動。ここから流電(流山電鉄)に乗車します。

流電はJRと跨線橋で結ばれていますが、改札は全く別ですし、自動改札機もありません。スイカやPASMOなどのIC乗車券が使えない私鉄です。※先日まで湘南モノレールもIC乗車券が使えませんでしたが、利用できるようになりました。

みんな終点の流山駅まで子供100円、大人200円のきっぷを購入します。

流鉄 馬橋駅
馬橋駅での集合写真

車両は元西武鉄道の新101系を改番した5000系(クハ+クモハ)ですべて塗装と愛称は異なるのが特徴。この線はワンマン運転ですが、駅に駅員さんがいるため、運転士さんは運転のほかはドア扱いをしますが、料金収受はありません。

車内はこんな感じ

馬橋の次の幸谷駅は、JR新松戸駅のすぐ横であり、それなりの乗車があります。武蔵野線に乗り換えるならこの駅が便利だからのようです。

住宅地を抜け、途中の小金城趾駅で対向列車と交換し、終点流山駅に向かいます。子どもたちはまたまた先頭車の運転席後ろで前方を見ている子が多かったですね。

流山駅で

終点の流山に到着して、流鉄流山線完乗となりました。

この日は街のお祭り「灯籠まつり」で、16時からお祭りが始まるということでしたが、時間の関係で帰らなければならず、少し惜しい気がしました。流山は、私も初めて知ったのですが、日本一の「みりん」の産地なんだそうです。よく「万上本みりん」というみりんが売っていますが、流山産です。街には万上通りという道もあるとか。

流山は「みりん」の産地!

お祭りで準備中だったのですが、ご厚意で白玉だんごにみりんベースのタレを掛けたお団子をごちそうになりました。なかなか美味しくて、みりんの味を再発見しました。

駅前に地元のボランティアガイドの方が多くいらしたので、少しお話を聞きましたが、醤油と味醂づくりの大きな差は「もち米」を入れるかどうかなのだそうです。ちなみにみりんにはもち米が入ります。

流電の路線図
運転席付近

帰りは定刻の電車に乗車して帰りますが、千代田線は相当混んでいて、立つのも一苦労。乗り換えた副都心線&東急東横線もそれなりに混んでいて、ちょっと子どもたちもつらそうでしたね。

ほぼ予定通りに横浜に到着。解散となりました。

今回は、実は割と引率が楽な旅行になりました。というのも班行動がみんな板についてきて、班長さんやサブリーダーが各班をうまくまとめてくれるようになったからのようです。

見学のときなどは班によって見るところにムラがあったようですが、それもまた班行動ならではと思ってもらえているようで、やっと形になってきたなあと実感している次第です。

次回は11月のボランティア活動になります。