2021年6月5日 2年ぶりに開催された、「西武・電車フェスタ2021 in 武蔵丘車両検修場」に幸運にも当選しましたので、お出かけしてみました。
特急「ちちぶ」も最寄りの高麗駅に臨時停車するというので、時間の良い「ちちぶ11号」で池袋から向かいます。ラビューに乗るのは初めて!でテンションが上がります。




高麗について、杉浦リーダーと合流します。歩くこと15分ほどで検修場につきます。思ったより近く感じます。ほどなく12時の回の入場がはじまりました。

入場時には、電子チケットの確認、検温、手のアルコール消毒と流れるようで、随分と考えられているな~と感心。現場がしっかりしているように感じます。
場内に入ると、早速会員に見つかり、一緒に回ることに。この工場の展示は何といっても実物(特に下回り)を詳しく見ることが特徴です。
車輪だけでも、様々な種類があるので、見比べるだけでも面白いです。


なかでも、車輪とギアの関係をカットモデルで示したこの展示は秀逸。右下のところに実際はモーターが付き、それが回転するとオレンジ色の上のギアが回転するところが見られます。

また、初めてPMSMモーター(永久磁石を使った高効率モーター)の実物を見ることが出来ました。確かに他のモーターより一回り小さいですね。その他、MG(電動発電機)やコンプレッサーなどの展示も年代ごとに追って展示されていて、とても勉強になります。この他車体関係の展示も豊富で、特に最近鋼製車輛が少なくなってきているため、パテ塗りの現場を初めて見る子も多そうです。
工場公開のイベントは数多くありますが、ある意味で一番硬派で、本格派のように感じます。コロナの関係でイベントなどがなくなった影響もあるのでしょうが、周りにいる説明員のみなさんも子どもたち向けにしっかり丁寧にお話をされていることがとても好感が持てました。
また工場の外では、レッドアロークラッシックと「旅するレストラン『52席の至福』(4000系)」の撮影も行われていて、こちらは30分ほど並びました。レストランの方は抽選で当たれば中でお茶もできるようでしたが、残念でした。

14時に入口付近で待ち合わせをしましたが、二組の会員と合うことが出来ました。みなさんチケット確保が難しかったそうです。また違うタイミングでもう一組とも会えましたので、合計3組とお会いできたことになります。
ということで、あっという間の3時間でした。軽く1万歩は歩いていたと思います。
正直この時期にイベントを開催したことは、いろいろな意見もあるのかもしれませんが、問題なく運営されていました。これに続いて、他社も行事を再開していただければと思った次第です。子ども会も活動再開できる気がしてきました。