京急ファインテック久里浜事業所の見学会

台風が近づくなか、京浜急行の車両工場である、京急ファインテック 久里浜事業所(神奈川県横須賀市)に一般公開にあわせてうかがいました。このところ、台風接近(小田急)、雪(西武)と立て続けに天候によるイベント中止に泣かされていたので、久しぶりの見学会となりました。
東戸塚を予定通り出発。横須賀線は逗子で4両切り離しをして、11両で久里浜に向かいます。子どもたちはこの「切り離し」作業に興味津々。去年も見ているはずなのに、わざわざ見に行くことに。
昔と違って、連結器も自動化されていて、本当にあっけないのですが、子どもたちは真剣に見入っていました。
JR久里浜駅から京急久里浜駅まで歩き、無料のバスに乗車。ほとんど雨が降っていない状況で、このままお天気が持ってくれればと念じながら事業所に向かいます。
工場について、まず車両などの展示を見ていきます。塗装途中の白い車両やなどはやはり見慣れないため目を引きます。近くの係りの方によると、白でも狭い幅ならば後から塗ったり、シール材を貼ったりもできるそうですが、京急くらいの幅になるとそうもいかないのだそうです。
また、簡易運転台を子どもたちが見つけて、係りの方に教わりながら動かします。昔の2ハンドルで、1000系あたりのお古なのでしょうか。デッドマン装置は危ないので固定されていました。
屋外には、去年引退した1000系や、廃車が進んでいる800系に、最新鋭の車両が一同に並びなかなか壮観です。このあたりから雨がぽつぽつ落ちてきたのを合図に、開放されている食堂で昼食をとることにします。食事後、いろいろな鉄道会社がブースを出しているコーナーを回ります。子どもたちは思い思いの品を見つけていました。
去年までは久里浜駅まで臨時電車があったのですが、今年からはかえりもバスになりました。降車場がちょうどJR久里浜駅のそばだったこともあり、予定を変更してJR経由で帰ることにしました。雨も大粒になってきていましたし、風も出てきていたので、予定よりも早めに帰ることにしました。

 
塗装中                    車両の前で

 
模擬運転台

 
模擬運転台

 
結構な人だかりです                         京急の車両がいっぱい

 
お昼は食堂で


帰りの横須賀線