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緑チーム春の東武旅行会

鉄道子ども会2024年度初の外活動は、緑チームの東武旅行会になりました。鉄道子ども会では、小学1・2年が黄色、小学3~5年が青色、小学6年~中学生までが緑色とチーム分けしています。

通常は団ごとに活動するのですが、今回は団を共通してのチームごとの外活動になりました。

朝8時20分に東武浅草駅に集合。他線の遅れでギリギリになった子はいましたが、みんな無事にそろって特急りょうもう5号に乗車します。

会として、最初の予定から有料座席指定列車を使うのは初めてになりますが、60名近くの乗車になるため指定券の手配などはなかなか大変でした。

「りょうもう」は浅草を出ると急カーブして隅田川を渡り、スカイツリーをかすめて北へ向かいます。子ども達もそれぞれに着席して、外をみながら特急の乗り心地を楽しみます。

「りょうもう」は現在200系を使って運行されていますが、この200系の台車などの下回りは、以前「特急けごん」などで活躍した1700系・1720系(DRC)を再利用していますので、乗り味もなかなか良いです。※台車の写真を見ると、最近の台車とはちょっと構造が違ったり、空気ばねの構造が違うのがわかると思います。

200系の台車(別日撮影)
さすが特急車両です

浅草から終点の赤城まで、約2時間の旅になります。列車の中は、みんな静か。さすが高学年ですね。友達同士でおしゃべりしたり、窓の外の景色を見たり。利根川を渡ると、畑が増えます。試しに今緑や黄色の作物はなにか?と聞いてみたのですが、すぐに「麦!」と正解を当てられてしまいました。麦秋ですね。国産小麦の需要が増えていて、随分作付けも増えているようです。

りょうもう地区路線図(東武鉄道サイト)

終点赤城では、上毛電気鉄道に乗り換えます。乗り換え時間が少ないため、普通であれば乗車券を個別に購入する(上毛電気鉄道はIC系乗車券が使えないため)のですが、今回は事前に団体乗車券を手配してありましたのでスムーズに乗り換え完了です。

方向幕を撮影中
「りょうもう」の前で記念撮影

上毛電気の車両は、昔の井の頭線の車両。以前の群馬合宿の時は車庫も見学させていただきましたので、会としては馴染みのある車両です。

上毛電気鉄道 赤城駅へ入線

途中までは、今きた東武線と並走しますが、やがて分かれて西桐生を目指します。わたらせ渓谷鉄道ともクロスするなど、なかなか鉄道的には面白いエリアです。西桐生に到着します。西桐生の駅はかなり趣深いのですが、今回はあまり詳しくは触れません。

かっこいい西桐生駅

ここからJRの桐生駅まで徒歩で移動します。18分しか時間がないため、今回の旅行会の最大の難所の一つですが、思ったより近かったということで、問題なく乗り換えができました。

桐生駅にいた謎の乗り物 タイヤが多すぎ

桐生駅でホームに上がると、なんとレア電車が待っていました。高崎支社の211系で、両毛線沿線に繊維産業が多かったのをイメージに、矢絣(やがすり)柄の帯に、座席の模様も変えた編成(A28編成)です。なかなか会えない電車の登場にみんな興奮しています。

レア電の登場に撮影に夢中に
座席も特製柄

両毛線は、こんな感じで伊勢崎まで乗車。伊勢崎では隣の東武伊勢崎線に乗り換えますが、ここの乗り換えも10分乗り換えときわどいです。

東武の乗りつぶしなので、なにも上毛電鉄やJRを使わなくてもよさそうですが、東武のこのエリアは列車の本数が少ないため、普通に折り返していると時間がかかりすぎてしまうので、ちょっと無駄の動きのように見えますが、これで1時間くらい時間が違ってくるのです。

3両編成

伊勢崎から予定の電車に乗車。伊勢崎と次の駅までは高架でしたが、そこから先は田園風景の中を走ります。

このエリアの大きな都市である太田に到着。駅前には自動車会社スバルの大きな建物が何本も立っていて、企業城下町ということがよくわかります。この後訪れる西小泉などにもスバルや三洋の工場があり、このあたりは機械精算の一大拠点なのです。

スバル

太田の駅は今朝ほどのりょうもうも通っているので、ぐるっとまわって戻ってきた感じです。太田駅はかなり大きなターミナル駅で、ホームのベンチも多いので、ここでお昼ご飯にしました。

お昼を食べている横に特急到着
班ごとに分かれて食べました

お昼を食べている間にも、電車が発着しているので、みんな写真をとったり、眺めたりしています。いい感じですね。

昼食を終えて、今日の難関路線の小泉線に乗車です。この線は戦前には利根川を渡って、途中妻沼を通って、高崎線の熊谷までつなげる予定だったそうですが、工事途中で放棄され、現在の盲腸線になっています。

運行形態は、赤城から来た電車は太田を通って東小泉まで。そこで館林から西小泉に行く電車に接続する形になっています。まずは東小泉まで乗車します。2駅で到着。東小泉駅ではホーム向かいの線に西小泉行が入ってきます。

到着した西小泉行き電車

乗車してしまえば2駅で終点の西小泉に到着。この辺りは昔は日系ブラジル人の人が多く住んでいたのですが、多くが帰国してしまっていて、最近はそこまででもないようです。

西小泉駅で記念撮影

西小泉駅で記念撮影をして、折り返します。終点の館林まで行って、ここからは帰りです。久喜で急行に乗り換えましたが、なんと東急の5000系車両で、いっきに現実に引き戻された感じです。

この急行ですが、途中で特急に1回抜かれるものの、そもそも停車駅も少なく、また途中からは複々線なのでなかなか速いです。

16時過ぎに東武北千住駅で解散となりました。元気のまだある子ども達は、この後も撮影や、中にはこの日線路切り替えで運休していたメトロの東西線に行くという子もいました。

北千住駅で解散

今回は久しぶりに「乗り鉄」仕様の旅行会にしましたが、特急に乗車したこともあってか参加率も高かったのは意外でした。東武のローカルはなかなか乗りに行く機会もないので、ほとんどの子が初めて行ったという感じでした。時間の関係で今回佐野線は乗車しなかったのですが、何人かからは、なんで佐野線に行かないの?と質問もありましたね。

今回は、スタッフが充実していて、新しい方も3名加わりとても助かりました。徐々にみなさん慣れてきているので、手際が良いです。これからもいろいろ楽しい企画をしていきたいと思います。

次回はなんと、今度の土曜に黄・青チームの5月18日秩父旅行になります。こちらは車庫の一般公開にあわせていきますので、またちょっと違った内容になると思います。